白鳥の王子(野の白鳥)の簡単なあらすじ。アンデルセン童話編最終回の感想文

アンデルセン童話10回目は『白鳥の王子(野の白鳥)』の簡単なあらすじと読書感想文を書いていきます。

今回も全く知らない物語なのでどんな内容か楽しみですね。

アンデルセンが書く童話の特徴がそこそこ見えてきましたし、アンデルセン童話編はこれが最終回となるので、私が感じた特徴などを次回まとめてみたいと思います。

【第29回の読書感想文はコチラ】




童話『もみの木』の簡単なあらすじを確認してみよう

今回もまずはあらすじから確認していきましょう。

【もみの木の簡単なあらすじ】

北国のとある王国に、11人の王子とエリザという王女を持つ国王と王妃が幸せに暮らしていた。ある時、王妃が亡くなり、国王は再婚する。ところが新しい王妃は王子達とエリザをいじめ、王子達を白鳥に変えて追い出し、エリザを農家の養女にやってしまう。

やがて15歳になったエリザは王宮に戻るが、美しく成長したエリザを憎らしく思った王妃は、エリザの体をクルミの汁で汚し、髪をぼさぼさに乱し、元の姿とはかけ離れた姿に変えてしまう。その醜い姿を見た父王は、こんな者は自分の娘ではないといってしまう。

悲しみのあまりエリザは王宮を抜け出す。あてどもなく歩き続けるうちに夜になり、深い森の中で眠ったエリザは翌朝、湖の水面に映った自分の醜い顔を見て驚くが、沐浴すると元の姿に戻ることができた。 次の日、道で出会った老婆に「冠をかぶった11羽の白鳥を見た」と教えられ、海岸で11羽の白鳥を見つける。それこそ、いなくなった11人の兄王子達だった。王子達は日が昇ると白鳥に変わり、日が沈むと元の姿に戻るのだった。

海の向こうの国に渡る季節が来ていた王子達は、エリザを網に乗せて一緒に連れて行くことにした。 目指す国に着いたエリザは、兄達を元の姿に戻したいと神に祈りながら眠った。すると夢の中に仙女(フェアリー)が現れ、いら草を紡いだ糸で帷子を編んで王子達に着せれば呪いが解ける、ただし編んでいる間は口をきいてはならない、さもないと王子達が死んでしまうと教えてくれる。そこでエリザはいら草を集め、帷子を編み始める。

ある日、狩りをしていたこの国の王がエリザを一目見て心惹かれ、城へ連れ帰る。大僧正が王に「この娘は魔女に違いない」と言うが、王は信じず結婚する。 エリザ王妃は隠れて帷子を編み続けるが、途中で糸が尽きてしまい、真夜中の墓地にいら草を摘みに行く。それを見ていた大僧正が王に告げ、王も疑いはじめる。

そして最後の1枚を編んでいる途中でまたしてもいら草が尽き、墓地に行ったエリザ王妃を見た王はエリサ王妃を捕らえて火あぶりの刑を言い渡す。

処刑場に向かう馬車でも帷子を編み続けるエリザ王妃を気味悪がり、民衆が帷子を引き裂こうとすると、11羽の白鳥がエリザを庇う。

処刑が始まる寸前、エリザが11枚の帷子を白鳥達に投げかけると、呪いが解けて白鳥が王子に変わった。エリザは長い間の疲れで気を失うが、一番上の兄王子が人々にいきさつを説明し、エリザの魔女の疑いは晴れる。

白鳥の王子-Wikipediaより引用

(白鳥の王子の詳しいあらすじはコチラで確認:インターネットの電子図書館-青空文庫)

日本人が好きそうな物語の展開かな?と思いますが、これまでに童話を30作品ほど読んできたからか、私はそこまでグッとくる物語ではなかったかな。笑

いろんな童話の要素が入っていてオムニバス作品のような感じがしましたね。

まぁ、白鳥に変えられたお兄さん達のため喋らないという制約の中でひたすらシャツを編むところは、兄弟愛みたいのを感じたりもします。

 

どうしてもひねくれた視点で解釈してしまう部分はありますが、今回はどうしましょうか。

とりあえず思った事を感想文として書いていこうかなと思います。

『もみの木』の読書感想文-提出作品

【タイトル】アンチストイシズム

日本人がとても好きそうな物語だと感じた。それは主人公のエリザ王妃が並外れた忍耐力を持っていたからだ。

どんな困難に陥っても、理不尽な扱いをされたとしても、耐え忍んで最終的に自身にかけられていた疑いを晴らして兄弟達を救った。

昔ながらの日本人らしさに美徳を持っている人からすると、お気に入りの物語の一つになるかもしれない。

私には忍耐強さというものが欠けているのだが、その理由がこの物語を通して分かった気がする。

私に忍耐強さが無い理由、それは最終的な目的が自己完結しているからだ。

なぜ我慢をするのかを考えた時、そこには自分以外の誰かが存在するからではないかと思う。

自分以外の人が関わっているという事実があると、自分だけがルールを破ったり、楽をしようという行動になりにくいと感じた。

現在、私が取り組んでいる事の多くは自己完結していることがほとんどだ。

だとするならば、忍耐強く物事に取り組むのは少し難しいのかもしれない。

解決する方法としては周りの人と共同して物事に取り組むことが考えられるだろう。

ただ、案件数は少ないが複数人が関わる仕事に関しては責任を持って取り組むことが出来ていて、忍耐強く真摯に取り組むことが出来ている。

その事に気づけたのは良いことであり、これからも続けていきたいと思う。

そして、周りの人と関りを持った時に責任ある行動が取れているのなら、自己完結する目的に関してあまりストイックになる必要はないかもしれない。

自己完結するのなら、責任の全てを自分で背負う事が出来る。成功も失敗も自分ひとりで受け止めることが出来る。自分次第で方向性を決められるのならあまり思い悩む必要はないだろう。

自分には忍耐強さはないと思っていた。けれども、決してそんなことはなく、人との関わり合いの中では我慢をしたり、責任感を持つ自覚が芽生えている。

それは普段はだらしないという事を自分でわかっているからかもしれない。

全ての事柄を完璧にこなす事は出来ないし、その必要もないと思う。

これからも自己完結する目的に関しては我慢よりも奔放に取り組んでいきたい。

(864文字)

日本人が好きな物語を考察してみよう

絵本『白鳥の王子』の表紙画像

感想文というよりは少し業務日報っぽいかな?笑

そして、自己完結する目的であれば我慢しなくていいという自分の欠点を正当化するという、自分でも邪道な仕上がりになりました。

アンデルセン童話編最終回にふさわしい感想文ですな(-ω-)

 

さて、今回は『忍耐』をテーマに考えてみましたが、主人公のエリザ王妃はすごい辛抱強いんですよね。11人分のシャツを編むまで苦難に耐えてますし。

私だったら、とりあえず1人分だけ編んで人間に戻った長男あたりに説明してもらって、それから残りのシャツを編みますよ(´▽`) …それはダメなの?(゜.゜)

まぁエリザ王妃と比べると私はすぐに投げ出すタイプ、エリザ王妃が『一ノ倉』だったら私は『三井』ですね。笑

なので、「自分はなんて我慢弱いんだ!」なんて思ったのですが、案外そうでもなかった事に気づいたんですよね。

 

自分以外の人も関わる事に関してはある程度我慢もするし、責任も持つようにはしています。

そう出来るのは普段はだらしなくて、完璧な人間ではないからだと思います。無意識で自分なりにメリハリを付けながら行動できているのではないかと。

なので、これからも自己完結する目的に関しては6~7割くらいのクオリティで取り組んでいこうかなと、それでこんな感想文になりました。

 

常に気を張ってたら疲れるもんね。。。

共同作業をする時は頑張るので、普段「平日の昼間からゴロゴロ~ゴロゴロ~」する日があっても許してください┏○))ペッコリ45°

どうして日本人は我慢強いの?

日本でずっと暮らしてきたのでよくわからないのですが、「日本人は我慢強い」って言われますよね。

調べてきたらこんなニュース記事が出てきたので、気になる方はご覧あれ。

「どうしてそんなに辛抱強いのですか?」 気鋭のジャーナリストがこの国のナゼに迫る「新『ニッポン社会』入門」-産経ニュース

災害でも泣いたり、叫んだりしない日本人に世界が驚く理由-exciteニュース

 

簡単に言えば、日本人が我慢強いのは「そういう文化」って事ですか。

ただ気になる文言がありましたね。

『日本では我慢することが社会的規範として存在し、美徳としてすら捉えられているとし、日本の子どもたちは教育の一環として「我慢」を教えられているとし、我慢のできない人は周囲から高く評価されることはない(略)』

『我慢できない人は周囲から高く評価されることはない』って部分は何かよくわかる気がします。

才能がある人は魅力的に映るのですが、周りに気を遣えないと一気に気持ちが離れたりもしますよね。(うーん…我慢できないとはちょっと違うのかな?)

 

それともう一つ気になったのはコレ。

『(日本人は)自分が他人に比べて、『特別我慢しているわけじゃない』ってどこかで思っている。だから、友人に聞いても『これぐらいは、我慢のうちに入らない』って言われる。』

言われてみると確かに、普段の生活で我慢していると思う瞬間ってあまりないです。

でも、外国人からみたらものすごく我慢している人に見えるらしい。不思議なもんですな(・_・)

 

いろいろ考えはあると思いますが、世界基準で考えたら私は意外と我慢強いのかもしれません。

だったら、感想文で書いた結末は意外と間違ってないのかな?

 

やっぱりこれからもこのブログは奔放にやっていきましょう!私はそれでバランスが取れるのだと思います^^

さて、アンデルセン童話篇の読書感想文は今回が最後ということになります。今までの感想文の一覧を別記事で簡単にまとめましたので、良かったらご覧ください。

【アンデルセン童話の有名作品&個人テーマ一覧】