『パーソナル・ブランディングの教科書』の要約3つのポイント

【選ばれる人になる「パーソナル・ブランディング」の教科書:著・守山菜穂子】の核心は、“ただ頑張る”のではなく、“選ばれる人になる”ために「自分ブランド」を築いていくこと。
そのための具体的なノウハウが詰まった、実践的な一冊ですね。
この記事では、マーケティングの勉強を始めて『自分ブランド』を築くにはどうしたらいいのかを知りたかった私(Wikipedia風プロフィール参照)が、【パーソナル・ブランディングの教科書】の要約と個人的な学びをまとめた内容です。
自分ブランドを築きたいと思っているあなたのブランディングの一歩目に役立てばうれしいです。
目次
『選ばれる人になる「パーソナル・ブランディング」の教科書』の要約
『選ばれる人になる「パーソナル・ブランディング」の教科書』は、自分らしさを言語化・視覚化し、他者に伝わる形に整えることで“選ばれる”ようになるための方法論が書かれた本。
特別なスキルがなくても、「強み」「想い」「見た目」など、日常の延長線上にある自分を活かしてブランドを作っていく。
そんな前向きな気づきが満載でしたね。
前回読んだ「バナナの魅力を100文字で伝えてください」では「伝える」ではなく「伝わる」ことが大事という視点を学びました。
この本では言葉や文章、会話で役立つノウハウが詰まっていましたが、今回読んだ「パーソナル・ブランディングの教科書」は視覚情報などより直接的に「伝わる」ことに関する内容という印象ですね。
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以下、私が「パーソナル・ブランディングの教科書」を読んで特に印象に残った3つのポイントの要約を紹介します。
要約①:「旗を立てなければ、思い出されない」
この本が伝えているのは「何でも屋」では選ばれないということ。私、Wikipedia風プロフィールで思いっきり「便利屋」って書いてる。笑(現在は「助っ人」に修正しています)
誰かが困った時に「この人だ!」と想起されるには、「私はこれが得意です」と旗を立てる必要がある。
周りに自分の特徴や強みを伝えておくことで、必要な時に思い出してもらいやすくなるのは、何気ないけれど重要ですね。
例えば、凄いお腹が減っていた時、「お腹いっぱいご飯が食べたいな…そうだ!『やよい軒』に行こう!」みたいな。
「『やよい軒』に行けばご飯がお替り自由だ!」と想起するのは、しっかり旗を立てているからと言えるでしょう。
逆に言えば、自分の「得意」「価値観」「未来像」などが相手に知られていなければ、そもそもチャンスが巡ってこない。
SNSでもブログでも、まずは「自分の旗」をしっかり立てておく。それが第一歩だと痛感しました。
早速SNSのプロフィール欄を修正…というより『ゆーじの自由時間』専用のアカウントを作成しました。
要約②:「違いは外見にも宿る」
『ブランド=イメージ』
だからこそ、外見や話し方、ツールまで一貫性を持たせるのがプロのブランディングには必要とのこと。
印象的だったのが「13の問診票」。
名前、肩書、プロフィール、写真、服装、話し方、ロゴ、料金…など、すべてにおいて「自分らしさ」が表現されていないと、ブランドとして認識されづらいという指摘です。
つまり、「人は見た目が9割」ではないですが、第一印象は大事な戦略なのですね。
また、ポートレート写真も、自分で撮ったものではなく、目的に合ったプロの撮影が推奨されていました。
目線やカラーなど細かいところでも印象に違いが出て、「相手にどう見られたいか?」によってセルフプロデュースしていくことが必要だと書かれていました。
私の場合、このWEBサイト運営では外見は必要ないので気に留めませんでしたが、実際に会って話をする時には「確かに大事なポイントか」と納得しましたね。
要約③:「ブランディングは“感情の価値”を磨くこと」
この本では「情緒的価値」を伝えることの重要性も伝えられていました。
AIやツールがどんどん進化する時代、スキルや情報の“機能的価値”だけでは差別化できない。
「この人と仕事したい」と思われる理由は、その人の人柄、価値観、空気感といった“感情に訴える部分”が重要で、「これこそがAIには絶対に代替できない、人間にしかない価値」なのだと語られていました。
ブログやSNSも、スキルの披露だけじゃなく「自分らしさ=情緒的価値」をどう表現するかが大切なんですね。
以上の3つが要約として覚えておきたい内容でした。
芸能人やYouTuber、インフルエンサーなど人に見られる活動をしている人ほど、参考になる内容が書かれている書籍でしたね。
『ゆーじ×ブランディング』は相性の悪い組み合わせ
正直に言えば、私はこの本に書かれていることが苦手でした。笑
この本の内容を私なりに一言で表現するなら「俺はこういう人間だ」ということかなと。
でも、私はそれをあんまりやりたくないんですよ。
なぜなら『自分(ゆーじ)という人間の評価なんて相手が勝手に決めればいい』と思っているから。
比較的受け身の人間だから相手に合わせた方が動きやすいし、「あっ、そんな風に思われてたんだー」っていう方がコミュニケーションが取りやすい。
だから、この本に書かれている内容は正直好きじゃない。自分とはすごく相性が悪いと思った。
けれども「確かにブランディングするならこういった考えが必要だよな」という点では非常に納得いたしました。
伝えなきゃいけないことは伝えないとブランディングの土俵には立てない。
でも、やりたくないことはやりたくない。
ここの塩梅をどう見つけていくかがいまの自分には必要ですね。
私のブランディングは“読者のあなた”にしてもらいたい
自分がどういう人間か…。
やっぱり私は読み手(受け手)に判断してほしいかな。
あえて“自分はこんな風になりたい”というブランディングをするのなら“受け手によって印象が変わる人物”でいたい。
これはブランディング論理からは破綻していると思うけれど、そういうのがいい。
だって、そしたらいろんな価値観の人と出会えるでしょ。
このサイトはもともと4年くらい運営していたのだけれど、一度エラーが起きてリニューアルしています。
リニューアル前にはたまにサイトにコメントを頂いたのですが、年齢や性別、口調、価値観…統一感が全くなくて凄く“人”を感じた。
やっぱり共感性が高くて似たもの同士が集まるよりは、自分と違うタイプの人と関わった方が私は面白いし、興味深い。
怖いもの知らずや怖いもの見たさで関わろうとしてくれた人には、ちゃんと応える人でありたいから、相手の想像に任せて“ゆーじ”という人間をブランディングしてほしいかな。
だから、“共感”より”自己開示”。
“セルフブランディング”というより、“ユアセルフブランディング”スタイルでいきましょう
まぁ、礼儀知らずは相手しないけどね!笑
まとめ
【パーソナル・ブランディングの教科書】は、「どんな人にもブランドはつくれる」という前向きな視点で、今後の働き方や発信のヒントをたっぷり与えてくれる1冊でした。
今の時代に必要なのは会社や肩書ではなく“自分を活かす技術”。
「らしさ」に迷っている人や、「このままでいいのかな」と不安な人には非常におすすめですね。
ちなみに、この本Audibleで読んだのですが、聴いているうちに途中で「ビッグダディじゃねえか!」って、途中で聴くのやめようかなと思いました。笑
でも、結局ダラダラ聴き続けられるのはAudibleの良さですね。ちゃんと最後まで聴けたし、そのおかげで学びもありましたからね。
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