はだかの王様の簡単なあらすじと感想文。教訓から虚栄心と自尊心を学ぶ

アンデルセン童話4回目は『はだかの王様』の簡単なあらすじと読書感想文を書いていきます。

小学生の頃に学校行事ではだかの王様の演劇を観たことがあったのですが、すごく面白く面白かった記憶があります。

今回改めて物語に触れてみて「やっぱり面白いなぁ」と思いました。

それと、最後には久しぶりに簡単な歌詞分析もしています。もしよかったらそちらもご覧あれ^^

【第23回の読書感想文はコチラ】




『はだかの王様』の簡単なあらすじを確認してみよう

まずは簡単なあらすじをご覧ください。

【はだかの王様の簡単なあらすじ】

ある国の王様は新しい服が大好きだった。ある日、二人組(詐欺師)が町にやって来て、仕立て屋として活動をする。彼らは自分にふさわしくない仕事をする者やバカな者の目には見えない、不思議な布地で服を作っていた。

この噂を耳にした王様は「この布で作った服を使えば家来の中から役立たずの者を見つけられる」とお金をたくさん用意し、二人組に服を作らせた。

部屋の一室に機織り機を設置し仕事に取り掛かる。王様は家来たちにその様子を見に行かせるが、家来たちには布地が見えなかった。だが、王様に本当のことは言えず、仕立て屋たちが説明する布地の色と柄をそのまま報告する。

新しい服が完成し、王様が目にすることになるが、王様には布地が見えなかった。ただ、家来たちが見えた布が自分には見えないとは言えず出来栄えを絶賛する。

後にパレードで新しい服を披露する。集まった国民も自分がバカ者と思われるのが嫌で衣装を褒めるが、一人の子供が「王様は裸だよ!」と叫び、その言葉がどんどん広まり、やがて一人残らず「王様は裸だ!」と叫ぶようになった。

王様は「いまさらパレードをやめるわけにはいかない」と言い、家来たちはありもしない裾を持ち続けて歩き続けたとさ。

(はだかの王様の詳しいあらすじはコチラで確認:インターネットの電子図書館-青空文庫)

よくできた物語ですよね。

バカには見えない布を使って、役に立たない家来を見つけ出そうとしたら、自分が一番役に立たないということを知らしめたわけですから。

これ以上ない皮肉だと思います。

 

…何というかファッション好きというのも考え物ですね。

自分が好きで選んでいる服なら奇抜でもいいと思いますが、一歩間違えると服を着てる裸の王様になりかねない気もします。

まぁ服にこだわりがないジョブズスタイルの私には分からない世界の話ですが。。。

裸の王様はいろんな教訓がある物語なので、どこを切り取って感想文を書くか悩みますが、今まで書いていないテーマで感想文を書ければと思います。

それでは感想文をご覧ください。

『はだかの王様』の読書感想文-提出作品

【タイトル】虚栄心と自尊心を学ぶ

はだかの王様はすごく面白い物語であり、学ぶ部分も非常に多くあった。

一つの物語であっても見る角度を変えれば受けとる印象は変わるが、それを強く感じたからかもしれない。

はだかの王様はマイナスの側面もプラスの側面も感じられる物語だと思う。

王様は大きな失敗をした。その失敗は彼が持つ虚栄心に原因があるだろう。

王様は立場として人の上に立つ人物でなければならない。自分の力を示すためには自分が家来よりも上の人間である証明をする必要があった。

その点を考えると、王様がバカ者には見えない布地であっても着飾ろうとした事は一定の理解が出来るかもしれない。威厳を保つという意図は伝わってくる。

王様が失敗したのは虚栄心のせい、要するに存在しないものに対して『存在する』と思いこんでしまった部分にある。

ないものはないと当たり前の事を認識出来れば、子供から「王様は裸だ!」と言われることはなかっただろう。

マイナスの面に意識を向ければ王様の虚栄心に目が行くが、プラスの面に意識を向ければ王様の自尊心(プライド)の高さにも目が行く。

自尊心が高い人は接すると面倒に感じることも多いが、仕事に関してはとても大事だと思う。

新しい服が大好きで、今までに見たことのない特別な布で作る服を着たいという好奇心、何度も仕事ぶりを家来たちに確認させるなど目的に対して徹底した行動をしている部分は王様の長所であると感じた。

結果としては恥ずかしい想いをすることになったが、意識としては間違ってはいなかったかもしれない。

唯一間違えたのは存在しないものを認められなかった部分である。

はだかの王様の物語を読んで、私も「王様は裸だ!」と揶揄することもできたが、自分にはないものを持っている王様の良い部分はしっかりと認めたいと思った。

王様にあって私にないものを認められない。そんな自分の虚栄心を捨てて、相手の良い所を見つけて認められる。そんな自尊心をこれから育てていく、そのきっかけにしたい物語だと感じた。

(820文字)

虚栄心と自尊心の対比から教訓を考察

絵本『はだかの王様』(劇団四季)の表紙画像
もうちょっとうまくまとめられそうな気もしましたが、まぁいいでしょう。

さて、先ほども少し触れたようにはだかの王様は『正直に物事を話す』『周りにイエスマンを置かない』などいろんな教訓がありますね。

その中でも虚栄心と自尊心という対比っぽくした方が面白いかな?と思い、この『虚栄心と自尊心』をテーマにしてみました。

 

私の中では虚栄心と自尊心は似ているようで違うモノという認識があります。

虚栄心は存在しないモノで自分の価値を高める、一方で自尊心は自分の優れた部分で価値を高めるという認識があって、自尊心は持っていた方がいいと思いますが、虚栄心はいらないかなと。

ただ、自尊心がある人は少なからず虚栄心もあると思っていて、王様はその典型的な人物だと感じました。

私は虚栄心はないと思っていますが、自尊心もないので魅力という面では人間として物足りなさはありますね。笑

 

ということなので、「王様の魅力である自尊心を私自身もこれからは持っていきましょう。そのために人の良い所をまずは認められるようになりましょう」という結論にしてみました。

現実主義者で『あるモノで選択肢を考える』という部分は、私は自分で気に入っているところでもあるので、自尊心を高めすぎて虚栄心を持たないように気を付けていくことは忘れないようにしたいですね。

【第25回『雪の女王』の読書感想文】

SMAPの『はだかの王様~シブトクつよく~』の歌詞の意味はスゴイ!

今回の読書感想文は「いつも以上にちゃんと書けてないなぁ」と思うのですが、それは意識がコッチの方にいってたからだと思います。

やっぱり『はだかの王様』と聞くと童話よりもSMAPの曲の方を思い出しませんか?

 

私はジャニーズの曲が結構好きで、周りから「ジャニオタだよねー」と言われたりもしました。

まぁ、プロフィールにもあるようにテレビっ子で、単純にジャニーズがテレビ出演していることが多いから自然と曲を聴く機会が多かっただけなんですけどね^^

 

だからなのか、SMAPの『はだかの王様~シブトクつよく~』という歌を思い出したのですが、この曲すごく好きなんですよ。

基本的には歌詞より曲重視で音楽を聴くのですが、この歌に関しては歌詞が秀逸だと思っていて、20年以上前の曲なのに特に今の時代が一番ぴったりな歌詞になっている気がします。

 

中でもサビの「jan jan jama jan jama jama」って歌詞すごくないですか?

これは私の勝手な分析なので違う可能性もありますが、おそらく「jan jan jama jan jama jama」という言葉自体に意味はないと思います。

もしかしたらスワヒリ語で『jan=裸』『jama=王様』みたいなことがあるかもしれませんが、たぶん存在しない言葉だろうと。

 

けれども「jan jan jama jan jama jama」というこの言葉が歌詞に組み込まれると、童話の『はだかの王様』でいうところの「バカには見えない服」の役割を担っている気がするのですよ。

世の中にはいろんな歌詞がありますけど、これは別格ですごい部類に入ると思います。

 

しかも、この歌の主人公の王様は『自分が裸の王様』だと気づいている。もっと言えば「はだかのままがホントに気持ちいいんです」と思っている。

そこが童話とSMAPの『はだかの王様』の違いなわけで、大きな意味が隠れている気がします。

私の解釈としてはSMAPの『はだかの王様』の主人公はどこか憎めない部分があって、「上手に生きてるなー」という感じでしょうか。この辺は人それぞれの解釈に任せます。

 

そして、この歌の何よりもすごいところは『存在しない言葉を作ったこと』でしょう。

『0→1』にするのと『1→100』にするのは比べ物にならないくらい違いますが、そのくらい言葉に対する圧倒的なパワーを感じますね。

漫才師と受取師くらい差があるかもしれません。笑

 

これ以上書くのは蛇足なのでやめておきますが、本当に素晴らしい歌詞だと思います。

こういうことに気づくと「自分ってマジで才能ないなぁ…」と落ち込みますよね。それでも、シブトクつよく明るくいきましょう!

別の視点で自分にしかない何かがきっとある!…はずだよね(-_-;)

 

にしても、こんなダメな主人公でも許せちゃうような、カッコよくみせちゃうSMAPのスター性ってやっぱりすごいですね^^