第19話「インサイドヘッド~そんなことより踊ろうよ~」
前回の【第18話「わたしの願い事」】でネタ切れになったと書きましたが、なんだかんだでネタは見つかるものだなと。
相変わらずネタ切れ状態なのですが、今回もいろんなことに目を向けてみたところ、ちょっと気になるネタが見つかりました。
それは『このサイト(ゆーじの自由時間)のアクセス数が増えてきた』こと。
それなりに時間が経ってロングテールを拾うようになってきたからなのか(?)、先週末くらいからアクセス数が増えてきたのですね。
アクセス数が増えるって一見すると喜ばしいことのようにも思えるけれど、実はコレは私にとって少し複雑な状況なのですよ。
『年明け~来年の夏くらいに徐々にアクセス数は増えてくるかなぁ?その時が来たら改めて方針を考えよう』とぼんやり思ってたのですが、想定よりも早く事が起きてしまった。
別に今すぐに何らかの対処をしなくても構わないんだけど、出来るだけ早くこのサイトの方針を考えた方が良い気がした。
なんかこの湧いてきたモヤモヤした気持ちを無視しちゃダメだって感じたんだよね。
なので、いつも真面目なこのコラムですが、今回はいつも以上に真剣に考えていろいろ書いていきたいなと思います。
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とりあえず現状把握をしましょう。
このサイトは「文章を書く練習がしたい」という気持ちから始まりました(詳しくは~第2話「てめぇ文章書けんのか?」~をご覧あれ)。
「自分の気持ちや感覚を言語化しよう」と始めて、それ以外に関してはあんまり考えてなかった。
『人に読まれる環境においた方がプレッシャーがかかってちゃんと書くかな』と思って「コラム」という形で公開してるだけで、実際にアクセス数(読まれてるか)はどうでも良かった。
事実、ここ数ヶ月(非常に面白いコラムを書き続けてきたわけですが…笑)ほとんど誰も読んでないです。
でも、その状況に対して何も思わなかった。なぜなら『アクセス数を増やすことが目的ではなかった』から。
ただ、時が経って、いま実際にアクセスが増えてきてる事がわかってきた。
つまり現状は『アクセス数はどうでも良かったけれど、現実としてアクセス数が増えてきたよ。さて、どうしましょう?』という事ですね。
「アクセス数がどうでもいいなら、今まで通りに続ければいいんじゃないの?」となるけど、そうじゃないから困ってるわけですよ。
というのも『実際にアクセス数が増えてきた事に“嬉しさ”を感じている』のです。
アクセス数は気にしてないけれど、アクセス数が増えて嬉しい(気にしてる)状態。
要するに『認知的不協和』が起きてるわけですね。
その状況になってみないと分からない問題というのは起こりうるもの。
今回の「この気持ちを無視しちゃダメだな」と思ったのは、ここで目を背けたら、今後また似たようなことが起きた時に答えを出せない人間になるような気がしたから。
普段は「こうかもなぁ…でもなぁ…こういう考えもあるしなぁ…」ってずっと考えてていい。
でも、こういった『自分で軸を決めた後に別の道が気になってしまった状況』で迷ってるヤツが、もっと重要な局面で答えを決められるわけがないと思った。
だからこそ、今の段階で答えを出し切らないといけないと感じたし、私にとってすごく価値の高い現象が起きてるから、ちゃんと考えるべきかなと思ったわけです。
さて、認知的不協和に陥った時は『より強い価値を与える』ことで問題が解決する場合が多いと言われているそう。
例えば『タバコは害』だと分かってるけど『タバコを吸いたい』みたいな時は、「タバコを吸わなければお小遣いが減らないよね?」「嫌なニオイしないよね?」ように、タバコを吸わないことで得られる価値の大きさを示すことで「吸わない方がいいか…」という気持ちにさせるみたいな。
でも、今回の私のケースではコレだと解決できない。
例えば、短絡的だけど『アクセス数が増える=稼げる』みたいな図式を思い浮かべて、「アクセス数を気にしてもお小遣い程度の広告収入も得られないよね?」と言われたところで響かない。
なぜなら、そもそもの目的としてこのサイトの広告収入に期待してないから。もちろん「広告収入が入ったらラッキー♪」くらいは思ってるけど、このサイトはプラットフォームで、稼ぐためのサイトではない。
だから『アクセス数=お金』みたいな図式は当てはまらない。
「じゃあ『アクセス数=承認欲求』が関係してるのでは?」ということについても考えてみたけれど、それもどうやら違う。
このコラムは何度も書いてきたように『文章を書く練習』が目的。
自分の頭の中を解放する事がゴールでその先どうなるかなんてどうでもいい。
誰かに自分の考えに共感してほしいとかもないし、そもそもの価値観として『どこの誰かもわからない何万人、何十万人に讃えられるより、目の前の見知ったたった1人に褒められる方が比較にならないくらい嬉しい』と思ってる。
だから、たくさん人に自分が書いた文章を読んでもらいたい訳じゃない。もちろんこれも「結果として誰かの気持ちが軽くなるのならそれは嬉しいなぁ」とは思ってるけれど、常に他人のためを考えてるほど、私はできた人間ではありません。
そうなると『アクセス数=承認欲求』のためという図式も何か違う。
つまり、今回のケースは『より強い価値を与える』ではない方法で認知的不協和の解決策を見つけないといけない。
さぁ…どうしようか?
改めて現状の問題点を捉えてみましょう。
シンプルにすると『好き勝手な文章を書きたい(アクセス数を気にしない)自分』と『アクセス数を増やしたい自分』がいるでいいと思う。
でも、この2つが『共存することは出来ない』から困ってる。
まぁ…実際コレはやろうと思えばできるんだけどね。笑
ただ、共存させるためにSEOを意識しながら自分勝手な文章を書くのは面倒なのよ。このサイトに『そういうの』というか『そこまで』を求めてないし。
もっと気楽に、“楽しく続けたい”のよ。ここは譲れないポイントです。
「ハナからアクセスを求めてなかったんだから、今までと変わらず好き勝手書けばいいんじゃないの!?」ヽ(`Д´#)ノ アァ?
「じゃあ新しく芽生えたこの感情を蔑ろにしろっていうの!?なかった事にして目を瞑った先で、あの時あぁすれば良かったって後悔しない!?」(# ゚Д゚)ノ ヤンノカコラ?
「いったん落ち着こう」(゚Д゚;)ドウドウ
「そんなことより踊ろうよ!」ヾ(≧▽≦)ノ ウィー
「2つのことが共存できないなら、それぞれで棲み分ければ良くない?」(・ω・)
脳内会議を重ねた結果、落としどころは『自分勝手な文章を書きたいならそれ用の記事を書けばいい。アクセス数が増えることが嬉しいならアクセス数が増える用の記事を書けばいい』という意見になりそうですかね。
2種類の違うタイプの記事がサイト内で共存することにはなるけれど、1つの記事に2つの役割を与えるよりはそれぞれ独立した方が自分のニーズを満たせるかな。それに“違う楽しみ方”が出来そうな『新たなアイディア』が生まれたし( *´艸`)ムフフ
今回の問題はコレで解決できそう。
今後は自分を解放するだけの記事(「コラム」「日常」など)とアクセスを集めるための記事(「情報」「レビュー」など)のカテゴリーを作って、2パターンの記事を書き分けていこうと思います。
『共存』と同じくらい『棲み分け』って大切ですね。
気持ちも頭の中も整理出来て、問題に対して自分なりに納得のいく答えにはたどり着けたかな。
2択を迫られた時に『第3選択肢を考える』というのはやっぱり重要な考え方だなと。
考えたヤツだけに思わぬ『GIFT』が与えられますからね( *´艸`)ムフフ
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