第20話「矛盾って案外悪いヤツじゃないかも?」

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前回の【第19話「インサイドヘッド~そんなことより踊ろうよ~」】で矛盾する自分がいることに気づきました。

アクセス数を気にしないで始めたこのサイトだったのに、アクセスが増えたことに嬉しいと感じる自分。

どちらも自分の本音で、だけど相反する感情で、『人間は常に矛盾している生き物だ』みたいなことを言われていますが、それを諸に感じる出来事でしたね。

こういう状況になると「本当の自分って何だろう…」とモヤモヤするものですが、生憎もうそんなことで悩むようなお年頃ではありません。

それに、せっかくの面白い出来事だったので、この矛盾した感情について今回は考えていきましょう。

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『矛盾』って何となく悪い言葉のようなイメージが私はあります。

つじつまが合わないとか首尾一貫してないことで、筋が取ってないから悪いイメージが生まれるのかなと。

確かに、矛盾してる人を見ると「…んっ?」と思うことはあるし、自分に矛盾が起きると迷ってしまって適当に判断しちゃうことはあります。

特に私はどちらかというと感情的よりは論理的なタイプなので、自己矛盾しちゃうと論理性が成り立たなくなってしまって、いつまでも問題を解決しないですね。

そう思っていたので矛盾は良くないとイメージがあるのですが、今回改めて矛盾について考えてみたら、「意外と必要悪なのかな?」と考えるようになりました。

というのも、矛盾の正体が見えた気がしたから。

矛盾って「現状打破」のキーワードかもしれないですね。

矛盾の正体は「変化」なのかなと。

そもそも今回の私のケースで矛盾が生まれたのは気持ちに変化が生まれたから。

最初は「アクセス数は気にしない」だったのに、後に「アクセスが数が増えて嬉しい」となった。

確固たる基準があったけれど、状況が変わったことでその基準がブレてしまったと。

基準がブレって悪いイメージがあるから、矛盾って良くないと思ってしまった。

けれど、見方を変えれば矛盾が生まれるということは自分が変化する機会でもあるから、矛盾してる状態は絶対悪ではないのかな。

基準を持つことも大事だし、変化することも大事。

常に不変と変化を繰り返していくことはどうしても必要なことなのでしょうね。

矛盾(変化)すると不安も生まれるけれど、しっかり解決できればより高次元の基準が持てるようになる。

『抱えてる矛盾をどう解決するか?』が分かれば、矛盾を抱えてても何も恐れることはないのかな。

矛盾を解決したいなら現実を変えるのが一番だと思う。

というか、他に選択肢がない気がする。

理想を変えて気持ちが収まるならそれでいいけれど、そうじゃなかったら現実を理想に近づけるのが最善でしょう。

仮に現実的じゃない場合はどうするか。

うーん…とりあえず『行動を起こす』ことでしょうか?

理想と現実がどれだけ離れてるかは事を起こしてみないと分からない。

小さいながら出来ることからやってみて、距離を測ってみる。

距離が分かれば理想や考えが変わることもあるだろうし、そこでまた立ち止まって考え直せばいいでしょう。

結局、矛盾なんて後付けというか、現象が起こった後に考えるから生まれるもの。

そう思うと「矛盾上等!」というか、「矛盾してるから何なんだ?」って感じがするかな。

矛盾するのは当たり前なわけだし。

ということは、矛盾と解決を繰り返して、時にモヤモヤしながら次の場面に進めばいい。

矛盾って自分が思っていたほど悪いものではないし、今回の自分に起きた矛盾は取るに足らないこと。

じゃあ、あとは言葉だけにならないように頑張ってください。笑


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