「ソウル市内の主要な都市の印象を東京都内の街に例えるならどの街の雰囲気に近いか?」を私の印象と感覚でまとめてみました。
厳密にぴったり一致するわけではありませんし、人によって別の街をイメージすると思いますが、何となくのイメージが出来れば幸いです。
明洞(ミョンドン)は原宿の例えが一番しっくり来る
明洞は『韓国の原宿』と例えられることが多いですが、まさにその通りだなと感じました。
竹下通りのような雰囲気があったし、外国人も多かったですね。
お店はコスメが多くて、次いでファッション、それから雑貨や飲食といったところでしょうか。
私は衣食住、美容・健康にあまり興味がないので、自分とは真逆の街と感じましたが、それでも歩いてるだけで楽しいと感じました。
なので、若者はもちろん、美容やファッションが好きな人は行くべき街と言えるでしょう。
また、石を投げれば忍者に…日本人に当たるとまでは言わないけれど、たまに日本語で会話してる声も聞こえてきたし、観光地と言ったところでした。
店員さんも日本語で「袋入りますか?」って聞いてくれたり、たくさんの日本人旅行客が訪ねる街なんだなと。
原宿との違いを挙げるとするなら、夜は少しダークな感じもあったかなと。新宿・歌舞伎町ほど怖くはないけど注意は必要な感じ?
夜の明洞は東京でしっくり来る街ってのはないかもしれない。
どこの街というよりは露店がたくさん出てたり、お祭りっぽい感じが近いかな?
平日を含めて毎日この感じになると思うと「勢いのある街だなー」と感じざるを得なかったですね。
梨泰院(イテウォン)は恵比寿とか赤坂とかが近いかも?
ドラマ『梨泰院クラス』で有名な場所ですね。
日本版では『六本木クラス』というタイトルでしたが、確かに六本木っぽい雰囲気はありました。
ただ、「もっと違う街っぽくない?」と言われたら、それも納得できますね。
例えば、私は恵比寿とか赤坂っぽいかなと思ったし、他にも中目黒とかと言われても「確かに~」と言えるかなと。
渋谷とか新宿とかより少し落ち着いた雰囲気の街って感じでしょうか。
こんな風にぼんやりとしか表現できないのは、私が六本木とかあの辺がちょっと苦手だからでしょうか。笑
弘大(ホンデ)は下北沢より吉祥寺っぽい?
明洞は『日本の原宿』と言われますが、逆に下北沢は『韓国の弘大』と言われることがあるそうです。
いわゆる“若者の街”で、芸術と流行が生まれる個性的な街と言う印象を受けました。
実際、若い人ばかりで、子供連れの家族とかも見かけましたね。
下北沢と言われたら確かにその通りだと思いますが、私は何となく吉祥寺っぽい感じがしたかな?
流行に目を向けるなら確かに下北沢っぽいけれど、学生っぽい人が多いで言うなら美大とか大学のある吉祥寺と言ってもいいかなと思いました。
留学とかするなら弘大周辺に住んだら楽しいかもしれないですね。
東大門(トンデムン)は中野を思い出した
東大門は問屋街として知られていて、日本橋周辺や上野周辺、浅草周辺っぽいと言われたりもするし、比較的大きな街のため池袋っぽいとも言われているようです。
区域が広いので場所によって東京で例えた時のイメージが違う街かもしれませんね。
ちなみに、私は中野っぽいなと思いました。
私が宿泊したホテルは大通りに面していたのですが、周辺を少し歩くと商店街っぽいところがあったり、若者がいるような飲食店もあったりして、なかなか興味深い場所でした。
お店がたくさん並ぶ場所では思わず中野NEWコサージュを探してしまいたくなるくらいの感覚にもなった(?)ので中野という印象を受けたのでしょう。
この地域はその人の感覚や場所によって全然違う印象を受けると思うので、グルーッと街並みを眺めるのも楽しいかもしれません。
鐘路(チョンノ)は高円寺のような地元感
仕事のお手伝いをしてくれた通訳さんが教えてくれた興味深い街が鐘路。
駅を降りて細い道に入るとそこにはたくさんの飲食店が軒を連ねていました。
インスタ映えしそうなお店や雰囲気は知る人ぞ知るといった感じで、今回行った韓国の街の中では一番ディープな感じでしたね。
焼肉屋でサムギョプサルを食べたあと、駅の方へ向かうと、さっきまで普通の道路だったのが歩行者天国みたいな感じになり、出店が並んでそこに地元民や仕事を終えた人達で溢れかえっていました。
鐘路3街(チョンノサムガ)駅の通りは若者が多かったけれど、少し南に歩くとちょっと年齢層が上がってよりディープな街並みに。
東京で例えるなら高円寺のような地元感があって、ここの出店で普通に食事を楽しめたら何かゴールって感じがしましたね。
この場所は比較的外国人は少なかったし、穴場スポットとしておすすめしたいです。
その他の場所や駅の印象
実際に訪れた場所で印象的だった街を挙げてきましたが、ここからは街よりは少し狭い範囲の場所について書いていきます。
「観光スポットとしてちょっと立ち寄るのもアリだね」って場所について簡単に触れてみましょう。
DMCは汐留より汐留感のある場所
DMC(デジタルメディアシティ)は韓国のIT関連の企業が多い場所になります。
テレビ局が隣接していたり、芸術作品や有名俳優や歌手の手形が集められていたり、これから新しい観光地になりそうでした。
マーベルの映画のロケ地として知られる巨象や韓国バラエティの撮影が行われた場所があったり、エンタメが好きな人にとってはすごく刺激的な場所ですね。
東京の街で例える印象としては汐留って感じでしょうか。
エンタメに詳しい方は訪ねてみるのもいいかも?
ソウルワールドカップ競技場は駒沢公園です
DMCから歩いて10~15分くらいの場所に日韓ワールドカップの開幕戦が行われた場所としても有名なスタジアムですね。
スタジアム周辺にはフットサルコートがあったり、ストリートバスケが出来たり、雰囲気は駒沢公園でした。
ただ、駒沢公園と違って駅から直結で大型マートなどもあるので、その辺は国立競技場のようなところもありますね。
ちなみに、私はサッカー好きで、ワールドカップ記念館『フットボールファンタジウム』に行ってきました。
日韓ワールドカップのあの盛り上がりを体験した人、覚えている人なら楽しめると思います。
私は『アン・ジョンファン、ホン・ミョンボ、パク・チソン』と背番号順に並んだグラフアートを見た時が、韓国に行って一番テンションが上がった瞬間でしたね!
一気に子供の頃の日韓ワールドカップの興奮がよみがえってきて、非常に満足しました。
別記事でもう少し書く予定なので、興味があればご覧ください。
★準備中
番外編:ソウル駅は思ったより東京駅っぽくはなかった
ソウル駅にも行ったのですが、主要な駅ということで比較的大きな駅でした。
ただ、そんなに似てなかったです。んで、調べてみたら旧ソウル駅が東京駅に似てたみたいですね。
全体的な印象としては、東京駅は広くてお店も人も多くてごちゃごちゃしてる感じだけど、ソウル駅はフリースペースにベンチがあってそこまでごちゃごちゃ感はなかったかな?
東京駅は新幹線も在来線もあるし、大手町駅を含めれば地下鉄もあって路線が多いですからね。
人の多さの違いがより一層ソウル駅と東京駅の違いをはっきりさせた印象です。
まとめ:「東京だとあの場所っぽくない?」を楽しもう!
韓国の街全体に共通する感覚なのですが、似たようなジャンルのお店がよく並んでいた気がします。
テレビ局がすぐ近くにあるのもそうですが、他の場所でもインテリア店がすぐ近くに4~5軒あったり、同じジャンルのお店が固まっているところは東京にはあまりない不思議が感覚でしたね。
また、ソウルの街は全体的に夜でも比較的安心な気はしました。
もちろん治安の悪いところは注意が必要だし、女性や子供は警戒心は持った方がいいと思いますが、これはどこの国も一緒ですね。
街並みを見るだけでも楽しいので「この街って東京だとあの場所っぽくない?」って話ながら歩くと、それだけでもいい思い出になるでしょう^^
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