ケツメイシ『さくら』のPVは表情に注目するとストーリーが20倍面白い!

ケツメイシ最大のヒット曲となった『さくら』。当時は曲も売れましたが、同時にPVも話題になりましたね。

そんな『さくら』のPVですが、改めてじっくり観てみるといろんな発見がありますよ。

特に「演者の表情に注目すると20倍は面白い!」と感じるので、今回はその話を書きます。

ちなみに、20倍に特に意味はありません。2021年はメジャーデビュー20周年だから何となく言ってみました(゚∀゚)




ケツメイシ『さくら』のPVを観てみよう

まずは『さくら』のPVを観てみましょう。

 

・・・良い!(。-∀-)b

 

2005年当時、発売前に公式サイト(トイズファクトリーのケツメイシのページだったかな?)でイントロとサビ頭だけ(?)聴けたんですけど、その時に「あっ、この曲すごい!」と衝撃を受けました。

翌日、その気持ちを抱えたまま後ろの席の子に話しかけたら、めちゃめちゃ引かれたんですよね。。。笑

でも、後にPVが解禁されて、そのPVを観た子が「すごく良かった」と言ってくれて、私も嬉しかった記憶があります^^

曲もいいけれども、やっぱりPVも素晴らしいのが『さくら』の魅力の一つですよね。

 

イントロで一気に引き込まれる世界観、ショートムービーを観ているような充実感、最終的に「鈴木えみ、めちゃめちゃかわいいな(。-_-。)」という感情に落ち着く所。

全てがパーフェクトな作品でしょう。

 

では、言わずもがなと思いますが、まずはPVの意味について簡単に考察してみますか。

PVの意味を考察。記憶喪失説はどこから出てきた?

ストーリーとしては「男女が出会って別れて、さくらの木を見ると当時の記憶がよみがえってくる」という事で、まぁこれは歌詞を読んでもわかりますね。

『さくら』のPVの一番の見どころは『4:10~』、曲のブリッジ「Uh~ そっと僕の肩に~」のところですね。

あのシーンを観て、「桜の木の下で出会ったのは偶然じゃなかったんだ!」と分かるのが面白いですよね。

実は桜の木の下で出会うもっと前に、女性は男性の存在に気づいていた。

自転車を押している時にすれ違っていたり、本屋のアルバイト中(?)に見かけていたり、女性はきっかけを作るために、その本を手に取っていたのですね。

 

ちなみに、『4:29』の小首をかしげるシーンが私の『ベストオブ鈴木えみ』です。

仕草がかわいいのはもちろんですが、興味のない分野でも飛び込もうとしてくれる気持ちがかわいい!…ごめんなさい。私の趣味はどうでもいいですね。笑

まぁ、そんなこんなで結局うまくはいかなかったけれど、いい想い出になってるということで、なんとも淡い気持ちになるわけです。

 

私はこんな風に考察したのですが、昔に男性側の『記憶喪失説』を話していた人がいたような…気がします。

おそらく『4:10~』のシーンの時系列をそのままにして解釈すると、そうも見えなくないですが、まぁさっきみたいな解釈の方が私はスッキリします。

『記憶喪失説』自体の記憶を喪失しているので(笑)、気にしなくていいでしょう。

『さくら』のPVは表情に注目すると20倍面白い!

ケツメイシ『さくら』CDジャケット画像

『さくら』のPVの意味を簡単に考察してみましたが、実は私はもっと別のところが気になっています。

それは「このPVって顔のアップ多くない?」ということ。

普段あまり映画やドラマを観る方ではないので、「こういうもんだよ?」と言われたらそれまでなのですが、どうしても違和感を覚えるのでブログで書きたいなと思いました。

ストーリーを理解した上で改めてPVを見直すと、「顔の表情だけで感情の変化が読めるのが面白いなー」と感じるのですよ^^

鈴木えみの表情の変化に注目

鈴木えみさんの表情のアップとその時の感情を勝手に考察してみます。(時間は目安です)

鈴木えみの表情の変化

『1:38』の本を拾ってもらった時は、拾ってもらった感謝よりも「同じ本持ってるって気づいて!」みたいな、『1:50』の本を見せてもらった時は、どこか安心したような感情が見えます。

『2:06』のベンチで話をするシーンは、嬉しさと同時に罪悪感を抱いているようにも感じます。

『2:56』の二人で並んだシーンは、直前で笑みがこぼれていたり、一番充実している時間だったのかなと思います。

『3:14』の怯えてるシーン、かわいい(。-_-。)

『3:38』の「おかえり」と言うシーン、かわいい(。-_-。)

『3:50』のシーンは別れを暗示させるような、「もうダメかもね…」という気持ちになっているかなと。

『4:08』の桜の木の下で振り返るシーン、かわいい(。-_-。)

『4:29』の小首をかしげるシーンは『ベストオブ鈴木えみ』。

『5:17』の窓際で上を見上げるシーンでは、いい想い出として残っているのかなと感じ取れます。表情も晴れやかですね。

『6:10~』のシーンはひたすらかわいい(。-_-。)

というように、表情だけを見ても感情の変化を感じ取れるような気がします。

そして結局、頭の中に残るのは鈴木えみさんがかわいいということ。笑

女性側の行動は、見方によっては小悪魔というかあざとい女性のようにも受け取れますが、このPVでは決してそんな風には見えないんじゃないかな?と。

 

ただ、そう感じるのは私が男だからかもしれません。

男性と女性では感覚が違いますからね。その感覚の違いは『さくら』のPVからも感じ取れるはずです。

ということで、今度は萩原聖人さんの表情に注目してみましょう。

萩原聖人の表情はどう?

今度は男性側の視点でPVを見ていきます。

萩原聖人の表情の変化

『1:00』の屋上で桜の花びらを手に取るシーンでは、過去を思い出していますが、表情はどこか曇っています。なにか意味ありげな気がしますね。

『1:19』の桜の木の下のシーンでも表情は変わらず曇っています。

『1:32』の本を拾うシーンは嬉しい気持ちが出ていますね。「自分も同じ本持ってる!」という喜びが感じられます。

『2:02』のベンチに座るシーンでは表情が晴れやかですが、これは共通の趣味(映画)を持っている人と話せる喜びでしょう。

『2:22』の撮影をするシーン。ここで好きになったのがわかりますね。

『3:40~』の帰宅するシーンは何とも言えない複雑な表情。部屋が片付いていたり、「おかえり」と声をかけてもらえたり、でも、自分の映像作品が認められないくやしさがあったり、一つの感情ではない複雑な状態でしょう。

『5:20』の桜の木を見上げているシーンは、直前に映る鈴木えみさんとの表情との対比で、全てを受け入れられてない感じがします。「いい想い出だけど、後悔もしている」という感情がにじんでいます。

それは『5:43』の自転車が通り過ぎるシーンでも分かります。

おそらく自転車で通り過ぎた女性は他人の空似でしょう。その姿を見て「もしかしてあの子かも…そんな訳ないか」と思って笑っているのですね。

こんな感じで、女性はいい想い出として割り切っているけれど、男性はいい想い出だけれど…と割り切れてない部分が表現されていると思います。

だから『1:00』の表情はどこか曇っていたのかもしれません。

 

こんなところに注目して『さくら』のPVを観ると、今まで観てきた印象とは違ったPVに見えてくるのではないでしょうか。

 

『さくら』のPVにはケツメイシの恋愛観?男女像が反映されてる?

『さくら』のPVを観るとケツメイシの恋愛観や男女像みたいなのが反映されている感じもします。

男性は女性には敵わないような、『No Lady No Life』な精神を持ってるのかなと。

『さくら』のPVを観ても、単純な男と一枚上手な女という印象は受けます。

私も男で単純なので、ああいう出会い方をされたら「嬉しい!好き!」ってなりますが、女性からしたら「いや、あいつ仕掛けてきてるから-.-」とクールに分析するかもしれません。

 

もっと言えば、女性は変化しますからね。

身体もそうですし、(最近は違うかもしれませんが)結婚して苗字を変える事もあります。

常に変化に適応しているわけですから、そりゃタフですし、男性は精神面では敵わないですね。

 

私がちょうど思春期の頃に『さくら』やケツメイシの曲を聴いてきたわけですが、思春期の頃に影響を受けたものってその後の人生に大きく影響を与えるってよく言うじゃないですか?

私の女性の尻に敷かれたい願望…(。-`ω-)願望?(笑)、はケツメイシの影響が大きそうですね。

なぜ『さくら』はノンタイアップなのにあんなに売れたのか?

PVの考察が終わったところで、最後にケツメイシ最大の謎についても触れておきましょうか。

ケツメイシ最大の謎と言えば「なぜノンタイアップなのに『さくら』はあんなに売れたのか?」ということ。

『さくら』はケツメイシ最大のヒット曲となっていますが、どれくらい売れたかというと、ほぼミリオンです。

厳密に言うとこんな感じです。

順位 タイトル 売上累計(枚)
1位 さくら  963,442
2位 君にBUMP 351,784
3位 旅人 342,696
4位 285,938
5位 トモダチ 249,640

(ランキング別に並び替えています)

引用元:ケツメイシ-アーティスト別シングル/アルバム売上補完 @ ウィキ

今はCDの売上枚数でどうこう言う時代ではありませんが、それでもランキングを見ると『さくら』は以上に売れてるのがわかりますね。

数字としてこれだけの結果を出したので、ケツメイシの代表曲というのは『さくら』で間違いないでしょう。

しかも、すごいのはドラマやCMのタイアップが無かったということ。後に映画『ReLIFE』のエンディングテーマで井上苑子さんがカバーしましたが、当時は一切タイアップはなかったはずです。

 

もちろん歌詞がいい、メロディがいい、PVがいいなど曲自体が優れているのは当然だと思いますが、それを言えば他にも優れた曲を生み出しているアーティストはたくさんいます。

では、『なぜ『さくら』はあんなに売れたのか?』、2つの仮説を考えてみました。

『さくら』が売れた2つの仮説

『さくら』が売れたのは『カラオケで歌いたい人が多かった』『桜は日本人にとって特別な花だから』というのが関係しているのではないか?と考えてみました。

 

・カラオケで歌いたい人が多かった

ラップって真似したくなりませんか?

韻やリズムが心地よくて、歌えるようになりたいからCDを買って何度も繰り返し聴いた方が多かったのかなと思っています。

私も『さくら』は歌詞を見なくてもフルコーラス歌えるくらい聴き込みましたからね(。-∀-)

それに、ケツメイシはゴリゴリのラップというよりはポップス寄りのアーティストなので、今までラップの曲を聴いて来なかった人も親しみやすかったのかもしれません。

カラオケで歌いたくなる曲だったのが、売れた要因の一つとしてあるかなと。

 

・桜は日本人にとって特別な花だから

日本人は桜が好きですよね。

見た目の可愛さや美しさに心打たれたりしますし、散った後の地面や水面に映る姿も美しいです。

それに、パッと咲いて儚く散る姿は死生観にも影響を与えていて、どこか崇拝する対象として桜を感じることもあるでしょう。

寒い冬を超えて咲く花なので、その辺りも喜びを感じる対象として感じることもありますね。

そんな感じで、『日本人は桜が好きだから』というのも売れた要因の一つとして考えられるかもしれません。

 

ただ、どちらもデータがあるわけではないですから、あくまでも仮説で実際は何か別の理由があるでしょう。

 

つまり、「なぜ『さくら』があんなに売れたのか?」という謎の答えとしては分からないということです。

 

そう、謎は深まるばかり…(。-`ω-)

 

まぁなんでも答えが見つかればいいというものでもありませんからね。謎のままにしておくのも私は嫌いじゃないですよ。

※この記事は私の勝手な分析です(*´ω`*)