点鼻薬してすぐ鼻かみたい!使用後鼻水が垂れるのに2~3分も待てないよ!
点鼻薬をした後ってすぐに鼻をかみたくなりません?
くしゃみ、鼻水、鼻づまりを解消するために点鼻薬をするわけですが、した後って結構な確率で鼻水が垂れるんですよ。
そのタイミングで鼻をかんで一瞬すっきりするんだけど、5分もしないうちに「また鼻がつまってきた…」って経験を子供の頃からもう何十年もしてきました。
もう(点鼻)薬なしに生きていけない体になってしまったし、ここらで一度“点鼻薬”についてしっかり知識を入れておきましょうや!
今回は医薬品の話題で引用が多くなるので、先に引用元をまとめておきます。
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目次
点鼻薬をしてすぐ鼻をかむのがNGな理由
点鼻薬をしてすぐに鼻をかむのは『薬剤が十分に吸収されない』という理由で良くないとされていました。
文言一致で明記しているサイトはなかったのですが、点鼻薬をした後すぐに鼻をかむことで薬が流れてしまって、粘膜への吸収が不十分になって効果が得られにくいことは多くのサイトで言われていましたね。
自分の感覚的にも、点鼻薬をした後すぐに鼻をかむと5分もしないうちにまた鼻が詰まってきたりします。
経験則からも「点鼻薬をした後すぐに鼻をかむのはダメなんだろうな」と感じています。
そこで、気になるのは「じゃあ点鼻薬をした後どのくらいの時間が経ったら鼻がかめるのか?」というところ。
ココについても調べてみました。
何分後なら鼻をかめるの?⇒2~3分以上は最低でも待った方が良い
残念ながら「何分後なら鼻をかめるのか?」に対しての答えは見つかりませんでした。
ヤフー知恵袋とかを見ると「5分以上は待ちましょう」的なことが書かれていましたが、そもそも点鼻薬をした後に鼻をかむということに対して言及している医療系サイトはなかったです。
なぜ書かれてないのか?
それは、点鼻薬をした後に鼻をかむのが正しい行為とされてないからでしょう。
例えば、点鼻薬のさし方を紹介している【一般社団法人 愛知県薬剤師会】のページでは【点鼻薬の正しい使い方】に関して以下のように書かれています。
点鼻後、鼻の中に薬がよくゆきわたるように2~3分間そのままの姿勢でいてください。
引用元:点鼻薬の正しい使い方-一般社団法人 愛知県薬剤師会
つまり、すぐに鼻をかむのではなく、「まずは薬剤が浸透するまで時間を置きましょう」と言っているわけですね。
なので、点鼻薬後に鼻をかんでもいい時間が何分後かは分からないけれど、最低でも2~3分は待った方が良いことは分かりました。
ただ、現実はそうはいきませんよね?
だってすぐに鼻水が垂れてくるわけですから。
そこで、次に知っておくべきことは『点鼻薬を使った後に鼻水が垂れてきた時の対処法』だと。
この点について見ていきましょう。
点鼻薬使用後に鼻水が垂れる時の3つの対処法
「まずは薬剤が浸透するまで時間を置こう」と医療関係者は推奨しているので、点鼻薬後すぐの鼻水の悩みについて書いているサイトはありません。
なので、ココは私の目(ChatGPT)と足(ネットサーフィン)で探しました。
いろんな対処法がある中で、おすすめと思った3つの方法を対処法として書いておきます。
【点鼻薬使用後に鼻水が垂れる時の3つの対処法】
1.首を少し後ろに倒す
2.軽く鼻を押さえる
3.蒸しタオルを使う
『1.首を少し後ろに倒す』は要するに『上を向く』ということですが、この方法は点鼻薬の商品によっては取り扱い説明書に書かれていました。
単純に上を向くことで鼻水が垂れないというのもそうですが、薬剤が鼻腔にとどまるので、鼻水が垂れてこない場合でも採用したいですね。
『2.軽く鼻を押さえる』は物理的に留めてしまえと。
指で軽く鼻の外側を抑えて鼻水が垂れるのを防ぐわけです。
私はこの方法を主に採用していて、ティッシュを折り畳んで、残尿的な(表現が良くない…笑)おこぼれ鼻水をせき止めつつ、拭き取りつつ対処してます。
2~3分経ったら左右の鼻を押しながら、本尿(ひどい…笑)の鼻の中に残った鼻水を拭き取る感じですね。
『3.蒸しタオルを使う』は、予め鼻の周りに温かい蒸しタオルを当てて鼻腔内の血流を良くして、鼻水が垂れないように準備をする方法とのこと。
蒸しタオルを用意する手間がかかりますが、出来るなら試したい方法ですね。
3つの方法を紹介しましたが、1番多いのは『上を向く』って人かなと。
点鼻薬の説明書にも書かれていますからね。
ただ、点鼻薬をさした後に上を向くと喉に流れてくることありませんか?
苦いような痛いような感じ…。
私はコレが嫌で鼻を押さえる方法を採用しているのですが、そもそも点鼻薬って喉に流れても大丈夫なのでしょうか?
点鼻薬が喉に流れるのは大丈夫?飲んだ時はうがいで対処
点鼻薬が喉に流れることで副作用が起こるリスクはゼロではないようです。
ただ、1回の噴霧量はかなり少ないので、鼻から喉に流れてくるくらいの量であれば、問題ないとは言われていました。
それでも気になることだし、リスク回避の意味も込めて、点鼻薬が喉に流れてきたときはうがいをすることが推奨されています。
点鼻薬が喉に流れないようにするためには正しい使い方を理解することが大事。
ということで、何十年も付き合ってきた点鼻薬ですが、ココで改めて正しい使い方というのをおさらいしておきましょう。
点鼻薬の正しい使い方を改めて抑えよう
私は佐藤製薬の『ナザール』を愛用しているので、佐藤製薬の点鼻薬サイトを参考に正しい使い方を確認していきます。
ナザールでなくとも「定量噴霧型」スプレーであれば他社製品でも使い方は大きく変わらないでしょう。
- 【点鼻薬使用時の正しい順序】
- 1.鼻腔内をきれいにしましょう。
2.必要に応じて容器を軽く振りましょう。
3.キャップを外し、プッシュしやすいように3本の指を使って挟むように持ちます。
4.ノズルの先を軽く鼻の穴に入れ、容器を垂直に保ちつつ、静かに息を吸いながらプッシュしてください。
ゆっくりと鼻の穴からノズルを抜きます。
ポイントとしては「使い終わった後に先端を必ずティッシュで拭く」こと。
どうしても噴霧する時に鼻腔内に触れてしまうので、汚れるし、そのまま放置することでウイルスが付着したりするリスクもあります。
風邪や体調不良などから身を守る上でも、清潔な状態をキープしましょう。
各項目の細かい説明やイラスト図付きの解説は引用元にあるので、気になる場合は確認してください。
点鼻薬の正しい使い方は実際に噴霧する時もそうですが、使用頻度についてもルールを守ることが大事。
ということで、使いすぎることのリスクについても確認しておきましょう。
使いすぎるとどんな副作用がある?最悪鼻づまりで治療が必要なリスクも
使いすぎる一番の副作用は「だんだん効かなくなる」こと。
特に私が愛用しているナザールは点鼻薬の種類の中でも『血管収縮タイプ』で、メリットとデメリットがハッキリしています。
速効性が高いので、すぐに効果を実感できる一方で、効果が一時的で数時間後には元に戻ってしまうのですね。
『血管収縮タイプ』は長期使用が出来ないので、連用と休薬が必要(※1)。
ちゃんと扱わないと点鼻薬ではどうしようも出来なくなってしまうリスクがありますし、最悪、鼻づまりを治すために本格的な治療が必要になる場合もあるのですね。
私にはナザールがぴったり!自分の推し鼻炎薬を見つけよう!
ナザールは『血管収縮タイプ』でリスクは大きいのですが、私は「いま何とかしたい!」が最重要なので非常に助かっています。
私は季節性のアレルギー性鼻炎で特に春先の花粉症がとにかくしんどい。
この時期の特に花粉がひどい1~2週間は可能なら鼻を誰かに預かってほしいくらいしんどい。
寝てる時とか、鼻呼吸が出来なくて口呼吸になっていて、口の中が乾燥しきってる。
そうすると、鼻はつまって息が出来ないし、口はカラッカラに乾燥して息が出来ないし、陸上だからエラ呼吸も出来ない。
何度か窒息死しかけたよね。。。
今は『加湿器』『鼻テープ』『口テープ』の『春先3種の神器』で対処してますが、お守りとしてナザールを枕元に置いてます。
この時期が辛すぎて、逆にそれ以外の時期はよほどホコリっぽい場所とかでなければ、たまにしかナザールは使わないし、症状もそんなにひどくない。
しっかり休薬できているので、副作用のリスクなく過ごせています。
人によって適している点鼻薬は違うから、くしゃみ、鼻水、鼻づまりで悩んでいる人は自分の推し点鼻薬を早く見つけることが大事ですね。
点鼻薬と共に生きる~今までもこれからも~
点鼻薬をしてすぐに鼻がかみたくなる気持ちは分かりますが、出来れば鼻をかまないようにした方が良いでしょう。
この記事で紹介した対策法を参考に、自分なりの『点鼻薬直後の鼻かみたくなる問題』を解決してみてください。
「いっそのこと集中的に治療してアレルギー性鼻炎を治してしまおうか?」とも思ったのですが、3~5年の治療継続が必須とのことで諦めました。
本当にきついのは1年の内の10日前後くらいですからね。
私は点鼻薬なしでは生きていけない体です。今までもこれからも。
この事実をしっかり受け止めて、強く…強く生きていきたいと思います(-ω-)b
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