白雪姫(原作)のあらすじと読書感想文。伝えたいことって可愛いは絶対なの?

グリム童話編4回目は『白雪姫』の簡単なあらすじと読書感想文を書きました。

白雪姫と言えばディズニー映画が有名ですが、原作はグリム童話ですよね。

白雪姫の初版は実は怖いなど言われていますし、時代や翻訳した人によって内容が若干違っていますが、私がいつも利用しているネット上の図書館「青空文庫」で読んだ白雪姫で感想文を書いています。

そこでわかったのは『怖い』の意味を履き違えていたことでした。。。

【第13回の読書感想文はコチラ】




『白雪姫』の簡単なあらすじを確認してみよう

まずは『白雪姫』の簡単なあらすじを確認していきましょう。

【白雪姫の簡単なあらすじ】

王妃は白雪姫という美しい容姿の子を産み亡くなった。後に王様は後代わりの女王をもらい、白雪姫の継母になったが、この女王はうぬぼれが強く、自分よりも美しい人がいることを許さなかった。

この女王は魔法の鏡を持ち、「この国で一番美しいのは誰か」と聞き、鏡が「それはあなたです」と答える満足な日々を送っていた。

白雪姫が7歳になったある日、いつものように女王が鏡に「一番美しいのは誰か」と聞くと「それは白雪姫です」と答えた。これに激怒した王女は狩人を呼び出すと白雪姫を殺し血を持ってくるよう命じた。しかし、狩人は白雪姫を気の毒に思い、代わりにイノシシの血を持ち帰る。

森の奥へと逃げていった白雪姫はそこで7人の小人たちと出会い、共に生活を始める。一方で王女が「一番美しいのは誰か」と尋ねると、「それは森に住んでいる白雪姫です」と鏡は答えた。白雪姫がまだ生きていることを知った王女は変装をして、紐で首を絞めたり、毒の櫛で殺そうとするが白雪姫は生き延びる。

しかし、毒りんごを食べさせると白雪姫は息が絶えてしまう。小人たちは白雪姫が本当に死んでしまったと思い、遺体をガラスの棺に入れると、そこに王子様が通りかかる。すると、死体でもいいからと白雪姫をもらい受ける。

白雪姫の棺を担いでいた家来のひとりが木につまづき、棺がゆれた拍子に喉から毒りんごが飛び出た。すると間もなく、白雪姫は元気を取り戻し、王子様と結婚する。

そして、お祝いの式を開いたのだが、そこには白雪姫の継母の女王も招かれることになった。女王が若い花嫁が白雪姫だとは気づいたが、その時には女王悪事を知った人々がおり、真っ赤に焼けた鉄の靴を履かされ、死ぬまで踊らされたとさ。

(白雪姫の詳しいあらすじはコチラで確認:インターネットの電子図書館-青空文庫)

噂には聞いていましたが、確かにグリム童話の白雪姫は怖い物語という印象は受けますね。ここでは簡単なあらすじを書いているので、わかりにくいかもしれませんが、あらすじをじっくり読むと白雪姫が何度も生き返るところはコメディのように感じる部分もあります。

全体的に、小さい子供が読んだらトラウマになりそうな内容ですから、もし白雪姫の物語を読み聞かせしたいと思っているのならディズニー版の方がいいかもしれません。

では、白雪姫の簡単なあらすじを確認したところで、感想文を書いていきたいと思います。

『白雪姫』の読書感想文-提出作品

【タイトル】白雪姫なんて読まなければよかった

白雪姫なんて読まなければよかった。それは率直な感想だ。なぜなら、この物語を何度読んでも最終的に行きつくのは女性は容姿がいい者が得をして、男性は地位がある者が得をするという結論に至るから。

白雪姫は王女に追いやられ命を狙われるが、狩人や七人の小人に助けられた。なぜか。容姿がいいからだ。もっと言えば、何度も騙されてしまう純粋さ、守りたくなるドジっ子でもある。最強だ。そして、そんな白雪姫と結ばれるのは最後にぽっと出てくる王子様。彼は地位があるだけだ。

両者は特別な何かをしたのか、いや何もしていない。そして、何もしていないのが余計に煩わしい。なぜか。もしこの2人に負の感情を抱くいたとしたら、それはただの嫉妬でしかないと気づいてしまうからだ。

白雪姫はただ存在するだけで、彼女にストーリーを与えたのは王女であり、狩人や七人の小人たちである。そして、王子様はいいとこどりしただけだ。何かに挑戦する事が好きな私としては、白雪姫や王子様に好感は持てない。

この物語を読んで唯一よかった事は私がこの状況を理解していたこと。ただ美しいだけ、ただ地位があるだけ、それだけで成功する人がいてもいいじゃないかと客観視できていることだろう。

私は容姿も良くなければ地位もない。それでもこの事実に悲観したことは一度もない。容姿の良さや地位の高さが生きる上でアドバンテージにはなるだろう。けれども、大事なのは現状に満足しないで理想を追求するだと私は思っている。

プロセスが重要であり、そこには代わりのない価値が存在している。他人とは比較できない何かを見つけ、そこに情熱を捧げられるのなら、容姿や地位は関係ないだろう。

(690文字)

伝えたいことは「可愛いは絶対」なのか?

白雪姫の絵本の表紙画像

なんか中身の薄い感想文になってしまいましたね、、、なんか全く感情移入できなかったんですよ。笑

何回読み返しても白雪姫が可愛いだけで成立している物語としか思えなくて。。。

 

容姿の良さや地位の高さは『絶対的なもの』であるというのを感じました。白雪姫は童話の中でも世界中で多くの類話が残っているそうで、それも『絶対的である』からなのかなと思います。

容姿も地位もないよりはあった方がいいですもんね。

これに異論がないから、違う視点の見方ができなくて感想文がしっくり書けなかったのかな?

 

ただ、容姿や地位はアドバンテージにはなるけれども全てではないでしょう。

パワプロのサクセスモードを遊ぶ時、稀に最初から能力が高い天才型でサクセスを始められる時がありますが、アレに近いのかなと。…これ伝わるかな^^;笑

このモードだったら成功するチャンスが普通よりは多いのかなと思いますが、アドバンテージがなくても能力の高い選手は作れます。結局、プロセスが大事なんですね。

 

でも何となく、どんなことを書いても言い訳にしか聞こえていないのではないか?というのが悲しいですね。笑

まぁいいですよ。後天的な能力で勝負するし(。-`ω-)

【第15回『オオカミと七匹の子ヤギ』の読書感想文】

容姿や地位は関係ない!いろんなヤツがいるから面白い!

容姿や地位に着目すると白雪姫から学ぶことは少ないですが、他の部分に目を向けると見えてくるものはたくさんあります。

今回、特に感じたのは『いろんなヤツがいるから面白い』ということ。

めちゃめちゃ嫉妬する王女がいたり、人情味のある狩人がいたり、心優しい小人たちがいたり、そういう人たちがいたから白雪姫という物語は成り立つのかなと。

仮に自分が何もない人間であっても、一緒に物語を作る人が自分と違うタイプであれば何もないことが魅力に変わるということが言えるのかもしれません。そう考えると、容姿や地位がないだけでなく、自分に能力もないとしても『ダメなヤツということはない』と言えるでしょう。

 

以前、ケツメイシ『こだま』の歌詞分析をしたことがあるのですが、この『こだま』には『いろんな人がいるから素敵』という歌詞が出てきます。まさにその通りですね。

同じようなヤツが集まっても面白くないですし、目立とうとして奇をてらうのも寒いのが理解できます。

無理しないで自分らしくあるのが結局は一番面白いのかもしれませんね。