第53話「誰にも読まれないコラム」

第53話「誰にも読まれないコラム」のタイトルと、緑の服を着た照れ笑いするキャラクターが描かれたサムネイル画像

このコラムも今回で53話。

週に1回更新、1年は約52週ですから、今回の更新で2年目に突入しました。

この1年、新しく始めた“何か”をずっと続けてきた人はどれくらいいるのでしょうね?

私は意志をもって“何か”を始めて、1年以上続けられたのは数年ぶりな気がします。

“何か”を1年続けるということは意外と出来そうで出来ないことだと思ったので、今回は『継続』をテーマに何か書いてみます。

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このコラムを始めたきっかけは学校で“言語化”の講義をする羽目になったから。笑

『俺、子供たちに言語化って大事だよって言ってるけど、果たして大人の自分は自分の気持ちを言語化出来ているのだろうか?』
(第2話「てめぇ文章書けんのか?」参照)

【今の立場で“言語化できない”“文章が書けない”ってなるのは自分で自分が情けない】と思ったことをきっかけに、「文章を書こう!」と決意しました。

あの時書いたような「俺、文章だけは書けるから」という自信はまだないけれど、「俺、文章を書く行為は続けられるから」ということは言っていいのかもしれませんね。

さて、ここまで1年間コラムを書き続けられた訳ですが、コラムを書き続けたことで“何か”を継続するために最も重要なものが何か分かった気がします。

継続に必要なこと…それは“勘違い”です。

ゆーじの自由時間】はリニューアルして1年経ちましたが、累計のアクセス数は約1万PV超えになりました(TOPページで集計)。

WP内のアクセスカウンター(最近やっとアナリティクス入れた笑)なので正確性は担保できませんが、個別ページのアクセス数も含めれば1万PV以上は確実でしょう。

ですが、「コラム」カテゴリーのアクセス数の割合は全体の5%以下。仮に延べ1万人がこのサイトにアクセスしたとして、コラム記事にアクセスしたのは1年間で500人程度。

もっと言えば、読まないでページを閉じる人もいるだろうから、この1年でコラム記事を読んだことがある人は多くても300~400人程度かなと。

1年は365日ですから、つまり、私の書いてる「コラム」は1日に1人読むか読まないかレベルのアクセス数しかない、ほぼ【誰にも読まれないコラム】と言えます。

もともとアクセス数目的ではないけれど、「読んでもいいですよー」と公開してる文章が読まれないのは意外とヘコむ。笑

それでも続けられたのは、アクセス数目的ではないことはそうだけど、「サイト全体で1万PV以上あるし、誰かしらは読んでるだろう」と勘違いをしていた部分もあったから。

継続とは「報われ(てい)るかもしれない」という希望的勘違いをすることが最大のコツのような気がします。

ちなみに、実はもう一つ勘違いをしていて、それは1年が54週だと思い込んでいたこと。

第54話に「1年続けられたー!」みたいな記事を書こうと思っていたのですが、『365日≒52週(52週×7日=364日)』ということにさっき気づいて、慌てて方針転換して記事を書いてます。

でも、無意識に奇跡が起きていたのですよ。

前回、第52話「We GO」のテーマは「カード」で、『大富豪』を引き合いにコラムを書いたのですが、トランプって13枚×4絵柄=52枚なんですよね。

つまり、第52話に52枚のトランプに関連した記事を無意識に書いていたということ。

物事を連想ゲームで考えるタイプなので、こういうのは比較的狙って書こうとするのですが、前回は全くそんなことを考えずに記事を書いてました。

こういった小さな奇跡が起きたのも、続けてきたから(軌跡)なのかなと思います。

第1話「ぼうけんのしょが消えてしまいました」を読み返してみると

”正直、このサイトの完成形が全く見えてません。
完成形どころか、どこに進もうとしているのかも自分でわかってない。”

と書いてありました。

いまだにこのサイトがどこに向かおうとしているのか自分でわかっていません。

でも、私が楽しいのでこのままコラムを続けようと思います。

アクセスのための役立つ記事は相棒のジューイに任せて、私は引き続き役に立たない無駄な記事を量産していきましょう。笑

続けた先に何があるのか?

希望的勘違いを持ちながらサイト運営していきます。


【次回予告~準備中~】

投稿者プロフィール
ゆーじ
日本のWEBライター、ブロガー、助っ人。アレルギー性鼻炎。アイコンの顔は「yuji」で構成。

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