第45話「後は君次第」

第44話【それ本当にキレイなの?】では“基準”をテーマに書いたのでご覧あれ。
さて、今回は“能力”について書きたいなと。というのも、“能力”という言葉に対する私の感覚が周り(一般的な感覚)と違うことを知ったからです。
別に他人と感覚が違うことに対しては特に気になりませんが、「なんで感覚が違ってるんだろう?」というのには興味がある。
理解するためにはギャップを知る必要があると思ったので、頭の中を整理していきましょう。
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“能力”という言葉に対して、周りはポジティブなイメージを持つようです。
言い換えるなら『優れてるもの』みたいな。
その感覚は分からなくないのですが、私は必ずしも『優れている』という感覚にはならない。
ポケモンを例に考えてみましょう。
ポケモンには「HP」とか「こうげき」とかの能力値があるじゃないですか。
例えば、ピカチュウだったら「すばやさ」が高い。
ここから【ピカチュウは「すばやさ」の能力が高い=ピカチュウは「すばやさ」に優れている】ということが言える。
これが一般的に捉えられている能力に対するイメージなのかなと。
この受け取り方に異論はないのですが、能力って『優れてなくても能力』じゃないですか?
例えば、ピカチュウって「ぼうぎょ」の能力が低いけれど「0」ではない。
劣ってはいるけれど、能力がないわけではない。
つまり“能力”って言葉は優れていることに対してだけ使う言葉ではないはず。
私はそう考えているので、『能力≠優れている』という受け取り方にはならない。
整理するなら、“能力”という言葉に対して周りは『ある』『なし』で受け取っているけれど、私は『高い』『低い』で受け取っている。
私と周りとの感覚のズレの正体はこんなところにあるのかなと。
じゃあ周りが感じてる“能力”という言葉に対するイメージにあう言葉、ポジティブな言葉は何か?
私の感覚だとそれは“特殊能力”かな。
特殊能力は『ある』『なし』の世界。あればポジティブ、なくても…別にネガティブではない。
例えば『絶対音感』とか分かりやすいかな。
私には『絶対音感』はないし、今後も見につくことはおそらくない。でも、困ってない。
こういうのがポジティブだし、周りが言う“能力”に合う言葉と感覚だと思ってる。
今回のこの話はどっちが正しいとかじゃない。
受け取り方の違い、感覚に違いがあるだけだから、共有できていれば取るに足らないこと。
でも、やっぱりイメージ的には“能力”って優れてるものってなっちゃうよなー。
そっちの方が分かりやすいもんね。
私が出来るのはココまでか。
ここまで考えられたらあとは相手次第で。
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