第49話「Dear My Friend」

サッカー観戦のエピソード「第49話 Dear My Friend」を紹介するサムネイル画像。スタジアムで観戦する観客の後ろ姿とフィールドのイラストが描かれている。

第48話「どんと来い、超常現象」で「どうでもいい事とか意味のない事をどれだけ面白がれるかで、日常も楽しくなる」と書きました。

その逆で、「非日常は意味のあることを面白がることで楽しくなる」のかなと感じることも。

こんな風に考えた理由は先日の『サッカー観戦』がきっかけ。

週末に『横浜F・マリノス VS 鹿島アントラーズ』の試合を観てきました。

非常に充実して、非日常の空間は全力で楽しむに越したことはないと感じましたね。

さて、試合観戦の時にサポーターの声援がすごく印象に残ったので、今回は「応援」をテーマにコラムを書いていきます。(選手名は敬称略で失礼します)

「どんな小さなことも大切に、すべてのことに気持ちを込めて“声”を届ける」ことは大切ですね。

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オリジナル10同士、どちらもJ1でずっと戦い続けている名門クラブ。

そんな共通点を持つ両チームだけど、ホームのF・マリノスは7連敗中で最下位、一方アウェーの鹿島は7連勝中で首位と、置かれている状況は真逆。

試合前からワクワクする構図ですね。

実際、試合内容も前半だけで3-1という全く予想してなかった展開で非常にエキサイティングしました。

F・マリノスは“個”の力を感じて、特にヤン・マテウスが決めた3点目は一瞬、時が止まったと錯覚するくらいキレイなゴールだった。

鹿島も立ち上がりでやられたけれど、それ以降は選手が“連動”して攻め上がるシーンが幾度もあって、観ていて楽しかったですね。

「観に行って良かった!」と思える試合でした。

試合内容はこの程度にしておいて、生観戦したからこそ感じた部分があります。

それは「サポーター」の存在です。

ハーフタイム時でも鹿島のサポーターがずっと応援を続けてた。

当たり前に耳に音が入っていたけれど、アレってよく考えたら凄いなって。

応援するのにも力はいるし、それを試合前から試合後まで続けてられるのはなかなか出来ないこと。

加藤浩次よろしく「当たり前じゃねぇからな」という言葉が頭の中に浮かんできたかな。

一方で、F・マリノスの応援にも印象的なシーンがあった。

後半20分過ぎくらいかな?A・ロペスに対してサポーターがコールをしたのよ。

そしたらそれに気づいたロペスが両手を上に広げて「Solta a voz!」って言ってる感じがした…かっこつけてポルトガル語使っちゃった。笑

まぁなんか「もっと声出そうよ!」みたいな感じで煽ったのよ。

それをゴール裏サポだけじゃなくてバックスタンド側サポにも身体を向けてやったら、その瞬間バックスタンド側にいるサポーターも手を挙げたり、拍手したりして、スタジアムのボルテージが上がったのを感じた。

サポーターの声は選手に届くし、選手の行為がさらにサポーターを盛り上げる。

“応援の力”を強く感じて印象的だったし、「いい光景だなー」と思いましたね。

このサイトはもともと自己満足コラムとして始めた。

けれども、いま自分を実験台に『集客』の課題クリアについて考えて行動を起こしている(詳しくは『NPOイベントの集客課題に直面…自サイトでモヤモヤ整理中』をご覧あれ)。

「人を集めるには“応援してもらうこと”が不可欠だな」というのを、あの試合やスタジアムの雰囲気から学びましたね。

友達みたいな存在じゃないけれど『どうしたら応援したいと思える人間になれるか?』を、これから私は考えたり勉強していくべきかもしれません。

もし今後このサイトにコメントが何件か来て、応援とかされたらなんて返そうかな…。

「アホになる気はあんのか、お前ら!」って言ってやろう。笑


【次回予告:テーマ「認知」】

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「“読書感想文の人”と言えばゆーじ!」を目指す──記号としての肩書きを考え、自分の好きを軸に認知をつくるプロセスを語ります。


投稿者プロフィール
ゆーじ
日本のWEBライター、ブロガー、助っ人。アレルギー性鼻炎。アイコンの顔は「yuji」で構成。

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