第23話「誰がために荷を背負う?」
前回の【第22話「 …俺が言う必要ある?」】では、「悪口は自分の代わりに誰かが言ってくれる」などの理由で『悪口を言わない』と書きました。
悪口を言う人よりも良くないと感じたわけですが、そう感じたのはどこか自分が『無責任』に思えたから。
思えば、昔から責任感ってなかったですよねー。
与えられたことはちゃんとやるけれど、それ以上はやらない…というか首を突っ込まないタイプ。
面倒に関わりたくないから、責任感が持てないのですね。
まぁ、そのおかげで悪口を言わないようにしてるのにもつながっていた訳だし、一長一短ですか。
でも、責任感のある人ってどういう『考え』を持ってるんだろう。。。
過去に経験して今でも理解しがたい『考え』があるのですが、それについて今回は書いていきましょうか。
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飲食、接客、販売、肉体労働…いろんなアルバイトをしましたが、ほぼすべての職場でこんな発言をする人が1人はいた気がします。
「ココ俺いないと回らないよ」
・・・(゚Д゚)<ナンダ~
この発想、発言の意味が分からないんですよね。実際この発言をした人と気が合わなかったです。
最初は冗談で言ってるとか、かまってほしいとか、そういう心理で言ってるのかなーと思った。
私的には「フルポンのバイトのネタですかー!(=゚ω゚)ノ」と、お笑いの話が出来るとワクワクするんだけど、目を見るとわかる。
『あぁっ…マジで思ってたのか。。。(;゚Д゚)』
自分の価値観にない発言や発想を目の当たりにすると、いったん距離を置いて、冷静に考えたくなりますよね。
「ココ俺がいない回らない」って…そんな訳ないじゃん?
だって「よっし!明日休みだ」って言ってるし。。。
『早速てめぇいなくなっても回るじゃねえかっ!』(゚Д゚;)笑
って思いながら、「いやホントっすねー」と言えた自分。これは有森裕子よろしく、自分で自分を褒めたいですね。
そもそも時給のアルバイトで働いてて、自分の立場以上に頑張れるって凄すぎない?
例えば、私が飲食店でバイトした時は『マジ客来んなよ…』って思ってました。笑
暇だろうが忙しかろうが時給は変わらない。そしたら「ラクな方が良いでしょ?」と。
もちろん、「将来飲食店で働きたい!」「自分のお店を持ちたい!」とか前向きに働いてる人だったら、頑張れるのは納得できるし、自分も『この人に迷惑はかけたくない!』って思える。
でも、「ココ俺がいない回らない」って言ってた人にそんな志を持った人はいない。
言い方は悪いけど『ただ働いてる』っていう印象しか残ってない。
仮にお店が回らなかったとしましょう。…だから何だ?
お店がなくなったら、自分は別のところで働けばいいし、お客さんも代わりのお店を探す。
個人経営とかだとちょっと話は変わるけれど、でもチェーン店で「ココ俺がいない回らない」って思えるって凄すぎない?
自己陶酔な気もするけれど、それでも自分事のように責任を背負えるのは、ある意味『才能』な気がする。
私が持ってない視点や価値が存在してるんだろうなぁ。。。
私はポジティブな意味で“自分の代わりなんていくらでもいる”と思ってます。
自分じゃなきゃダメな物事ってあんまりないかなと。
だから、あまり背負いすぎないようにしています…というか、考えてない。笑
最低限の責任を持つ自覚は忘れないようにですが、『荷物は少なめ身軽な方が、また手にできるのさ違った物が』くらいの心持ちでいんでないかいって思います。
えっ…どこかで聴いたことあるフレーズだって…?
あなたとは気が合いそうですね(*´ω`*)笑
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