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「推し」の言葉をテーマに作文を書く【タイトル:友達は選べ】

感想文の書き方 読書

久しぶりに文章を書く練習でもしたいなと。

そしたら『日本語大賞』というちょうど良い課題があったので、夏休みの宿題気分で取り組んでみました。

感想文の例としてはちょっと微妙かなと思うけれど、書き方の参考にでもなれば嬉しいですね。

では、2023年のテーマ【「推し」の言葉】の作文をご覧ください^^




「推し」の言葉をテーマに作文を書いてみよう

タイトル:友達は選べ

『友達は選べ』

中学生の頃に言われたこの言葉は、少し形を変えて今も自分の指針として胸に刻まれている。

私が小学生の頃、学校教育は過渡期を迎えた。『ゆとり教育』の導入だ。

従来のいわゆる『つめこみ教育』が批判され、知識偏重の教育から経験重視の教育に変わったらしい。

世間的には大きな変化だったようだが、当事者の私にとっては「土曜日に学校行けなくなるんだ」くらいの出来事で、日常生活に特に変わりはなかった。

ただ、子どもながらに一部の大人達が戸惑っていたり、息巻いていたのは感じていた。

先生は教え方に困り、画面の向こうの有識者は姿の見えない私に「バカになるぞ」と怒っていた気がする。

「なるほど。ゆとりって大切なんだなぁ」と幼心に学んだ。

…これは余計な一言だったかもしれない。

 

中学生になり、学校の勉強が難しくなってきた頃に私は塾に通い出した。

大きな組織が苦手な私は、一人の先生がすべての授業を受け持つ小さな塾を選んだ。

そこで出会った先生は団塊の世代で競争社会を生き抜いてきた人物。今では絶滅危惧種の昭和の頑固ジジイだった。

授業を受けるたびに味わうあの独特の緊張感は、今ではほとんど経験してない。

怒るとめちゃめちゃ怖くて、宿題を忘れた同級生が涙する姿を見たこともある。

でも、下町の人情味のある人物で、定期テストで良い結果を出すとくしゃっとした笑顔でちゃんと褒めてくれた。

私が志望校に入学出来たのはこの先生と出会えたからだろう。

先生は無駄話が好きだった。教えるのがとても上手だったが、それ以上に話が上手だった。語彙力が豊富でいろんな表現で言葉を伝えてくれた。

そして、今も忘れていない印象に残っている『推し』の言葉がある。それが『友達は選べ』だ。

『友達は選べ』という言葉だけ聞くと否定的に捉える人もいるかもしれない。けれども、実はこの言葉には続きがある。

「友達は選べ。誰とでも仲良くなんて出来ない。馬が合う奴もいればそうでない奴もいる。だから一緒にいて楽しかったり、高め合える人と友達になりなさい。」

みんなで仲良くすることに対して疑問を持ったことはそれまで一度もなかった。

『なんとなく』みんな仲良しの方が良いと思っていたから。

でも、『なんとなく』という私の感覚に始めて基準が生まれたのはこの言葉を聞いた時だと思う。

道を示し、かつ内容は選ばせてくれるこの言葉が私は好きだった。

中学生の私にとっては制限と自由を表現するこの言葉は心地良かった。

 

社会人になった頃から『推し』の言葉は少し形を変えた。

人にはたくさん会うようになったが、大人になってから出来た友達はほとんどいない。多くが仕事関係で出会う人だ。

いろんな経験をするうちに『友達は選べ』という言葉はいつしか『人は選べ』に変わっていった。

『人は選べ』という言葉はマイナスに受け取られてしまうかもしれない。

確かに『人を選ぶ』ことは出会いなどの機会を減らす。

相手を選ばずにコミュニケーションを取ることで、相手の背景を知ることが出来るし、背景を知って気持ちが変わることは往往にしてある。

嫌いだった相手とちょっとした会話や出来事で意気投合することは別に珍しいことではない。

ただ、それを言うには私はもう大人になり過ぎている。

「この人とは仲良く出来そうかな?」「苦手だけど話し合えば理解はしあえそう」という人物は大体わかる。

なぜなら、今までずっと友達や人を選んできたから。

この感覚が間違う確率は比較的少ない。

それは自分の近くに嫌いな人物がいないことが何よりの証拠だ。

その代わり一般的な人たちと比べると私は友達も知り合いも少ないと思う。これは私が友達や人を選んできた代償だろう。

『私が人を選ぶ』ということは『私も人に選ばれる対象である』ということ。

相手に痛みを与える場合、自分もその痛みを受ける必要がある。

多くの人たちにとって私は選ばれざる人間なのだろう。

けれども、私は友達や知り合いが少ないことに劣等感は感じていない。むしろ清々しい気分すらしている。

なぜなら、いま繋がっている人はみんな信頼できるからだ。

人との繋がりは少ないけれど、それと引き換えに自分がストレスに感じることもない。

私は今まで一度も人間関係に悩んだことがないが、それは人とのつながりが可視化されている現代では珍しいのかもしれない。

 

私は選ぶことは捨てることだと思っている。

大人になると可能性を捨てなくてはならない。

だからこそ、思春期の時に『友達は選べ』という言葉に出会えてよかった。

大人になった今、自分にとって悪や害になり得る人との関係を捨てることに抵抗がない。

けれども、『人を選ぶ』ことに対して多少なりとも違和感を抱いている。

それは損得勘定で動いてしまっているカッコ悪さを自覚してしまうから。

人と人の繋がりは理屈ではないことを私は知っている。

なぜなら、いま自分と繋がっている人たちを私は損得で選んでいないからだ。

『人を選ぶ』ことに対して感じる違和感の正体は『損得で人を選ぶ』というような言葉に受け取れるからかもしれない。

そうではない事を理解するために、誰が相手でも態度は変えないようにすることを心掛けたいと思う。

誰が相手でも同じように接していれば、そこに損得や優劣が生まれることはないはずだ。

だから恩師から受け取った言葉に一つ付け加えたいと思う。

「人は選べ。でも態度は変えるな。」

きっとこれは余計な一言にはならないだろう。

文字数:2200字 (文字数制限:1,600~2,400字)

選ぶことは捨てること

遠い記憶の話なので、先生が何て言ってたか細かい所までは流石に覚えてないけれど、「友達は選べ」と言われた言葉は今でも印象に残っているのは事実。

久しぶりに子供の頃の記憶を呼び起こしてみたけれど、良い影響を与えてもらったなと改めて思いました。

私は『選ぶことは捨てること』と考えているのですが、「コレって何か覚えがあるなー」と思ったら前にも『デジモンの映画』を観た時の感想【映画『デジモン LAST EVOLUTION 絆』の感想~大人になるということ】で同じこと書いてました。

無意識に同じことを書いていたので根付いている考え方なのかもしれません。

ちなみに中学・高校・大学と各年代で恩師と呼べる先生方から印象的な言葉をもらっているのですが、そういう人と学生時代に巡り合えたのは運が良かったのかなと。

今回は中学時代の恩師の言葉を書きましたが、機会があれば高校や大学時代に言われた恩師の言葉も書いてみましょうかね(・ω・)

“「推し」の言葉”の意図を考えよう

第15回日本語大賞作品募集のテーマは「推し」の言葉。

これってさぁ…親切じゃないよね?(*´з`)

2つの解釈が出来るもんね。

『言葉そのもの』を指す場合と『自分が推してる人の言葉』を指す場合。

前者は四字熟語とか慣用句とかで、例えば「一期一会」や「笑う門には福来る」みたいなもの。

後者は有名人やキャラクターとかが言った言葉で、例えば「憧れるのをやめましょう」や「あきめたらそこで試合終了ですよ…?」みたいなもの。

まぁ特に指定はないみたいだし、どっちの解釈でも間違えではないのかなとは思います。

ただ、こういうちゃんとしたところが主催してる案件なら、有名人やキャラクターが言った言葉ではない方が何となくウケは良さそうだよね。笑

でも「ありきたりな四字熟語や慣用句だと面白味がないよなー」と思ったので、自分がお世話になった人の何気ない言葉をチョイスして、さらにちょっと引っかかりや意外性のある言葉を私の「推し」の言葉にしてみました。

本当は言葉そのものに力があって、王道な文章が書けたら良かったんですけどね。

まぁ、自分らしくは書けたかな。

次回の日本語大賞に応募でもしてみる?

今回の作文テーマは日本語検定委員会が主催する【第15回日本語大賞】から拝借しました。

2023年6月1日~9月15日までが募集期間なので、応募はもう出来ないですね。

小・中・高・一般の部があるようですが、一般の部で表彰されると1万・5万・10万がもらえるみたいです。

…応募しておけば良かったかなぁ(。-`ω-)笑

さすがにこのクオリティじゃ箸にも棒にも掛からないですか。

でも、もし覚えてたら次回の日本語大賞にでも応募してみますかね。賞金目当てで。笑

 

ちなみに、今回コレを書こうと思ったきっかけは以前このブログで書いた日本語検定の受験記録にコメントを頂いたから。

久しぶりにホームページ開いたら面白そうなものを見つけたので、ちょっと書いてみた感じです。

もし私の日本語検定受験記録に興味があれば、別記事をご覧ください。

いま受検したら絶対受からない自信があります(*´ω`)v 笑

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日本語検定2級の合格率や難易度などのまとめや独学でも合格できるのかを書きました。日本語検定2級合格のカギは『漢字』。私の合格体験記で対策や勉強法に困っている方のお役に立てれば幸いです。




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