2曲目は『青空』を参考に作曲練習しました。
前回の課題を克服しながら、前回よりもクオリティの高い曲を作れるように頑張りましょう。
今回も便宜上実際に作った曲を先に触れて書いていきます。
作曲した感想
イントロ・Aメロは音に厚みが無くて寂しい感じになっちゃったけど、Bメロとサビは割と頑張れたと思う。
Aメロは日常(平凡)、Bメロは非日常、サビで日常を非日常するみたいなイメージで作曲。
このイメージを形にするために、サビではAメロと同じコード進行だけどバッキングパターンを変えたり、単音のフレーズを入れたりして変化を加えてみた。
本当はサビでもっと開放感を出したかったんだけど、しっくりくるメロディーが作れなかった。
跳躍が開放感を生むポイントのような気がしたけど、そうすると本家とメロディーが似てきちゃうから、別の方法を模索…。
サビに入る前のメロディーを上昇させることで、開放感を出そうとしたけれどちょっとインパクトには欠けたかも。
やっぱりプロが作るメロディーにはその曲を最大限表現する音を使っているんだなと。
でも、そんな事を感じられただけでも成長したと思いましょう。
今回の曲の狙いはこんな感じ。
・Aメロはまとまりがある感じに。
・Bメロでテンポが上がった感じを出して、せわしなさを意識。
・AメロとBメロ、Bメロの前半と後半での対比を意識。
・サビは自由な感じ、開放感を意識。
リファレンス曲の『青空』自体がこういうイメージの曲だと感じたから、その感覚を音で表現出来るように意識してみた。
何となくじゃなくて、自分で考えて意図して組み込もうとしたのは良かったと思います。
反省と課題
今回は『生ギターっぽいサウンド』を作ることをテーマの1つにしていた。
思った以上に時間がかかったけど、作り方は分かったからこれからは精度をもっと上げていけたらと思う。
・ピアノのコードトラックとギターのコードトラックは違う
⇒ピアノだと3和音で良いものが、ギター(弦6本)だと5つや6つ音が重なることがある。
『コードトラック』⇒『ボイシング』でピアノとギターの切り替えが出来るから、ギターコード用の音を用意して、必要ならボイシングする。
・強弱をつける
⇒ギターの強弱はドラムのキックとスネアの感じを意識。キック部分に当たるときは下が強め、スネア部分に当たるときは上を強めにするみたいな。・弦のズレを出す
⇒スピードによってズレ幅も変わるから、力を込める部分はズレを小さく、力を抜く部分はズレを大きくする。
メロディー作りのコツも知りたいし、全体的に音が安っぽいから音自体をカッコよくもしたいし、まだまだ課題がたくさんあり過ぎて一気に片づけたいところだけど、今は一つ一つレベルアップしていきましょう。
このクオリティだとやっぱり恥ずかしいから、まだ人に聴かせるレベルじゃないけれど、恥かかないと成長はないからね。
イントロとか終わらせ方を考えるともう少し制作期間を伸ばしたい気もするけれど、期間が長くなるとやる気が薄れそうだし、今のペースがちょうどいいかな。
次回はドラムの打ち込み&フィルインとベースラインの作り方を勉強しながら、曲に反映させていきましょう。
今回ははベースとドラムはノータッチだったからね。
リファレンス曲はランダムで決めてきたけれど、次回はあまりクセがない曲を選びたいかな。
季節感とか特徴的なサウンドを使ってない曲がいいね。
その縛りの中でランダムに曲を流して、一番最初にしっくりきた曲を次回のリファレンス曲にしましょう。
~選曲中~
ということで、次回は『僕らのために…』に決定しました(゚∀゚)
また一つ成長できるようになりたいですね。
『青空/ケツメイシ』の歌詞の意味を考えよう
この曲はざっくり言えば『応援歌』ですが、受け取る人や立場によってニュアンスは変わってくるのかなと思います。
私はこの曲は『切ない応援歌』に感じてしまいます。
そう感じる理由としてはRyoさんのパート
【世の中は変わらずバタバタしてる 正直に生きてまたバカ見てるが~】
の部分からかな。
この曲ではこのパートが2回出てくるんですよね。
例えば、サビは同じ言葉を繰り返すことがありますが、それは「サビ=一番伝えたい事」だからかなと。
大事なことは繰り返し言うの周知でしょう。
そう考えると【世の中は~】の部分は『青空』という曲の中でも割と重要度が高いのかな?と想像できます。
では、ここで言う“世の中”とは何か?
それは“コロナ禍”の世の中でしょう。
この曲がリリースされたのは2021年4月。
コロナ禍の真っ最中で、ちょうど自粛生活をしていた時期ですね。
この時期、一番被害を受けた人たちは誰か?
思うにそれは『子供』や『学生』たちなのかなーと。
学生時代の1年間と社会人になって以降の1年間とは、やっぱり価値が違うと思う。
私が当たり前に経験してきた部活動や学校行事を、結果的に“大人”が奪った。
私は学生時代のあの経験は今でも財産に感じるところもあるから、それを経験できなかったことを想像すると切なく思います。
だから『青空』がただの応援歌ではなく、どちらかと言えば『切ない応援歌』に感じるのですね。
まぁ当事者たちがどう感じているかは分からないし、それぞれの想いがあるでしょう。
何となく私のように『切ない応援歌』という受け取り方をする人は少数派な気がします。
切なさよりもより前向きさを感じてるかもしれないし、私も聴くタイミングによって『切なさ』と『前向きさ』のパーセンテージが行ったり来たりもするので、「こういう曲だ!」と決めなくてもいいかもしれないですね。
ちなみに、私はこういう受け手によって感じ方が違う歌詞、同じ言葉だけど1回目と2回目で感じ方が違う歌詞は好物なので、『青空』はケツメイシの中でも好きな曲の1つです^^
曲の印象について書いてみよう
曲から受ける印象としては一番強いのは『開放感』かな。
Aメロ、特にBメロの部分ではどこか閉鎖的な感じ、外に出られないような縛られてる感じがするけれど、サビで開ける感じが聴いてて心地よいと思います。
あと、サビに入る前のちょっとしたタメの部分で、青空を見上げる時間をくれる感じも素敵に感じました。
AメロからBメロに切り替わってから感じる閉鎖的な感じはなぜ生まれるんだろう。。。
考えられることとしては…『コード』と『楽器』に秘密があるのかな?
Aメロとは違うコードを使っているから、多分ここは関係していると思う。
ただ、現時点ではコードに関してはノータッチでいくから置いておこう。
もう1つは『楽器』だけど、Bメロではギターの音が印象的。
ストロークが早いのと低い音域が出てきていて、それが閉鎖感を生んでるのかなーと仮説を立ててみたい。。。
今回の作曲の方向性を決めよう
・『切なさ』の後に『解放感』を感じられる
・聴き終わった後に前向きになれる
・ダサい雰囲気にならないようにする
・効率よく作業を進める
前回は作りたい曲とは程遠い出来になってしまったので、今回は少しは成長した感じを出したいですね。
でも、急ぎ過ぎないでCubaseの使い方も確認しながら作業を進めていきましょう。
だから前者の2つよりは後者の2つを意識したいと思います。
原曲のキーはB♭メジャースケール?BPMは93前後くらい?
違うかもしれないけれど、ここは重要ではないのでそうだとしておきましょう。
キーはなるべく変えたいところですが、他のキーだとあまりしっくりこない感じがしたので、今回は原曲と同じキーの『B♭メジャースケール』と『BPM93』にします。
使用楽器の確認
ピアノ、ギター、ベース、ドラムなど基本の楽器は置いといて、気になった楽器や音をピックアップしてみましょう。
鈴の音、シャララランみたいなヤツは何度か鳴ってますね。
調べてみたら、あの楽器「ウィンドチャイム(【GM 129】 Stereo GM Kit『C5』)」って言うらしい。今後も使う時がありそうだから覚えておこう( ..)φメモメモ
イントロで低い音域でストリングスが鳴ってる?
ストリングスは音域によって適した楽器が違うようだから、今回はヴィオラやチェロ辺りも使いましょう。
あとイントロ5拍目から指パッチンみたいな音が聞こえる。
フィンガースナップ(Finger Snap)はいくつかのドラムキットに音がある。今回はエレクトロキット(Electro kit1)の『D3』を採用。
Bメロでピコピコ音?が聞こえる…気がする。
サビ前にシャーって音とサビ始まりにシュパーンみたいな音がする。
サビ(愛を愛を~)の部分でピッコロ?木管楽器のピュロロ~って音がする。
この辺りの音はアクセントとしてどこかに入れましょう。
あと今回はピアノとギターの支える音たちがダサくならないようにしたいな。
ここが上手くいくとメロディーもいい感じになりそうだから、トラック作りの段階で心地よさを感じられるように頑張りましょう。
今回のスケジュール
【月曜日】
歌詞・曲分析、方向性決め、キー選び。
いろいろ考えたり、調べたりして2時間くらいの作業時間。
ちょっと時間がかかってるけれど、ココの時間はあまり短縮できない感じがするし、じっくり時間をかけてもいいと思う。
意図して作曲できるようになるのが目的だから、「どういう意図を持っているのか?」はしっかり認識した方がいいかな。
【火曜日】
『曲の構成』『BPM』『コード進行』の打ち込み。楽器(音色)選び。
今日も2時間くらいの作業。
作業時間よりも調べものをしてる時間が長かったかな。
何か意図を持って作曲したいと思っているけれど、今回は「どんな曲にしたいか?」よりも「ちゃんと曲として聴ける」ようにしたい。
「自分でダサいと思わないようなクオリティにしたい」のが意図というか、目的になるかな。
前回はのっぺりした感じが嫌でダサいと感じたから、今回は音が複雑に絡み合って共鳴してる感じにしたいと思う。
【水曜日】
サビのトラック作り。作業時間2時間くらい。
いろいろ調べながら作業。ピアノやギターのバッキングやギターっぽい音の作り方などを確認。
【木曜日】
サビのメロディー作り。
メロディーの作り方はまだあんまり調べてないから、フィーリングで作成。
もう少し『青空』のイメージが出せれば良かったけれど、この辺りはおいおい勉強していきましょう。
【金曜日】
イントロ、Aメロ、Bメロのアレンジ、メロディー作り。作業時間1時間くらい。
イントロでサビでも使っているフレーズを鳴らしてAメロは控えめな感じにしてみた。
Bメロは少しスピード感をだしたかったから、メロディーを細かくしたりシンコペーションしてみたりした。
【土曜日】
イントロ、Aメロ、Bメロのアレンジ、メロディー作り。作業時間4~5時間。
【日曜日】
調整。完成と反省。
土日は細かい調整と調べもの。このブログの記事作りなどなど。
まだまだ作業が遅いから、成長したい部分をピンポイントで伸ばしていくことに注力しましょう。
アレンジとか音作りとかもっとレベルが上がってきたら、スケジュールを伸ばしてクオリティ重視の作曲に変えていければって感じかな。
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