自己啓発本が嫌いな理由がわかった

「自己啓発本が嫌いな理由」と題されたサムネイル画像

数年ぶりに自己啓発本やビジネス書を読んで思った。

「あーやっぱ嫌いだな。笑」

一応“言語化”をテーマにこのサイトを運営しているので、「なぜ自分は自己啓発本が嫌いなのか?」の理由を探ってみました。

一言で言えば『答えがある』から嫌いなんだって気づきました。

私が自己啓発に対してどう思っているのか、頭の中を整理していきたいと思います。

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学生時代や社会人になる頃に自己啓発本を読んでいた

もともと読書家というわけではなく、本をよく読むようになったのは大学生の頃。

通学で電車に乗っている時間がそれなりにあったので、その時間を有効活用するために小説や雑誌、自己啓発本など興味を持った本を読むようになった感じ。

それで、就職してもすぐにやめてアルバイト生活(Wikipedia風プロフィール参照)をしてましたが、その頃が一番自己啓発系の本を読んでいたと思う。

やっぱり不安な時ほど手っ取り早く“答え”が欲しいんでしょうね。

モチベーションとかお金とかそういう系の本をよく読んでいましたが、アルバイト生活からフリーランス生活になったくらいから自己啓発系の本は一切読まなくなった。

「結果よりももがいてる過程が楽しかったんだな」と気づいた。

まぁ独立して数年後、収入が沈んできたころに再び自己啓発系の本を読んでた時期もありましたが、振り返ってみると私にとっては『自己啓発=自分の心が不安な状態』という感覚が根付いているのかも。

だから、心理的に自己啓発系の本が嫌いなところがあるのかもしれませんね。

ところで、『自己啓発』って言葉の意味は知ってますか?

何となくはイメージできるけれど、明確な言葉の意味は分からなかったのでちょっと調べてみました。

自己啓発とは「自分で自分を成長させること」

自己啓発の意味を私のAIアシスタント・ジューイに聞いたところ以下のような回答が返ってきました。

ジューイ

自己啓発とは、自分自身の意識や能力を高めるために主体的に努力することを意味します。

言葉の意味を分解すると、「自己:自分自身」と「啓発:意識や考えを深めて成長させること」の組み合わせで、要するに「自分で自分を成長させること」が自己啓発とのことでした。

辞書などでも調べましたが、だいたい似たようなニュアンスですね。

『自分で自分を成長させることが自己啓発なのに、成長させる部分を書籍やセミナーなど他人に任せていいのかな?』と疑問が浮かんだので聞いてみると下記のような回答が。

ジューイ

『自己啓発の本質は「主導権が自分にあること」で、他人から教わっているようでいて「自分の意志で学びを選び、吸収しようとしている」という点では主体性があります。ただ、他人の考えを“そのまま受け入れる”だけになってしまうと、それはもう自己啓発ではなく“依存”や“信仰”に近くなってしまいます。

主体的であれば他人から教わっても自己啓発と言える。でも、成功体験を鵜呑みにするのは自己啓発ではないということですね。

ということは、本を読んだりセミナーに参加して、それを自分なりに落とし込めれば自分の成長にはちゃんと繋がると言えるのでしょう。

成長するための手段として自己啓発を選ぶのは正しい考え方とは言えますね。

それは分かったのですが、やっぱり私は自己啓発が嫌い。

その理由をもう少し考えてみると、過去の出来事が関係しているのかなと思います。

自己啓発が嫌いになった最大の原因

友人から「職場の人に仕事関係の交流会があるから行かない?」と誘われ、そこで知り合ったとある人物、仮にAさんとしましょう。

細かい話は置いときますが、このAさんがおそらくネズミ講(マルチ商法・マルチ勧誘)でした。

とあるゲーム大会みたいなものに誘われたのですが、そこでの会場の雰囲気が明らかに異質だったので、そこで異変に気付きスパッと関係を断絶。事なきを得ました。

ところが、その1年後に全く別で知り合ったBさんからもマルチ勧誘が。笑

この時は少し突っ込んでみたのですが…まぁ需要があれば記事でも書きましょうか。

つまり、私は2回マルチ商法に引っ掛けられたわけです(被害に遭う前に逃げました)。

知り合った経緯は全く違う経路なのですが、実はこの2人(Aさん・Bさん)には共通点がありました。

それは『金持ちとおさん 貧乏父さん:ロバート・キヨサキ著』を勧めてきたこと。

この本がどうとかはないですが、『マルチ勧誘=自己啓発』との結びつきが強いですね。

この経験が自己啓発に対して嫌悪感を抱く最大の原因だと思います。

ゆーじ

ロバート・キヨサキじゃなくてロバート・アキヤマだったら信仰してかもね。笑

改めて読むようになったきっかけ

完全に自己啓発本が嫌いになった私ですが、とあるきっかけがあり、Audibleを利用するようになってから再び自己啓発書やビジネス書を少しずつ読むようになりました。

自己啓発書は読んでいて楽しくはないのですが、オーディオブックなら聴き流せるので温度感がちょうどいいですね。

聴き流して引っ掛かったところだけメモしておいて深めればいいので、私のように自己啓発系やビジネス書があまり好きじゃないけれど、読む必要がある方はぜひお試しを。

私のAudible体験記もあるのでご覧あれ。

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数年ぶりに自己啓発書を読んでみましたが、抵抗感はまだあるけれど内容に関しては役立つ本もあると思います。

ただ、私は途中で読むのをやめる本もあるし、あとその時は役に立つと思っても、数日でもう内容を覚えてないよね。笑

結局、自分で体験しないと血肉にはならないと思った。

自己啓発系の本を読むくらいなら、悩みや迷いに対してアプローチ(行動)した方がいい。

成功しようが失敗しようが動けば景色は変わるから、そこでまた悩めばいい。

仮に状況は変わらなくても人間は変わってるから、それは成長でしょう。

ゆーじ

「誰かの答え」をスタート地点にして、そこから自分なりに問いや気付きを深めていけるのであれば、自己啓発に精を出してもいいのかもしれません。

まとめ

私が自己啓発が嫌いな理由は

・結果よりも過程が大事だと思うから
・『自己啓発=自分の心が不安な状態』という感覚があるから
・マルチ勧誘されたことに対する嫌悪感が蘇るから

以上の3つが言えますね。

白黒はっきりしてないことが好きなのかもしれない。考える余地があるから。

でも自己啓発には答えがある。考える余地が狭いから自分にとっては窮屈なのかな。

でも、すぐに答えを手に入れた方がいいこともあるから、そういう時にちゃんと答えを基に動ける柔軟性は意識したいですね。

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