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5曲目『君と僕の季節/ケツメイシ』を参考に作曲練習~コード進行を学ぶ~

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5曲目は『君と僕の季節』を参考に作曲練習しました。

今回はコード進行をそのまま使うだけでなく、自分なりに少しアレンジを加えてみたいと思います。

今回も前回のメロディー作りの時と同じように、意図してコードを付けることを意識してみましょう。

今回も便宜上実際に作った曲を先に触れて書いていきます。

前回作品については以下からご覧ください。

4曲目『ケツメイシ工場/ケツメイシ』を参考に作曲練習~メロディーの作り方を学ぶ~
4曲目は『ケツメイシ工場』を参考に作曲練習しました。今回は真似たりする事よりメロディーの作り方を学んで反映させるのが目的。意図してメロディーを作る秘訣を見つけられたらと思います




作曲した感想

曲のイメージですが、バラード調なので『恋愛』をテーマにした曲にしようと。

その恋愛はどちらかと言えば純粋な感じ、お互いに想い合ってはいるけれど、踏ん切りがつかなくてお別れするみたいなイメージかな。

例えば、就職して遠くの海外に赴任することが決まっていて、このまま一緒に居たいけれど「ついてきて欲しい」という覚悟までは持てなかった男性目線の曲みたいなのをリファレンス曲からイメージしてみました。

曲を聴き終わった時に「この恋愛は上手くいかなかったんだろうな」と思ってもらえたなら、ひとまずは成功と言えそう。

さて、今回のテーマにしたコードですが、『君と僕の季節』はだいたい【EM7⇒D#m7⇒C#m7⇒⇒G#m7⇒F#】のワンループ。

このコード進行自体がエモい感じがあるし、それが主人公の男性の気持ちを表現していると思ったので、基本的にはこのコードを踏襲しようかなと。

いじったのはAメロの前半と2回目のサビの部分。

Aメロの前半8小節はちょっとだけ気持ちが沈んでいく感じが欲しかったので、【Emaj7・Emin7・Ebmin6】で徐々に下がっていくコードを使ってみた。

後半8小節とサビは元に戻して、2回目のサビ後半でまた徐々に下がっていくコードに。

サビは気持ちがより強く出るので【Emaj7・Emin7・Ebmin7・E♭min6】とAメロよりもさらに長く下降させてみた。

ちょっとメロディーとハマってないところもあるけれど、それも含めて上手くいかない感じが出ればと思いました。

メロディーについて

まず音域は仮で私が歌い手だとして無理なく歌える音域と考えられる『C3~F#4(mid1C~mid2F#)』の間を想定。

ところどころ音を外して、上手くいかない感じを出してみたけれど、歌う事を考えるとコレはあんまり良くないのかもしれないね。

サビの出だしは下がって上がって、でも最初に下がった音よりも1つ下の音を鳴らすことでネガティブな感じに。

それを受けて少し間を空けた後、同じモチーフから跳躍させて、気持ちが溢れてる感じを出すためにココで最高音のF#4を鳴らしてみた。

もう一度最高音に達するけれど、上手くいかない感じを出したかったから、そこから降りていって、最終的にはサビ始まりよりも低い音域で終わらせてみた。

アレンジについて

アレンジも意図してやりたかったけれど、時間とアイディア不足でちょっと感覚(適当)でやってしまったところがあるかな。

アウトロで上手くいかなかった雰囲気を出したかったので、フェードアウトにして終わりが近づくにつれて楽器が減っていくようにしてみました。

最後のベースの音はトニックで終わらせないで中途半端にすることで、引きずってる感が出ればと。

最初から最後までハイハットはほぼ鳴らしっぱなしにしているけれど、ハイハットの音が『残された時間を刻んでいる感じ』がしたので、その感覚を活かしてみた。

他のジャンルもそうだけど、バラード曲は特に『音選び』が重要だなと思ったかな。

今回『鐘の音』みたいなヤツ(【GM099 EX3-Crystal】)を鳴らしているけれど、あの音はいいなと感じたので、今後活かせる機会があったら使ってみたいと思います。

反省と課題

今まで作った曲の中では一番いろいろ試せたと思うし、「もっとやれるはず…」という気持ちもあるかな。

コードに関しては感覚で何となく形にはなるけれど、目指すところは『意図して音楽を作ること』だから、満足は出来ない仕上がりなのが正直なところですか。

アレンジも微妙だし、今回は今まで以上に課題がたくさん出た気がする。

ただ、ありがたいのはコードは理論で考えることが出来るところ。

小さいころから楽器を習っていなければ、いろんな音楽に触れてきたわけじゃないから、自分のセンスでは限界を感じちゃう。

でも、「理論があるなら勉強すればある程度のレベルまでは行けるんじゃないか?」という気持ちがどこか出てくる。

その可能性を信じて、もっといろいろ学びたいと思えたかな。

とにかくいろんなことを知らなすぎるから、隙を見てインプットする作業をこれからしていきたいところですね。

次回は『ミキシング』のお勉強をしましょう。

ずっと音がしょぼい感じがしてたから、コレを少しでも改善していきたいですね。

次回のリファレンス曲はどうしましょう。

『明るくて楽しい感じの曲』を条件にランダムで選びますか。

~選択中~

ということで『お二人Summer』に決定いたしました。

次回で一旦区切りを入れる予定。

6月のスケジュールがちょっと分からないけれど、一応『中間テスト』みたいな感じで一度縛りなしで自由に作曲してみたいなと。

疑問とか課題を洗い出したいですね。

その後は『○○っぽい曲の作り方』みたいなものをイメージして、ケツメイシの曲を参考に作曲練習したいなとぼんやり考えています。

ひとまずは来週の課題も楽しみながら勉強していきましょう。

~制作中~

『君と僕の季節/ケツメイシ』の歌詞の意味を考えよう

この歌詞は受け取り方が難しいですね。。。

『君』と『僕』の立場がどういう立ち位置(関係)なのかがはっきり分かるポイントがない。

バラード曲だし、恋愛がテーマになっているとは思いますが、一言で『○○の曲』と断言しにくいかなと。

ただ、それがこの曲の狙いの1つのような気もしてます。

子供のようなはっきりと分かりやすいものではなく、大人になると生まれる曖昧さを上手く表現している歌詞。

一言で言い表せない感情や感覚そのものを曲にした感じ、曖昧なものを曖昧なまま届けた歌なのかなと。

抽象的なものを抽象的なまま表現するのは凄く難しいし、受け手によって落とし込み方が違うから、人それぞれで出す答えも違うのかなと思います。

それを前提とした上で、私なりの解釈はしておきましょう。

パッとは『不倫』とか『浮気』とかの恋愛なのかなとは思ったりもするんだけれど、それが答えだとどこか違和感を感じるというか、どうもスッキリしないかなぁ。。。

何と言うか、もし『不倫』とか『浮気』とかをテーマにしてるなら、この曲は少し若いというか、純粋というか、そんな気がする。

経験値不足過ぎて想像しか出来ないけれど(笑)、仮に不倫とか浮気をしててさ、季節が廻る度に素直になれるものかね?

多少の罪悪感とか後ろめたさはあるだろうから、素直さよりも、やましい気持ちにはなると思う。

そうすると、その時の感情って『素直』じゃなくて『正直』とか『正しくありたい』とかが近いんじゃないかなって。

まぁ意味が近しい言葉だし、歌詞にはめるなら『素直にする』の方がハマるんだけど、この辺がどうもしっくりこないんだよね。

もちろん、不倫しようが浮気しようが気にしない人も世の中にはいるだろうけど(笑)、少なくともこの歌詞と曲の雰囲気から感じる人物像はそういう人間ではないのかなぁって。。。

 

私は、この歌詞に出てくる『君』は凄く素直な子なんだと思う…そう思いたい。笑

喜怒哀楽の表情が豊かだし、それが『僕』に気づかれてるし。

この歌詞の登場人物は、素直な『君』とそうでない『僕』との対比関係にあると感じます。

んで、あまりにも自分と違う人間、真逆に近い相手と出会った時、その人の事を大切に思うと「邪魔したくない」みたいな気持ち出てきません?

例えば、ヤンキーがお嬢様を好きになる物語とかイメージしやすいかな。

誰でも分け隔てなく接してくれるお嬢様がいて、ヤンキーはそのお嬢様を好きになっちゃったけれど、身分も周りからの視線も全然違うから「俺があの子と関わると迷惑をかけちゃうから…」みたいな(・ω・)

『君と僕の季節』もそんな感じの曲なんじゃないかなって思うのよ。

つまり、

—-
『僕』は『君』の事を好きになってしまった。

でも、『君』のことを知っていくたびに『僕』は『君』と関わらない方がいいと思った。

だから、素直に好きとは言えない。
—–

みたいな感じなんじゃないかなと。

「『僕』が何で素直になれないのか?」の理由は私には読み解けなかったので、一言でこういう曲と示すのはちょっと難しいかな。

全ての事象に答えを出さなくてもいいと思うし、時期とか立場によって答えが変わってもいいと思う。

昔からこの曲が好きというか、なんか気になってたけれど、それは答えがはっきりしてないところが理由だったのかなー。

今回じっくりその理由を考えられて非常に楽しかったですね。

ちなみに、私の予想では『君』も『僕』もお互い好きではあると思うけれど、『一線は超えてない』『付き合ってはない』と思っています。

だから、仮に『僕』にパートナーがいたとしても不倫とか浮気とは言い切れない部分もあると感じたのかなー?うーん、どうなのかなー?(;゚э゚)

えーと…この辺りの議論はこの曲同様、曖昧さを残させてください。笑

曲の印象について書いてみよう

バラード曲で鳴るピアノはやっぱり良いですよね。

同様にエレキギターの感じ、泣いてるって表現したらいいんでしょうか?あの感じも素敵です。

使ってる楽器は多くない気がするし、アレンジも比較的シンプルだと思うのですが、それでもこれだけ良い曲になる訳ですから、作り手のセンスをまざまざと感じさせられますね。

キーについて調べてみたのですがちょっと分からなかったです。

んで、私の耳を頼りに「あーでもないこーでもない」としたり、いろいろ調べてみて、おそらく『Bメジャー』か『G#マイナー』、あるいは『D♭メジャー』か『B♭マイナー』だろうってとこまでたどり着けた。

その上で曲の印象から推測するとメジャーキーで、音程を考えるとBが多い。

だから、多分この曲は『Bメジャー(ロ長調)』なんじゃいかな?と。

ただ実際は分かんない。誰か音楽に詳しい人がいたら教えて欲しい…(;O;)

でも答えは分からないからこのまま進めましょう。

BPMはおそらく『98』だと思う。

『キー:Bメジャー、BPM:98』に設定して今回は作曲していこうと思います。

あと、軽くコード進行を確認したのですが、テンションコードが多かったです。

この辺りはおそらく曲の雰囲気に影響していると思うので、その辺りを分析しながら作曲練習していきたいですね。

今回の作曲の方向性を決めよう

【作りたい曲の方向性・課題】
・バラード曲の作り方のポイントを学ぶ
・コード進行の考え方を学ぶ
・コードアレンジの上達

以前に作った簡易的な曲を含めて10~20曲前後作ったことがあるのですが、バラード曲は今まで作ったことはありませんでした。

なので「バラード曲はどうしてバラード曲になるのか?」という所からしっかり勉強していきたいと思います。

初めてのバラード曲作りなので、どんな仕上がりになるか不安です。。。

おそらくバラード曲に適したメロディーもあるだろうから、その辺りのヒントも見つけたいですね。

今回の一番のテーマは『コード進行の考え方を学ぶ』ことなので、この辺りを重点的に勉強していきましょう。

テンションコードとか代理コードとか、名前は聞いたことあるけど何なのかが良く分かってないので、理解できるか分からないけれど、とりあえず今の時点で触れておきましょう。

それと、前回はほぼノータッチだったトラック作りの方にも今回は力を入れたいですね。

メロディーが無くてもトラックだけで聴けるような曲に仕上がったら理想的だなー。

次回はずっとやりたかった『音作り』についてやるとして、その後に一度『中間試験』でも設けようかなと。

今までやったことの復習と学んだことを活かしながら作曲してみましょう。




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