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ケツメイシライブ2022@埼玉のセトリ&感想「今までで一番良かったよ!」

一等星/野に咲く花の画像 エンタメ

ケツメイシのライブ『KTM TOUR 2022 20th Anniversary「時代は変わるぜよ!!」どんだけ~@さいたまスーパーアリーナ』に行ってきました^^

ライブを通じて感じたことをあれこれ書いていきたいのですが、臨場感のある体験レポートみたいなのは書けないので、私目線の感想を記録しておきます。

今回は『今までのツアーライブの中でも一番良かった』と感じていて、「なぜ自分がそう感じたのか?」みたいなところを書ければなと。

以下、セトリなどネタバレを含んでいるので、ライブ内容が知りたくない方はご注意をm(_ _)m




ケツメライブ2022のセットリスト@さいたまスーパーアリーナ

まずはセトリを確認してみましょう。

【セットリスト】
1.ALL SET
2.スーパースター
3.Hello
~MC①~
4.カリフォルニー
5.夏の思い出
6.イェイ イェイ イェイ
~MC②~
7.僕らのために…
8.ライフイズビューティフル
9.仲間
~コント~
-侍ジャポン
-願い
-祭り
-ヨクワラエ
-野に咲く花(映像)

10.出会いは成長の種
11.青空
12.譲れない事
~MC③~
13.走り続けた日々
14.逆転の発魂
15.Just for…
16.いい感じ
17.ビールボーイ
18.パーリーピーポー
~アンコール~
19.三十路ボンバイエ
20.LOVE LOVE Summer
21.RHYTHM OF THE SUN

ツアーライブなので直近に発売されたケツノポリス12が中心のセトリと言えますが、同時に20周年記念ライブでもあるので、往年の名曲やライブの定番曲も含んだ構成となっていますね。

こうして改めてセトリを眺めると、ケツメイシのアルバム曲の強さが目立ちます。

『8.ライフイズビューティフル』『10.出会いは成長の種』『15.Just for…』『17.ビールボーイ』あたりはイントロが流れた時の周りの方々の反応が良くて、「やっぱりみんなも好きなんだなー」と嬉しくなりました。

全ての曲について触れたいところではありますが、今回は2曲だけ個人的に印象に残った曲について軽く書きます。

セトリの中で個人的に印象に残った2曲

・仲間

1年の延期を挟んで3年ぶりのライブということもあり、『仲間』が流れた時の会場の一体感はすごくグッときました。

「この会場にいる人はみんなケツメイシのファンなんだよなー」と思うだけで、仲間意識が芽生えるのは素晴らしいことですね。

嫌いなものを共有した方が人との繋がりって強い気もしますが(笑)、やっぱり好きなものでつながっていた方が気分はいいですね^^

・祭り

先日『アメトーク!!』の“踊りたくない芸人”を観たからか、このダンスナンバー(?)がすごく気になったのですよ。

私はダンスに関しては「学生時代に必修科目じゃなくて本当に良かった」と思ってるタイプで非常に疎いのですが、和太鼓など日本の伝統的な音がありつつ、あれだけテンポよく盛り上がれる曲である事に気づいて「カッコいいい曲だなー」と感じました。

和洋折衷、島国文化と海外文化を取り入れて混ぜて受け入れられるのは日本の良さだと私は思っていますが、“和”と“ポップス”の融合でこれだけカッコ良いと感じられる。

改めてケツメイシのハイブリッドセンスの高さを見せつけられた気がします。

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今までのツアーの中で一番良かったと感じた理由はどこにある?

私はケツメイシのファンなのでライブに行けば毎回「最高!」となるのですが、今回のツアーに関しては特に良かったと感じています。

でも、なぜそんな風に感じるのか?

その理由を考えてみましょうか。

 

ヒントとなるのは『ツアータイトル』ですか。

『時代は変わるぜよ!!どんだけ~』などからも分かるように、テーマは『幕末』。

幕末は歴史の中でも人気の高い時代の一つですが、それは日本に蔓延っていた『閉塞感をぶち壊した時代』だったからかなと。

今回のツアーは(アフター?)コロナ禍の中で開催されてるし、1年延期もしてるしで、待ちに待った感が強くて『新しい時代(生活)の幕開け』の象徴とも言えるライブでした。

閉塞感をぶち壊して「これからは自分次第でチャンスは広がるよ」と感じられた。

要するに『世の中や時代そのものが変わったことが今回のライブを今まで以上に良く感じさせた』のでしょうね。

ちなみに、私は歴史にはあまり興味がありません。

歴史より地理が好きです(´∀`*)ウフフ

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ケツノポリス12との親和性が高かった

世の中、時代が変わったからライブが良かったというのは間違いないと思いますが、それはあくまでも一般論で、私個人としてはそこまで大きな要因にはなってないかなと。

というのも、私自身はコロナ前後で生活や生き方はほぼ変わっていません。

周りが変わったことで多少なりとも変化はありましたが、コロナ前後で価値観が変わるほどの影響は私は受けてないです。

それなのに今回のライブが凄く良かったと感じるなら『別の部分で良さを感じるポイントがあったから』だと思います。

そこで気づいたのは今回のライブとケツノポリス12との親和性の高さです。

ケツノポリス12を初めて聴いた時、こんなツイートをしました。

勝手にですが、ケツメイシのアルバムには『枠』みたいなものがあると思っています。

『枠』という言うのは「この曲はライブの1曲目だな」「今回の夏うた枠はこの曲だ」「ライブで盛り上がりそうだなー」みたいなもの。

ケツノポリス12で言えば『ALL SET』は「ライブの1曲目だろうな」と感じたし、夏うた枠は『サンシャインガール』、『パーリーピーポー』はライブ盛り上げ枠みたいなのをアルバムを聴いた時に感じました。

ただ、いつも感じていた『枠』だけじゃない何か別の要素をあの頃は感じていて、でもそれが何なのかはずっと分からなかった。

けれども、ライブを通じてその何かの正体が分かった気がします。

私は『ケツノポリス12』からは今まで以上に強い『意志(コンセプト)』を感じてたのでしょう。

何となく「メッセージ性が強い曲が多いかな?」とは感じていたのですが、アルバム全体としてはいろんなタイプの曲があって紛れた部分もあるからそこまで気にならなず、いつも通りの感じで聴いてました。

だけど、ライブで『ALL SET』⇒『スーパースター』⇒『Hello』の曲順で始まった時に「制限が解除された時にライブでまたみんなで盛り上がるぞ!」という『意志』がアルバムに込められてたのかなと気づきました。

幸か不幸か、私はコロナによる影響が少なかったので、世の中が変わろうとも関心は薄かったし、アルバムを聴いただけじゃどこか感情移入できない部分もあったのかなと。

それがライブに行ったことで今までの自分の目線だけではない視点が入ってきて、「日常を取り戻したかった」みたいな想いをみんな強く願ってたんだなと知りました。

こういう人の想いは自分一人では気づけなかった部分だし、そんなことに気づけたことで感情移入できて、よりライブが面白いと感じられたのかな。

もちろん、深層部分だけでなく、ただただ何も考えずに表層でも楽しかったし、両面で楽しめた点も今までとは違ったところでしょう。

だから今までで一番いいライブだと感じられたんだろうね。

…この感覚伝わりにくいのかなー(;´・ω・)

まぁ伝わらなかったらそれはauの通信障害のせいとでもしておきましょう。笑

家を出る前に「通信環境なんかおかしいぞ?」と気づけたのはマジでファインプレーだったなー(^-^;

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ケツメイシのライブはこれからどんな風に進化する?

2022年のテーマは『幕末』でしたが、ケツメイシがライブでこうしたコンセプトを打ち出したのは2015年のツアーからだと思います。

2015年は『冒険』、2017年は『サーカス』、2019年は『西部劇』。

元々は2013年の『名曲劇場』あたりからライブでコンセプトを出すことに力を入れてきたのかなと推測しています。

本人たちは「ディナーショーに向けて…」とおっしゃっていますが、私は別に意図があると睨んでいますよ( ・`д・´)笑

 

それで、先程挙げた3つのツアーには共通点があって、それは『ライブに関連したコンセプトCDが発売されている』ということ。

『冒険』は『KTMusic(アドベンチアーズ)』、『サーカス』は『人生劇場』、『西部劇』は『お調子者で行こう』って感じですね。

今回の幕末は『一等星☆/野に咲く花』がライブに関連したCDだと思うのですが、今までとちょっと雰囲気が違う気がしています。

それはライブでは歌っていないから。

『アドベンチアーズ』も『人生劇場』も『お調子者で行こう』もライブで歌ったけれど、『野に咲く花』は映像だけでした。

「それはなぜか?」と考えた時に、今回のライブは『ケツノポリス12』自体がライブコンセプトとの親和性が高かったからではないかと。

『ケツノポリス12』はコロナ禍~コロナ後の時代を受けての曲が多い印象で、今の時代が幕末の時代の動きと重ね合わせやすい。

もっと言えば、前回のライブ後に発売されたシングル『スーパースター/ヨクワラエ』の時点で、今回のライブのイメージがかなりあったんじゃないかな?

『スーパースター』も『ヨクワラエ』も最初はただのタイアップ曲だとしか思ってなかったけれど、アルバムやライブで聴くと軸みたいなもの、筋が通ってることに気づけます。

『スーパースター』は「これからはお前の出番だゾ」と、『ヨクワラエ』は「ダメなら周りが助けてくれるよ」と。

これから(自分の)時代を切り拓くきっかけを与えてくれた気がします。

少し脱線しましたが、要は今まではライブに関するコンセプトCDがあったけれど、今回は『ケツノポリス12』の時点でライブコンセプトが明確だった

私はそこに『ケツノポリス10』や『ケツノポリス11』にはなかった違和感を感じていたのでしょう。

『ケツノポリス12』を聴いた時に感じた違和感は、ライブに行ってようやく答え合わせが出来た気がします。

ライブ後の最初のシングル曲は要注目!

『ケツノポリス12』自体がライブに向けてのコンセプトアルバムだったというのが私の感覚。

意図していたのか、私の勘違いか分かりませんが、そんな風に考えられたのが今回のライブの面白さにつながって、「今までで一番良かった!」と思える理由になったのでしょう。

そうなると気が早いけれど注目なのは次のシングル曲ですね。

最初の時点で次のライブを意識した曲を発表するのか?

それとも制限なく自由に曲を生み出すのか?

どんな選択をするかは私には知る由もありません。

 

今回はご時世的に特別だったので、シングルやアルバム発表の時点で想いが色濃く出たのかもしれないし、やっぱり私のただの勘違いかもしれないし。

個人的には目に見えないものを考えることが好きなので、次のアルバムも『ケツノポリス12』みたいな感じだと深く楽しめますが、時代の流れ的には分かりやすくて瞬間的に面白い方がニーズが高いのかなとも思います。

数千文字の文章も「ライブ楽しかったー!」の写真付きコメントには敵わないからね。

まぁいずれにせよ私は受け取って、自分なりに解釈して、日々の生活の糧にするだけです。

 

この辺りでライブを通じての感想を終わりにしましょうか。

今回のツアー、埼玉は3か所目でまだまだライブは始まったばかり。

これから参戦する方は楽しんでくださいな^^

私はしばらく余韻に浸っています _(_^_)_




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