4曲目は『ケツメイシ工場』を参考に作曲練習しました。
今回は真似たりする事よりメロディーの作り方を学んで反映させるのが目的。
意図してメロディーを作る秘訣を見つけられたらと思います。
今回も便宜上実際に作った曲を先に触れて書いていきます。
前回作品については以下からご覧ください。

作曲した感想
今回はインプットに時間がかかったので、メロディー意外とのところはほとんど手が回らなかった。
もう少しクオリティを高めたかったけれど、、、まぁ今は仕方ないか。
リファレンス曲が『ケツメイシ工場』だったので、工場で働く人をイメージして作曲してみようと考えました。
その時に思い出したのが「工場のバイトは頭がおかしくなる」という昔話。
とある食品関係のバイトのお話を知人から聞いたことがあったのですが、「ラクだと思ったらとんでもなかった…」という話を思い出したました。
それで「永遠と同じ作業を繰り返す時に感じたり芽生えたりする気持ち」みたいなものを表現出来たらなと。
どれだけ伝わったかは分かりませんが、意図してメロディーを作ろうとしたことは出来たので今回は個人的には及第点です(´-ω-`)b
セクションごとにテーマを設けてメロディーを制作
今回は意図してメロディーを作る練習なので、セクションごとにテーマを設けようと。
なので、それぞれのセクションでキャラクターというか『ドラマ性』を意識して曲を作りました。
最初のサビに当たる部分は『ベルトコンベアの上を音が流れてくる』感じ。
単純な流れ作業で検品をしてる感じを出したかったから、音数は2音でリズムも一定、似たようなメロディーを繰り返して印象付けるイメージ。
途中で異物混入じゃないけど、3つ目の音が出てきて「んっ?」っていう、「でもまぁ…いいか」みたいな演出をしてみました。
同じことを繰り返してると多少のミスを見逃したり、マンネリしてくることがあるなーと思って、その辺りを『1つ音を外すことで表現』してみた。
Aメロに当たる部分は「なぜサビで1音ズレているのか?」を表現するためのメロディーをイメージ。
Aメロの前半は『シンコペーション』させて前のめりで作業してる感じを出したつもり。
これは前向きに仕事をしてるのと同時に、『ちょっと慌ててる雰囲気』や『手が回らない雰囲気』をイメージ。
あと、最後の4拍はあえて『音を鳴らさなかった』のですが、これは『サボってる感じ』を出したつもりです。
Aメロの後半は『3連符』の音を入れて、『せわしない感じ』や『あくせく働くイメージ』を表現してみた。
ちなみに、コード進行はBメジャーコード(B-シ、D#-レ#、F#-ファ#)とAメジャージョード(A-ラ、C#-ド#、E-ミ#)を繰り返しているだけなのですが、Aメロはこの構成音だけでメロディーを作っています。
ただ、こうやってせわしなく動いていたり慌てたりするとだいたいミスすると思ったので、『Aメロの最後で構成音から外れた音(D-レ)』を使ってみました。
Bメロに当たる部分は本当は現状を憂う感じを出したかったのですが、コードに展開がない縛りがあったので、『パターンは違うけれど同じメロディーを引き続き鳴らす』ことで、『変わらない現状』みたいなものを表現したつもりです。
悪くはないかなーとは思いましたが、でも、ちょっとココはイマイチだったかな。
とりあえず今回はメロディーだけを意識したので、他の楽器との親和性みたいなものはほぼ出せなかった。
やっぱりコードやリズムや楽器など全体を通してシンクロしないと意図した良い曲にはならないですね。
そんな事を感じました。
反省と課題
メロディーの作り方についていろいろまとめておこうと思うのですが、ちょっと長くなりそうなので、別途記事にします。

今回初めて意図してメロディーを作る作業をしてみましたが、すごく楽しかった。
感覚だけでメロディーを作っていた時は生みの苦しみみたいなのがあったけれど、今回は「こういう気持ちを表現するならどんなメロディーがいいかな?」と考えながら作れたので、問題やクイズを解いてるような感じで曲作りが出来ました。
他のジャンルでもそうなのですが、私は自分で自分のことを本当にセンスがないと感じることが多い。
だから、感覚よりも論理的に考えた方が良い答えが出せるタイプだと思っています。
それは作曲でも同じだったかなと。
メロディーが降りてくるみたいなタイプにはなれないんだなと確信しましたが、その代わりに学ぶ楽しみがあるとも分かったので、一歩ずつ成長していければと思います。
次回は「コード進行」について勉強しようかなと。
代理コードとかテンションコードとかよくわかってないから、その辺りの知識を増やしていければと。
今回は伴奏をベタ打ちにしていたので、ついでにピアノやギター、ベースなどのバッキングにもこだわれればと思います。
次回のリファレンス曲はバラード系の曲調にでもしますか。
ランダムで選曲した結果、次回は『君と僕の季節』を参考に曲作りをしていくことになりました。
来週も引き続き頑張って練習しましょう。
『ケツメイシ工場/ケツメイシ』の歌詞の意味を考えよう
この歌詞は発想が面白いですよね。
『ケツメイシ×曲作り』みたいなものをテーマに、どんな雰囲気、どんな想いで曲を作っているのかを面白く、でも真剣に伝えてくれていると思います。
この曲を作ったぐらいの時期は、山籠もりして楽曲制作をしていたと記憶しているのですが、それが冒頭の語りやこの曲が生まれたきっかけだったりするのかなと想像すると、楽しそうであり、苦しそうでもある様子が伺えます。
フレーズに注目するなら『河野部長が種まいて~』とメンバーの名前が出てくるところは印象的かなと。
例えばですが、DJ KOHNOさんがきっかけを作って、Ryojiさんが生み出して、大蔵さんが広げて、Ryoさんが整えて…みたいな感じで全員で曲を仕上げていく感じが伝わりますね。
まぁ田中だけパートなので、もしかしたら足を引っ張ってるのかもしれませんが( *´艸`)笑
曲作りは大変だと思うけれど、それでも楽しみながら曲を作って届けてくれるのが伝わるので、聴いていて楽しい気持ちにさせてくれる面白い歌詞だと思います。
ちなみに、この曲は『ドキッ!! オヤジだらけの歌合戦 目指せ金メダル2008 ポロリもあるよ!?』のライブコントのテーマになった曲でしたね。
あの時からライブでコントをやるようになって、今ではライブの軸にもなってるわけですから、この曲の存在は意外と大きいのかもしれませんね。
曲の印象について書いてみよう
調べた限りですが、コード進行も2つのコードを繰り返してるだけでほとんど変化がない曲なので、飽きてきそうな気もするけれど楽しい雰囲気がずっと続いています。
工場を想起させるドリルの音など、音楽では聴きなじみのない音がするのも飽きさせない要因かもしれないですね。
あと、ノリが良い感じが印象的ですが、これはテンポ感とか裏のリズムが関係しているような気がします。
シンプルだけど聴き飽きないトラックが作れたら無敵だなという気もするので、いずれはそんなところを意識しながら曲作りをしてみたいものですね。
今回の作曲の方向性を決めよう
・意図してメロディーを作れるようになる
今回はメロディー作りについて、学ぶ1週間にしようと思います。
感覚だけで作っていたらいずれ枯渇する気がする。
もともといろんな音楽に触れてきたタイプではないから、足りない分は知識で埋めないとアイディアは生まれてこないでしょう。
なので、今週はいろいろインプットすることと、一度で学びきれないと思うのでとりあえずの情報集めに注力しようかなと。
ここまで3曲作ってきて強く感じるのが「どんな音を選ぶ(作る)か?って重要だな」とも感じたので音作りについても触れたいけれど、ゆっくりじっくり前に進んでいきたいので、今回はメロディー作りだけを考えてみたいと思います。
キーは多分Bで、BPMは140くらい。
コードはB⇒A⇒B⇒Aの繰り返しなので、この制限の中でメロディーが作れるかに挑戦してみましょう。
使用楽器に関してはエレピ、エレキギター、ベース、ドラムくらいでいいかな。
シンプルなトラックに対してどうメロディーを乗せたらいいかを試行錯誤してみたいと思います。
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