第58話「やれば出来る子」

第57話「感覚の逆輸入」では作曲について触れました。
感覚で音楽を表現できない代わりに理論を使って表現していこうと、そう思ったわけですね。
そう思って作曲練習しているのですが、まぁ上手くいかない。
というより、そもそも「どうやるんだっけ?」と立ち止まってばかりで効率が悪い。
音楽理論に関してもそうだし、DTMの使い方に関しても本当に記憶力が悪くて、嫌になっちゃう。
いつから暗記が出来なくなってきたのだろうか。
今回は『暗記』をテーマに何か書きながら思い出してみましょう。
【PR】
子どもの頃って記憶良かったですよね。
それこそ、一夜漬けでテスト勉強してそこそこの点数は取れたし、友達の家の電話番号とかメールアドレスとか覚えていたと思う。
今じゃ考えられないね。そもそも覚えようとも思わなくなってる。
そう考えると暗記ってのは若さもあるだろうけど、意識的に覚えようとしないと覚えられないんだろうな。
でも、意識的に覚えようと思っても覚えられなくなってきてる。
ちょっと前までできてたことが出来なくなる…そんな悲しいことばかり起きてるよね。
その分、ネガティブなこともあんまり覚えてないから、そういった意味では悪いことばかりではないんだけどね。
ただ、少し支障をきたしてるから何とか対策法を考えたいところです。
・・・もう忘れること前提で行動するしかないかー。
例えば、今回は音楽理論やDTMの使い方が覚えられないことで困っているけれど、コレって別に必ず覚えておく必要もない。
なぜなら、調べれば出てくることだから。
調べてわかるなら調べればいい。
音楽理論やDTMの使い方が覚えられないのなら、覚えようとしなくていい。
それよりも、その都度すぐ調べられるように情報を整理しておく方が賢いのかもしれない。
それこそnoteとかに記録してたのはいい判断だったと思う。
人様に見せるようなクオリティや内容ではないけれど、自分にとっては「あーそうだった、こういう風にすればよかったんだ」と役立っているし。
「忘れた」「覚えてない」に対して、ネガティブに捉えなくていい。
「記憶にございません」が武器になる世界もあるくらいだから、覚えられない自分を受け入れていきましょう。
何度も繰り返し活用すれば嫌でも体が覚えるはずだから、感覚的に覚えられるようになるまでは何度も調べる。
そしたら、いつの間にか覚えているでしょ。
それこそピアノのコード練習をしてるけれど、Cメジャースケールの曲なら結構スムーズにコードが出てきてパッと弾けるようにはなってきた。
「やれば出来る子」だから、あとは「慣れ」だね。
もう頭じゃなくて体に覚えこませる。それしか記憶を定着させる術がない。
でも「やれば出来る子」なんだから、頑張ってね。これからの私。
【次回予告~準備中~】

コラム2025年7月29日第58話「やれば出来る子」
コラム2025年7月22日第57話「感覚の逆輸入」
コラム2025年7月15日第56話「人間としての市民権」
コラム2025年7月8日第55話「クロスオーバー」