第11話「相手のことを考えることは自分のことを考えること」

この記事はプロモーションが含まれています。
「相手をのことを考えることは自分のことを考えること」のサムネイル画像

夏休みに小学生が参加するイベントのお手伝いをしました。

内容などは伏せますが、そこで「どうしたら良かったんだろうなー」という出来事があったので、今回は私の悩みというかその時のモヤモヤを書きたいと思います。

まずは何があったかを簡単に説明しておきましょう。


20人くらいの小学生が参加したイベントがあって、いくつかのグループに分けられた。

私はとあるグループのサポート担当になったけれど、その中の1人の子がグループワーク中ずっとふざけたり、うるさかったり、ちゃんと参加してくれなかった。

結局、最後までまともに受けてくれずにイベントは終了。私はどう接してあげるのが正解だったのだろうか。。。


なんとなくイメージは伝わりますかね?

要は「話を聞かない子・聞けない子がいて、どう対応するべきだったのか?」について悩んだってことです。

その時は手を変え品を変え、いろんな方法を試してみて、何とか乗り切った(?)っていう感じだったけれど、もっと“何か”があった気がするんだよなー。。。

でも、あの場で答えは見つけられなかった。

なので、いま一度ココで考えてみたいと思った次第です。

さて、どうやってアプローチしよう…まぁとりあえず自分の感覚を整理しておきますか。

【PR】

感覚的には「時間があればあの子を導くことは出来た」っていう気はしてる。

しっかり時間をかけてコミュニケーションが取れたのなら、周りの子たちと一緒にグループワークも出来たんじゃないかなと。

手前味噌だけど、私は子供とのコミュニケーションはそんなに下手ではないと思う。

一応、小学生を対象としたスポーツインストラクターの経験もあるし、話し方とか伝え方とかも自分では相手に合わせながら考えて話してるつもり。

ただ、イベントという限られた短い時間、なおかつゼロから関係性を作っていくとなると難しいというか、私の力不足が露呈した形にはなった。

あの子の行動が気になって後で調べてみたら、もしかしたら発達障害の気があったのかもしれないし、家庭の事情とかあの子の背景には何かしら原因や理由があったのかもしれない。

けれども、そんなのは別にどうでもいいというか、、、望んでそうなったわけじゃないというか、、、配慮はするけど特別視はしないというか、、、うーん…上手く言葉にできないな。

でも、結局良い結果を出せてないなら自分が出来てないのと同じだから反省すべきかなとは思ってる。

勘違いされたくないから一応書くけど、コレは『優しさ』とか『いい人』とかじゃない。

相手のことを考えることって、相手のためもまぁあるけれど、それ以上に私は自分のために考えてる。

別に「あの子はそういう子だった」で終わらせてもいいんだけど、次また何かの機会で似たような状況になった時にまた同じことを繰り返しちゃう。

そしたら最終的に困るのは自分。

だから、今の段階で『暫定の答え』は用意しておきたいし、そのために「自分にもっと何かできたんじゃないか?」と考えるべきかなと。

もちろん相手がどうしようもないクソ人間だったら「アイツは最低」で切り捨てて終わるけど、今回の相手は子供だし、まだ成長過程だからね。

とはいうものの…どうしたらいいんだろうね?

小学生が一瞬で虜になるような“何か”があれば関係性を作るのもラクだし、関係性さえ作れちゃえばコミュニケーションは取れると思うけど、コレって難しいね。

例えば、大人相手だったら“何か”の答えなんていくらでもある。

『お金』とか『容姿』とか『学歴』とか、目に見える『肩書き』みたいなものがあれば、相手に勝手に基準が生まれるからね。良くも悪くも関係性は作りやすい。

でも、小学生にはそんな『肩書き』みたいなのは基本通じない。

小学生には先輩・後輩の概念すら存在しないように基準がなかったり、逆に『ポケモンの名前が言えないからダメなヤツ!』みたいなド偏見な基準を持っていたり、大人になってしまった私では測れない感覚が存在してる。

それはそれで面白いんだけど、周りの子たちと一緒に物事を進める上ではやっぱり邪魔だよね。笑

感覚が鋭い子もいるけれど、感覚の鈍い子に対して私はどうアプローチすべきなのだろうか。。。

うーん…やっぱり感覚を言語化してあげることなのかな。

うるさい子とか話を聞かない子って何となく“自分の感覚を持て余してる”ように見える。

有り余るパワーとか感覚を自分でもどうしたらいいか分からないから、それが「勝手にしゃべっちゃう」とか「ふざけちゃう」とかの行動に表れるみたいな。

きっと悪気があるわけじゃないし、それは何となく伝わってくるから、『その持て余した自分の感覚をコッチが言葉にしてあげる』とコミュニケーションが取れたり、ストレスを発散して集中できたりするのかもしれないですね。

私はもともと感覚派の人間ではないし、子供に共感するってことはもう出来ないと思う。

だからこそ逆にロジカルに、子供が抱えてる感覚や感情を私が言葉にしてあげる。

“言語化すること”でお互いの理解が深まれば、似たような状況になった時に対応できるかもしれない。一瞬にして虜にすることは出来ないけれど。。。

“何か”の答えが“言語化すること”でいいのか分からないけれど、とりあえずコレを『暫定の答え』にしたいと思います。

相手をしっかり観察して、何を考えているのか理解してあげられるような大人を目指しましょう。

まぁ本音を言えば「人の話を聞くぐらいは家庭でしつけてくれよ~!」って思ってるけどね。笑


【PR】未経験から3ヶ月でプロライターの思考力が身につく♪

>>【あなたのライターキャリア講座】を始めてみる!


Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です