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『ラクガキングダム』の感想-泣けるし面白いし感動した!

映画クレヨンしんちゃん『激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者』 エンタメ

映画クレヨンしんちゃん『激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者』を観てきました。

ここ数年で観た映画で一番良かったかも。

泣いたり笑ったり、久しぶりにいろんな感情が芽生えたかな^^

まずは感想から書きましょうか。




ラクガキングダムの感想「泣けるし面白いし感動した!」

気が付くと泣いてた。

セカチューみたいな始まり方してみました。笑

 

泣けるし、面白いし、すごく感動しました!歴代のしんちゃん映画の中でも上位に入る感動作じゃないかな?(゚∀゚)

偽物のナナコお姉さん、2日目のおパンツ、ぶりぶりざえもんに対してまで、あんなに情が芽生えるとは思わなかったですね。

もちろん、笑いの要素も随所にあって、思わず笑ってしまうところも多々ありましたし、社会風刺もあって考えさせられる部分もありました。

 

最後、主題歌の『ギガアイシテル』を聴いても泣いちゃって、館内が明るくなった時はマスクを目の下ギリギリまで上げて、うつむきながら周りの人に見られないように出口に向かいましたよ。

ふいに周りを見渡すと笑顔の子供たちとうつむいている大人たちがいて、「何か素敵な時間を過ごせたな」って思いました。

子供は純粋に面白いと思えて、大人は『面白い+感動』がある作品かな?

感想としてはこんな感じですが、せっかくなので気になった点を考察としてもう少し書いてみようと思います。

以下、ネタバレを含むので映画の内容を知りたくない方はご注意を!

考察①…『自由』と『制約』の難しさ

ラクガキを書かなくなった子供たちに強制的にラクガキを書かせるために『ウキウキカキカキ作戦』を実行した防衛大臣ですが、結果としては失敗。

もともと自由なラクガキをエネルギー源にしていたわけですから、無理矢理ラクガキさせても上手くはいかないんですね。

かと言って、何もしなければラクガキングダムは滅んでしまう。。。『自由』と『制約』のバランスの難しさを感じました。

国王様はこれに気づいていたから「王国が滅びる危険性があってもラクガキを強制したくなかったのかなー」なんて考えたりもします。

 

大人になると『ある程度の制約や制限がないと自由な発想ができない』気がしますが、子供は『制約や制限がないから自由な発想ができる』のだと気づかされました。

子供の発想力って突拍子もなくて、「よくそんなの思いつくなー」と感心することもありますが、それは元々持ってるキャンバスの広さが違うからなんですね。

『制限』というキャンバスからはみ出すことが出来るんだから、そりゃ発想力で子供に勝てる訳がないんだな。

はぁ、、、私はいつから大人になってしまったんだろうか(´-ω-`)

考察②…現代社会へのメッセージ

今回の映画は社会風刺がすごく効いていたと思います。

先ほどの『ウキウキカキカキ作戦』も自分たち(ラクガキングダム)の利益だけを追求して、周りの人(春日部の人)の気持ちをないがしろにしてはいけないというメッセージを感じ取れました。

国王が防衛大臣を許したのも、アニメではなんてことない事かもしれませんが、許すことの尊さみたいなのを感じましたね。

 

また、特に印象的だったのは野原一家やユウマくんを春日部の人たちが罵倒したシーン。

助けてもらったにも関わらず、王国が空から落ちて街が壊滅してしまう事を避けられなくなると、「ミラクルクレヨン」を使い切ってしまったとユウマくんを悪者扱い。

このシーンは何とも言えない気持ちになりました。

 

でも、しんちゃんがユウマくんにかけた

「君は母ちゃんを助けたかっただけ。オラも母ちゃんを助けただけだゾ」(こんな感じだったはず。笑)

って言葉に私は救われた気がします。

 

それでもなお、変わらない状況に自分たちだけ助かろうとその場から逃げる大人たちに向かって、ユウマくんが訴えかけたシーンも良かったですね^^

「追い詰められた状況でも自分以外の人の事を気にかけられる人間にならないとなー」と、今回の映画で私が一番学んだ部分でした。

考察③…名曲!主題歌『ギガアイシテル』のようにこのブログも…?

今回の映画の主題歌を担当したのはレキシさん、曲名は『ギガアイシテル』。

文句なしの名曲ですね^^

>>レキシ「ギガアイシテル」インタビュー-音楽ナタリー

ギガアイシテルの『ギガ』は単位だけでなく『戯画』の意味もあるんですね。

今回のラクガキとテーマが合っていて、さすがのアイディアと監督のテーマをくみ取るセンスの高さを感じますし、レキシというアーティストが音楽に新たな歴史を作った気がします。

 

私が書いているこのくだらないブログも、いつか誰かの宝物…とまではいかなくても、何かが役に立ってくれたら嬉しいですね。

そのコメントが来るまではこのブログは消さないで残しておこうかな。

100年後、1000年後に評価されるかもしれないし。笑

考察④…ほぼ四人の勇者の『ほぼ』って何で?

『激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者』のタイトルを観た時、「なんで『ほぼ』なんだろう?」と気になっていました。

映画を観る限り、勇者はしんのすけ、ニセナナコ、ブリーフ、ぶりぶりざえもんの4人なのはわかります。

ただ、『ほぼ』ってことは4人ぴったりじゃないってことですよね?

 

まぁおそらくユウマくんを勇者の一人として考えて『ほぼ』とつけたのかなと思いますが、他にもいろんな考え方が出来そうですね。

もしかしたら、ぶりぶりざえもんは時に裏切りますから『ほぼ』とつけたのかな。笑

 

いや、、、「この映画を観たあなたが次の勇者ですよ」という意味を込めて『ほぼ』にしているかもしれない!

落書きみたいな、まるで意味のないブログを続けている私が勇者なのかもしれない!!!!ヾ(≧▽≦)ノ

 

 

…はい、次いきます(・_・)

これからつまらない人生になる?~僕はもう主役にはなれない~

純粋に映画に感動して泣いたのですが、その中には「あぁ、俺はもう主役にはなれないんだなぁ」と気がついて泣いた部分も少しありました。

私の人生の主役は私ですから、主役になれないということはないでしょう。

誰もが自分の人生では主役だと思います。

 

でも、ココで言いたいのは『自分が思い描いていた理想の主役にはなれないんだ』ということ。

私の思い描く理想の主人公は素直で真っ直ぐな心のキレイな人物。

それこそ『しんのすけ』のようないざという時に核心をつく、正直さを貫ける人物が理想の主人公で、物語の主役に相応しいと思っています。

 

私も「素直で真っ直ぐな人間でありたい」と思っていますが、こんな風に思っている時点で「もう思い描いている主人公じゃないな」って気づきました。

理想の主役にはなれないですが、別の生き方はありますし、それ以外の生き方がつまらないなんてこともないでしょう。

その状況を受け入れて新しい生き方を模索して、これから生きていきたいななんて思いました。『制限』の中で『自由』を発揮するしかないんですから。

 

それにしても、主役って何かに導かれてる部分があるんだなぁと思いました。

『クレヨンしんちゃん』っていうタイトルで『ラクガキ』をテーマにした物語だったから、今回の作品はいつも以上に感慨深い気もします。

幼稚園児のイメージから『クレヨン』と何気なくつけたのだと思いますが、それが見事にハマったような、より素敵な仕上がりになったんじゃないかなーと。

 

きっと、私にも無垢な気持ちで過去に自分がやった事と今の自分を結ぶ『何か』があると思うし、それが見つかったら新しい物語が始まるのかな^^

上手くいってた事もダメになってきて、今は何をしたらいいのか分からない状態で不安にもなっていましたが、恐れずに思いついた事をどんどんやっていこうと思います。

下手したら黒歴史になるかもしれないけど(笑)、いつか宝物になるかもしれないし。

ラクガキするくらいの感覚で、時にははみ出ちゃったりして、でも自覚は持ってこれから過ごしていきましょう^^

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『ラクガキングダム』のあらすじ

ここからは『ラクガキングダム』の簡単なあらすじを。

『激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者』のあらすじ
『ラクガキングダム』は自由なラクガキをエネルギー源として空に浮かぶ王国。
しかし、エネルギー不足になり滅びようとしていた。王国軍は無理矢理ラクガキさせるために春日部を進撃する。一方、描いたものが動き出す王国の秘宝「ミラクルクレヨン」を与えられたのは選ばれし勇者・野原しんのすけ。

しんのすけと、描き出したラクガキたち「ほぼ四人の勇者」は春日部奪還を目指す!

まぁこんな感じですか。詳しくはコチラで確認してくださいな。

>>映画クレヨンしんちゃん『激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者』のストーリーを確認する

『ラクガキングダム』の地上波放送はいつ?

『ラクガキングダム』はすごく面白かったので、いろんな方に観て欲しいなと思うのですが、そうなると気になるのは「地上波放送はいつになるのか?」ということ。

毎回、映画公開から1年後に新作映画の宣伝もかねて地上波放送がされますので、まだ確実ではありませんが、おそらく『ラクガキングダム』もそのタイミングで放送されるのではないでしょうか。

2020年はコロナの影響で映画の公開が春ではなく秋になりましたから、次回の放映がいつになるかわからないので何とも言えないところはありますね。

【追記】
『ラクガキングダム』の次回作、映画クレヨンしんちゃんシリーズ第29弾!『謎メキ!花の天カス学園』の公開が2021年7月30日(金)に決定しました!

>>『映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園』公式サイトはコチラ

 

『ラクガキングダム』の地上波放送はまだ未定ですが、いつか放送されることがあるかもしれませんね。

 

最新映画が余計楽しみになりました!(*´ω`*)

レンタルや動画配信はいつから?

地上波放送まで待てない場合はレンタルや動画配信で視聴することも今はできますね。

『ラクガキングダム』のDVD&BDは2021年2月10日に販売。この日以降でレンタルや動画配信が随時されています。

私も配信がスタートしたらAmazonプライムでまた観ようと思います^^

>>Amazonプライムなら歴代クレしん映画+αが視聴可能!

 

歴代のクレしん映画で言えば『オトナ帝国の逆襲』が長らく私の第1位でしたが、もしかしたら『ラクガキングダム』がその牙城を崩したかもしれません。

時間が取れたら改めて歴代映画のランキングの見直しをしようかな^^




コメント

  1. ゆず より:

    素晴らしいブログありがとう

    • yuji より:

      ゆずさん、コメントありがとうございます!

      お褒めの言葉、ありがとうございます!
      初めてこのブログにコメントをいただけました!非常に嬉しいです!今後もよろしくお願いいたします^^

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