韓国・ソウルにあるサッカーミュージアム、通称『フットボールファンタジウム(풋볼 팬타지움)』に行ってきました。
正直、万人にはおすすめできませんが、ごく一部のマニアには行ってほしい穴場スポットだったかなと。
サッカー少年だった私にとっては非常に楽しい空間だったので、簡単な情報と感想を記録していきます。
ミュージアム内は写真禁止は特にされていなかったので、バンバン写真を撮ったのですが、「撮った写真を勝手にUPするのはマズいのか?」という疑問があるので、内部の写真は控えさせていただきます。ご了承をm(_ _)m
フットボールファンタジウムとは?
韓国のサッカーミュージアムは2002年の日韓ワールドカップの記念として作られて、だいぶ時間も経ってることもあり、WEBサイトでは情報がほとんど見かけませんでした。
なので、どんな施設なのかを簡単にまとめておきます。
『フットボールファンタジウム』は【サッカーとIT技術を融合した様々な展示・体験・教育・遊びが楽しめる複合サッカーテーマパーク】とのこと。
これだけ読むとなんか凄そうな感じがしますが、私の感覚としては韓国サッカーの歴史資料館といった感じです。
メインは日韓ワールドカップの記録や記念品などが展示されていて、その思い出に浸る感じですね。
なので、日韓ワールドカップを体験してない人やあまりあの時の記憶がない人だと楽しくないと思います。
ただ、私は日韓の時はドンピシャで思春期だったので、あの時の興奮がよみがえって非常に楽しかったですよ^^
どんな施設なのか詳しく書いていこうと思いますが、その前に場所と行き方について軽く触れておきますね。
行き方と場所、支払い方法など
私は先にDMCにバスで行って、そのまま歩いてスタジアムに行ったのですが、基本的には地下鉄で行くのがおすすめです。
行き方としては、地下鉄6号線の『ワールドカップ競技場(ウォルドゥコッキョンギジャン、World Cup Stadium)駅』で降りて、1番出口の方に向かってください。
エスカレーターを上がったら右側にすぐスタジアムが見えます。
ただ、ミュージアムがある場所は駅と反対側になるので、5~10分くらい歩きますね。
入場料は15,000ウォンなので、だいたい1,500円くらい。まぁ妥当かなと。
日本語は通じませんが、クレジットカード(現金)を見せて「ワンチケットプリーズ」って言えば事足ります(´-ω-`)b
ちなみに、他にお客さんは一人もいませんでした。
貸し切り状態でゆっくり楽しめますよ。
参考サイト:フットボールファンタジウム-韓国観光スポット コネスト
店名 | フットボールファンタジウム |
住所 | ソウル特別市 麻浦区 城山洞 515(서울특별시 마포구 성산동 515) |
営業時間 | 8:00~22:00(最終受付21:00) |
休業日 | 年中無休 |
日本語 | 不可 |
支払方法 | ウォン、カード(JCB,visa,master,amex) ※一部使用不可の場合あり |
参考URL | https://www.konest.com/contents/spot_mise_detail.html?id=17962 |
韓国サッカーの歴史とアートの2つの要素が楽しめる
『フットボールファンタジウム』は韓国サッカーの歴史とグラフィックアートが楽しめる施設と言っていいと思います。
遊べる場所ではないと考えた方が良いでしょう。
メインの展示は日韓ワールドカップの時のことで、この情報が8割くらい。
なので、日韓ワールドカップに興味がなければ良さはわからないと思います。
まぁ八百長疑惑があったりしましたが、結果だけを見ればベスト4だし、実際にプレーした選手には罪はないというか関係ないことだと思うので、私は特に気にしてません。
では、施設の中に入ってからの写真はありませんがミュージアムの中に入っていきましょう。
とにかく懐かしい!日韓ワールドカップの記憶がよみがえる!
入場してすぐ左側に韓国サッカーの歴史が書かれているのですが、如何せんハングル文字なので内容はわからなかったです。笑
突き当りにチラッと見えるのが歴代ワールドカップのロゴで、ここからずーっと日韓ワールドカップを中心とした記録が続く感じです。
ちなみに、写真の右側にサッカーボールが写っていますが、このボール覚えてますか?
日韓ワールドカップの公式球『フィーバーノヴァ』ですよ!懐かしいですねっ!(≧▽≦)/
…えっ、ココでテンションが上がらないなら、この先もう楽しくないですけど…(´゚д゚`)
まぁ、先へ進みましょう。
ここからはアートの展示が増えていきます。
いま活躍してる現役選手、ソン・フンミンとかイ・ガンインとかのアートだったりが展示されていきます。
それ以上に日韓ワールドカップに関係する選手たちのアートが続きますが、ココからはテンション上がりますよー( *´艸`)
いろいろあるけれど、個人的に一番テンションが上がったのは日韓ワールドカップの韓国代表選手が背番号順に並んだイラストアートのところ。
特に背番号【19・20・21】の並びは興奮しましたね!
覚えてますか?誰だったか?
ちょっと間を空けるので、考えてみてください^^
・・・
そろそろいいですか?
答えは『19番アン・ジョンファン、20番ホン・ミョンボ、21番パク・チソン』です!
この並びは興奮しますよね!?(=゚ω゚)ノ
アン・ジョンファンはこの大会をきっかけに大ブレイクしましたし、のちにJリーグでもプレー。
ヨン様(ペ・ヨンジュン)より先に日本で話題になった韓国人と言っても過言ではないでしょう。
それにホン・ミョンボも柏レイソルでプレーしてるし、当時の代表キャプテン。
パク・チソンは言わずもがなの選手。京都でプレーした後、マンUでチャンピオンズリーグ獲ってますからね。
この並びはサッカーファンならびJリーグファンにはたまらないですね(*^_^*)
他にも当時の代表メンバーの所属チームを確認したら、Jリーガーはまだまだいましたよ。
6番ユ・サンチョル、11番チョ・ヨンス、17番ユン・ジョンファン、18番ファン・ソンホン。
ファン・ソンホンだけ失念していたのですが、韓国のU23で監督を務めた人でした。覚えておきましょう。
ちなみに、Jリーガーではないですが16番はチャ・ドゥリです。
10年?15年?近く韓国代表としてプレーした選手ですね。私は勝手に『韓国の長友』だと思ってます。
他にも、ホログラムになったパク・チソンとか、当時の韓国代表監督だった日本人にとっては思い出したくない記憶もよみがえるヒディング監督とか、とにかく日韓ワールドカップに興奮した人なら楽しい施設でしたね。
もし、ここまで読んで興奮しないなら行かなくていいと思います。笑
アートミュージアムとしても楽しめる場所
もし、サッカー好き以外でこのミュージアムが楽しめる人を挙げるとするなら、芸術鑑賞が好きな人は意外とおすすめかもしれません。
『サッカー×アート』のスポットと言えるくらいアート作品が充実していたので、サッカーに興味がなくても韓国のアート事情を知りたい人も、なかなか興奮する場所になると思います。
私はすごく芸術が好きとか、詳しいわけではないですが、アート空間として魅力的に感じる部分もあったので、感性の鋭い方であれば何か感じるものがあるでしょう。
私はたまーに美術館に行くことがありますが、ここ1~2年は全くそういう場所に行ってなかったので、芸術鑑賞できたことに対する満足感もありましたね。
韓国人アーティストの作品は最近なかなか注目度が高いみたいですし、興味のある方はチェックしてみてください。
まとめ:韓国サッカーミュージアムは一部の人にはおすすめの観光スポット
『フットボールファンタジウム』は正直、万人におすすめ出来るスポットではないし、多くの人はつまらなく感じるような気はします。
ただ、私はいろんな思い出がよみがえってきたし、アート作品もたくさん楽しめたので、世間の評判はあまり高くなかったですが個人的には非常に満足しました。
日韓ワールドカップを覚えている人で「最近、美術館とか行ってないなー」という方がいたら、ぜひ訪れてみてください^^
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