ケツメイシの曲を参考にDTMで作曲練習。
1曲目は『ほら行こう』をリファレンス曲にして練習をしました。
先に実際に作った曲の感想と反省をして、それから「どうしてこういう曲にしようと思ったのか?」を書いていきます。
順番を前後させているので、文章が若干変だけど気にしないでください。
1曲目『ほら行こう/ケツメイシ』を参考に作曲練習~課題がたくさん~
まずは作った曲を聴いてみましょうか。
ちょっと素直過ぎる曲になっちゃったかなー。
もし子供が作った曲だとしたら、この素直さは評価してもらえるけれど、大人が作った訳だから少し恥ずかしさはあるね。
それでも、初心者が作ったと考えるなら、伸びしろがあると思って次に活かしていきましょう。
まだ言い訳が出来る段階だから言い訳させていただくくと(笑)、『どんな風に曲を作っていけばいいのか?』を確認しながら今回は作ってみました。
「メロディーの作り方がわからない…」
「アレンジってどうやってやるんだ?」
「そもそもCubaseの使い方を理解してない」
などいちいち立ち止まって、調べて、作って、やり直して…と
いった感じで作ってきたわけですね。
一度途中で「やっぱやめようかなぁ…」と嫌になったりもしましたが、
『ほら行こう』を聴きながら作曲練習したこともあってとりあえず最低限の形になるまでは続けることが出来ました。
『立ち上がらないと見えない景色』があるそうなので、
しらばらくは練習を続けていきたいと思います。
課題と反省
悩みながら進めたかいもあって、反省点や課題がたくさん見つかりました。
ざっくり箇条書きするとこんなところですか。
【反省点と課題】
・メロディーがダサい
・ドラムやベースもダサい
・作業スピードが遅い など他多数…
まず感じるのはメロディーがなんかダサいところ。
なんて表現したらいいか分からないけど、のっぺりした感じがするんだよね。
ドラムやベースもダサいし、なんか『引き出しがない』のを自分でも感じる。
この辺りは知識をインプットする必要があるね。
ただ、早急に改善するのは『作業スピードが遅い』ところかな。
スピードが遅いから今回はミックスやマスタリングまで手が回らなかったし、
ベースとかのアレンジも途中で打ち切りにしちゃった。
仕事でも勉強でもスポーツでもそうだけど、基礎がないと効率が悪い。
それは作曲でも同じだと今回感じたなー。
キーボードだけでショートカットを使いながら作業したりする能力が必要だし、あと楽器も弾けた方がいい。
ピアノの練習をして自由に弾ければアイディアも増えてくると思う。
これからはしばらく作業効率を上げるところを意識しようかな。
音楽センスはそれから磨いていきましょう。
【良かった点】
・裏メロは良い感じだと思ってる
・一応やり遂げることは出来た
反省ばかりだと寂しいから、良かったところも書いておきましょう。
個人的には裏メロは少し気にっています。
もう少し短いフレーズの方が良いなと思ったけど、このメロディーが出来たとき気持ち良かったからそのままにしてみた。
あとそれっぽい形になったのも良かった。
始めてみたけど途中でやめる事なんて何度も経験してきてるからね。笑
その中で一応でもやり遂げられたのは評価していいでしょう。
やっぱり1週間っていう制限を設けたのが良かったかな。
時間が限られてるから人は動けることを改めて感じたね。
感想と反省はこの辺にして、『ほら行こう』をリファレンス曲にしてどんなことを考えながら作曲を進めていったのかを書いていきましょう。
『ほら行こう/ケツメイシ』の歌詞の意味を考えよう
最初に取り組んだのは『歌詞の意味』を考えること。
この曲は一言で言えば『挫折した人への応援歌』って感じですか。
「挑戦したけれど上手くいかなかったんだね。だけど、もう一度頑張ってみようよ」と優しく、でも力強く声をかけてもらってる気分になる曲だと思います。
だから、無垢な人や子供よりは、ある程度経験を重ねた人に響く曲という感じでしょうか?
そう感じる理由を軽く考えてみましょう。
この曲は『まだやったことがない』ではなく『一度やってみたけど…』みたいな人を対象にしていると私は思っていますが、そう思うのは冒頭のフレーズの部分から。
【まだ寝たふりをしてるの君は? 歩き続けた事もないのに】
ポイントは“歩いた”事もないじゃなくて“歩き続けた”事もないところ。
主人公は何かをやってみたことをはある。でも、途中でやめてしまった。
ここから「挑戦したことはあるよ」ということは読み解けますね。
そして、その何かを「本当はまだやりたい」と思っている。
なぜなら“寝たふり”をしているから。
「自分の気持ちには気づいているし、わかってる。でも一歩が踏み出せない…」
というのが冒頭のワンフレーズだけで分かりますね。
たった1行でこうも簡単に方向性を示せてしまうんだなぁ。
歌詞のレベルの高さを感じますね(´-ω-`)
そして、伝えてくれる言葉には『強さ』と『優しさ』を感じられる訳で…
と、もっと歌詞分析したい気分ですが、目的が変わってしまうのでココでやめましょう。
続いて曲について考えてみます。
曲の印象について書いてみよう
音楽については知識が乏しいから、とりあえず気づいたことや疑問などから考えてみましょう。
一番気になったのは「どうしてこのテンポなんだろう?」ってところ。
ケツメイシの曲はアップテンポな曲が多いイメージだけど、この曲は調べた限りBPMが「92」。
ちょっと遅めな感じだけど、遅すぎないくらい?
これは「一歩先を歩いている」「先導してくれてる」感じを表現してるのかなーと思いました。
歌詞からは寄りそってくれてるだけじゃなくて、引っ張ってくれる感じが読み解ける。タイトルも『ほら行こう』だし。
だから、このテンポ感なのかなーって。
あとは…分からん。ぼんやりいい曲だなーとしか今は言語化できない。
まぁフィーリングで作曲していきましょう。
何となくこの曲を一発目に引いたのは運命的な感じもしますね。
途中でやめちゃった曲作りを始めるのにぴったりな気がする。
まぁ仮に一発目に『夏とビールとロックンロール』が選ばれたとしても「一曲目にふさわしいアップテンポな曲だ!」って書いてたと思うけど。笑
作曲の方向性を決めよう
分析を基に「どんな感じの曲にしたいか?」を決めていきましょう。
【作りたい曲の方向性】
・挫折を経験した人がもう一度「やってみよう」と思える
・「力強さ」と「優しさ」が同居する
・部屋にいる時に一人で聴きたい
こんなところを感じられる曲にしたいかな。
キーのイメージで近いモノを探してみると、Fメジャーがいいかなー。
Aマイナーと迷ったけれど、Aマイナーだとちょっとシンプル過ぎるかなと思ったから、Fメジャーに決めましょう。
使われている楽器の確認
次は使われている楽器を探してみましょう。これは分かる範囲でOK。
アコギ、ベース、シンセ 、ドラム、クラップ、ストリングス、タンバリン、コーラス、上ハモリ。
こんな感じ?ちょっとわかんないや。笑
これらの楽器が聴こえたということで使ってみましょう。
実際のスケジュール
スケジュールをざっくり決めてましたが、実際はスケジュールには進まなかった。
原因は一つ一つ確認しながら進めていったからかな。
【実際のスケジュール】
【月曜日】
曲分析、方向性決め、キー選び。
【火曜日】
『曲の構成』『BPM』『コード進行』の打ち込み。楽器(音色)選び。
【水曜日】
リズム決め、メロディー(サビ)
【木曜日】
メロディー(サビ)、アレンジ(サビ)
【金曜日】
メロディー・アレンジ(サビ・サビ以外)
【土曜日】
アレンジ(サビ以外)
【日曜日】
アレンジ(全体)、完成と反省
ざっくりこんな感じ。
メロディーがしっくりこなかったのと、アレンジをどうやってやっていけばいいのかが分からなかったから、思ったよりも時間がかかったねー。
ただ、作曲手順を改めて確認出来たから、次はもう少し上手く作曲出来るんじゃないかなと。
まだ途中だけど、何となくはまとまってきたから現時点での作曲手順のまとめを記録しておきましょう。

記事にまとめるのもだんだんスタイルを見つけていければといった感じかな。
とにかく見切り発車、出たとこ勝負で進めていきたいので、どんどん次に進みましょう。
シャッフルで選ばれた次の曲は『青空』でした。
来週も楽しみながら頑張りましょう。
2曲目『青空/ケツメイシ』を参考に作曲練習~生ギターっぽいサウンド作り~
2曲目は『青空』を参考に作曲練習しました。
前回の課題を克服しながら、前回よりもクオリティの高い曲を作れるように頑張りましょう。
今回も便宜上実際に作った曲を先に触れて書いていきます。
イントロ・Aメロは音に厚みが無くて寂しい感じになっちゃったけど、Bメロとサビは割と頑張れたと思う。
Aメロは日常(平凡)、Bメロは非日常、サビで日常を非日常するみたいなイメージで作曲。
このイメージを形にするために、サビではAメロと同じコード進行だけどバッキングパターンを変えたり、単音のフレーズを入れたりして変化を加えてみた。
本当はサビでもっと開放感を出したかったんだけど、しっくりくるメロディーが作れなかった。
跳躍が開放感を生むポイントのような気がしたけど、そうすると本家とメロディーが似てきちゃうから、別の方法を模索…。
サビに入る前のメロディーを上昇させることで、開放感を出そうとしたけれどちょっとインパクトには欠けたかも。
やっぱりプロが作るメロディーにはその曲を最大限表現する音を使っているんだなと。
でも、そんな事を感じられただけでも成長したと思いましょう。
今回の曲の狙いはこんな感じ。
・Aメロはまとまりがある感じに。
・Bメロでテンポが上がった感じを出して、せわしなさを意識。
・AメロとBメロ、Bメロの前半と後半での対比を意識。
・サビは自由な感じ、開放感を意識。
リファレンス曲の『青空』自体がこういうイメージの曲だと感じたから、その感覚を音で表現出来るように意識してみた。
何となくじゃなくて、自分で考えて意図して組み込もうとしたのは良かったと思います。
反省と課題
今回は『生ギターっぽいサウンド』を作ることをテーマの1つにしていた。
思った以上に時間がかかったけど、作り方は分かったからこれからは精度をもっと上げていけたらと思う。
・ピアノのコードトラックとギターのコードトラックは違う
⇒ピアノだと3和音で良いものが、ギター(弦6本)だと5つや6つ音が重なることがある。
『コードトラック』⇒『ボイシング』でピアノとギターの切り替えが出来るから、ギターコード用の音を用意して、必要ならボイシングする。
・強弱をつける
⇒ギターの強弱はドラムのキックとスネアの感じを意識。キック部分に当たるときは下が強め、スネア部分に当たるときは上を強めにするみたいな。・弦のズレを出す
⇒スピードによってズレ幅も変わるから、力を込める部分はズレを小さく、力を抜く部分はズレを大きくする。
メロディー作りのコツも知りたいし、全体的に音が安っぽいから音自体をカッコよくもしたいし、まだまだ課題がたくさんあり過ぎて一気に片づけたいところだけど、今は一つ一つレベルアップしていきましょう。
このクオリティだとやっぱり恥ずかしいから、まだ人に聴かせるレベルじゃないけれど、恥かかないと成長はないからね。
イントロとか終わらせ方を考えるともう少し制作期間を伸ばしたい気もするけれど、期間が長くなるとやる気が薄れそうだし、今のペースがちょうどいいかな。
次回はドラムの打ち込み&フィルインとベースラインの作り方を勉強しながら、曲に反映させていきましょう。
今回ははベースとドラムはノータッチだったからね。
リファレンス曲はランダムで決めてきたけれど、次回はあまりクセがない曲を選びたいかな。
季節感とか特徴的なサウンドを使ってない曲がいいね。
その縛りの中でランダムに曲を流して、一番最初にしっくりきた曲を次回のリファレンス曲にしましょう。
~選曲中~
ということで、次回は『僕らのために…』に決定しました(゚∀゚)
また一つ成長できるようになりたいですね。
『青空/ケツメイシ』の歌詞の意味を考えよう
この曲はざっくり言えば『応援歌』ですが、受け取る人や立場によってニュアンスは変わってくるのかなと思います。
私はこの曲は『切ない応援歌』に感じてしまいます。
そう感じる理由としてはRyoさんのパート
【世の中は変わらずバタバタしてる 正直に生きてまたバカ見てるが~】
の部分からかな。
この曲ではこのパートが2回出てくるんですよね。
例えば、サビは同じ言葉を繰り返すことがありますが、それは「サビ=一番伝えたい事」だからかなと。
大事なことは繰り返し言うの周知でしょう。
そう考えると【世の中は~】の部分は『青空』という曲の中でも割と重要度が高いのかな?と想像できます。
では、ここで言う“世の中”とは何か?
それは“コロナ禍”の世の中でしょう。
この曲がリリースされたのは2021年4月。
コロナ禍の真っ最中で、ちょうど自粛生活をしていた時期ですね。
この時期、一番被害を受けた人たちは誰か?
思うにそれは『子供』や『学生』たちなのかなーと。
学生時代の1年間と社会人になって以降の1年間とは、やっぱり価値が違うと思う。
私が当たり前に経験してきた部活動や学校行事を、結果的に“大人”が奪った。
私は学生時代のあの経験は今でも財産に感じるところもあるから、それを経験できなかったことを想像すると切なく思います。
だから『青空』がただの応援歌ではなく、どちらかと言えば『切ない応援歌』に感じるのですね。
まぁ当事者たちがどう感じているかは分からないし、それぞれの想いがあるでしょう。
何となく私のように『切ない応援歌』という受け取り方をする人は少数派な気がします。
切なさよりもより前向きさを感じてるかもしれないし、私も聴くタイミングによって『切なさ』と『前向きさ』のパーセンテージが行ったり来たりもするので、「こういう曲だ!」と決めなくてもいいかもしれないですね。
ちなみに、私はこういう受け手によって感じ方が違う歌詞、同じ言葉だけど1回目と2回目で感じ方が違う歌詞は好物なので、『青空』はケツメイシの中でも好きな曲の1つです^^
曲の印象について書いてみよう
曲から受ける印象としては一番強いのは『開放感』かな。
Aメロ、特にBメロの部分ではどこか閉鎖的な感じ、外に出られないような縛られてる感じがするけれど、サビで開ける感じが聴いてて心地よいと思います。
あと、サビに入る前のちょっとしたタメの部分で、青空を見上げる時間をくれる感じも素敵に感じました。
AメロからBメロに切り替わってから感じる閉鎖的な感じはなぜ生まれるんだろう。。。
考えられることとしては…『コード』と『楽器』に秘密があるのかな?
Aメロとは違うコードを使っているから、多分ここは関係していると思う。
ただ、現時点ではコードに関してはノータッチでいくから置いておこう。
もう1つは『楽器』だけど、Bメロではギターの音が印象的。
ストロークが早いのと低い音域が出てきていて、それが閉鎖感を生んでるのかなーと仮説を立ててみたい。。。
今回の作曲の方向性を決めよう
・『切なさ』の後に『解放感』を感じられる
・聴き終わった後に前向きになれる
・ダサい雰囲気にならないようにする
・効率よく作業を進める
前回は作りたい曲とは程遠い出来になってしまったので、今回は少しは成長した感じを出したいですね。
でも、急ぎ過ぎないでCubaseの使い方も確認しながら作業を進めていきましょう。
だから前者の2つよりは後者の2つを意識したいと思います。
原曲のキーはB♭メジャースケール?BPMは93前後くらい?
違うかもしれないけれど、ここは重要ではないのでそうだとしておきましょう。
キーはなるべく変えたいところですが、他のキーだとあまりしっくりこない感じがしたので、今回は原曲と同じキーの『B♭メジャースケール』と『BPM93』にします。
使用楽器の確認
ピアノ、ギター、ベース、ドラムなど基本の楽器は置いといて、気になった楽器や音をピックアップしてみましょう。
鈴の音、シャララランみたいなヤツは何度か鳴ってますね。
調べてみたら、あの楽器「ウィンドチャイム(【GM 129】 Stereo GM Kit『C5』)」って言うらしい。今後も使う時がありそうだから覚えておこう( ..)φメモメモ
イントロで低い音域でストリングスが鳴ってる?
ストリングスは音域によって適した楽器が違うようだから、今回はヴィオラやチェロ辺りも使いましょう。
あとイントロ5拍目から指パッチンみたいな音が聞こえる。
フィンガースナップ(Finger Snap)はいくつかのドラムキットに音がある。今回はエレクトロキット(Electro kit1)の『D3』を採用。
Bメロでピコピコ音?が聞こえる…気がする。
サビ前にシャーって音とサビ始まりにシュパーンみたいな音がする。
サビ(愛を愛を~)の部分でピッコロ?木管楽器のピュロロ~って音がする。
この辺りの音はアクセントとしてどこかに入れましょう。
あと今回はピアノとギターの支える音たちがダサくならないようにしたいな。
ここが上手くいくとメロディーもいい感じになりそうだから、トラック作りの段階で心地よさを感じられるように頑張りましょう。
今回のスケジュール
【月曜日】
歌詞・曲分析、方向性決め、キー選び。
いろいろ考えたり、調べたりして2時間くらいの作業時間。
ちょっと時間がかかってるけれど、ココの時間はあまり短縮できない感じがするし、じっくり時間をかけてもいいと思う。
意図して作曲できるようになるのが目的だから、「どういう意図を持っているのか?」はしっかり認識した方がいいかな。
【火曜日】
『曲の構成』『BPM』『コード進行』の打ち込み。楽器(音色)選び。
今日も2時間くらいの作業。
作業時間よりも調べものをしてる時間が長かったかな。
何か意図を持って作曲したいと思っているけれど、今回は「どんな曲にしたいか?」よりも「ちゃんと曲として聴ける」ようにしたい。
「自分でダサいと思わないようなクオリティにしたい」のが意図というか、目的になるかな。
前回はのっぺりした感じが嫌でダサいと感じたから、今回は音が複雑に絡み合って共鳴してる感じにしたいと思う。
【水曜日】
サビのトラック作り。作業時間2時間くらい。
いろいろ調べながら作業。ピアノやギターのバッキングやギターっぽい音の作り方などを確認。
【木曜日】
サビのメロディー作り。
メロディーの作り方はまだあんまり調べてないから、フィーリングで作成。
もう少し『青空』のイメージが出せれば良かったけれど、この辺りはおいおい勉強していきましょう。
【金曜日】
イントロ、Aメロ、Bメロのアレンジ、メロディー作り。作業時間1時間くらい。
イントロでサビでも使っているフレーズを鳴らしてAメロは控えめな感じにしてみた。
Bメロは少しスピード感をだしたかったから、メロディーを細かくしたりシンコペーションしてみたりした。
【土曜日】
イントロ、Aメロ、Bメロのアレンジ、メロディー作り。作業時間4~5時間。
【日曜日】
調整。完成と反省。
土日は細かい調整と調べもの。このブログの記事作りなどなど。
まだまだ作業が遅いから、成長したい部分をピンポイントで伸ばしていくことに注力しましょう。
アレンジとか音作りとかもっとレベルが上がってきたら、スケジュールを伸ばしてクオリティ重視の作曲に変えていければって感じかな。
3曲目『僕らのために…/ケツメイシ』を参考に作曲練習~ベースとドラムの打ち込み~
3曲目は『僕らのために…』を参考に作曲練習しました。
前回の課題を克服しながら、前回よりもクオリティの高い曲を作れるように頑張りましょう。
今回も便宜上実際に作った曲を先に触れて書いていきます。
ドラムフィルが入ったことでセクションがはっきりして、聴きやすくなってるのが要因かなと思います。
でも、メロディーに関しては前回の方が好きかな。
優しい感じにしたくて下降するメロディーを使ってみたけれど、優しいよりは落ち着いた感じになった感じ。
結果、盛り上がりに欠ける曲になっちゃったかな。
どうしてこうなるのか原因は今は分からない。。。
でも、そこまで気にしてないから、このモヤモヤは抱えながら先に進もうと思います。
あと、今回はドラムとベースの打ち込みに注力しましたが、まだまだ最低限のレベルにも達していないですね。
ただ、リズム隊は奥が深い楽器だということは分かりました。
今はやることが多くて煩わしさを若干感じてるけど、理解していったらアレンジが楽しい楽器にもなると思います。
作曲していて「もっと知識が必要だな」と感じました。
収納が多い物件なのに荷物が少ない状態。
引き出しを開けても何も入ってないから、作曲していても物足りなさを感じてしまいますね。
まぁ、そう感じるだけでも今はいいのかもしれません。
反省と課題
今回のテーマにしてたドラムとベースの打ち込み手順についてそれぞれまとめておきましょう。
1.音源(ドラムキット)を選ぶ
⇒作曲したいジャンルにあったドラムを使ったり、テンポにあったドラムを使う。速いテンポの時はアタック音寄りの、遅いテンポの時はサステイン寄りのドラムを選ぶと相性が良い傾向。今回は『Drum&Bass Kit 01』を採用。
2.セクションごとのパターンを作る
⇒パターンの作り方はハーフビートや4つ打ちにしてみるとか。他にもセクション内でパターンを変える方法もある。例えば、キックの位置を変えたりスネアのアクセントをずらしたりするとかなどいろいろ試してみる。
3.キックやスネア、ハイハットに強弱をつける
強弱が付くと人間っぽい感じが出る。コレっていう決まりはあまりないみたいだから、ひとまずは自分の感覚で打ち込んでみる。
4.フィルを入れる
⇒直前にきっかけ(フィルに入るための流れ)を作ってあげるとスムーズな感じが出る。フィルの長さにバリエーションを持たせることが大事。毎回同じ長さだと意外性がなくなってしまうから、曲調が大きく変わる前は長め、逆は短めだといい感じ。
5.他のパートと連動させる
メロディーで強調したい部分があったり、キメやブレイクを作る場合などに連動させる。
とりあえず『1』~『3』まで打ち込んで、『4』と『5』は他のパートを作ってからの方がやりやすいかな。
あと、フィルの入れ方はアクセントを意識するといいらしい。
先にアクセントの欲しい音を打ち込んで、その後に細かくしたり、位置を変えたりすると複雑なフィルが作りやすい。
基本的には8分と16分の組み合わせとか、タムは上から下に向かうとかのルールがあるけれど、正解があるわけじゃないから、あまり気にせずでOK。
作っている曲にマッチしているのが大事だし、著作権とかもないからいろんな曲を聴いて気に入ったものを採用してもいいかも。
・ベースは基本ルート音を演奏する。
⇒ルート弾きは勢いが出たり、安定感が出る。
・リズムは基本バスドラム(キック)のに合わせる。
⇒アクセントになる部分に合わせるなど全部のキックに合わせなくてOK。
・ルート以外のピッチに使う時は3度と5度の音が使いやすい。
⇒ルート音と次のルート音が離れてる(跳躍)してる時に使ったりも出来る。多用しすぎるともったいないこともある。
・メロディアスなフレーズやフィルの作り方
⇒ペンタトニックスケールやオクターブで鳴らすなど。
・音価(音の長さ)が短いとタイトな感じ、長いと引っ張られる感じ。
⇒キックに合わせることで余韻を作ることが出来る。
・ベロシティ(強弱)はミックスすると分かりにくい。
⇒でも、強拍部分を強調することで人間っぽい打ち込みになる。
・アーティキュレーション(奏法)はスライド、ハンマリング、プリング、ゴーストノートなどいろいろ。
⇒フレーズの滑らかさなどが違ってきてより人間っぽい感じになる。
ベースは支える楽器だからシンプルだと思ってたけど、凄く奥が深いんだな。
とりあえず今回はこの辺りを抑えておいて、おいおい学んでいきましょう。
次回はメロディーについて勉強しようと思います。
大きく外さなければ、それなりの音楽になることは分かったし、感覚で作ったメロディーでも仕上がりはそんなに悪くないと思う。
でも、同時に「この感じで作曲を続けていけばいつか枯渇するな」とも気づいた。
センスがないなら知識でカバーするしかないと思うから、メロディーの考え方をここいらで一度学んでおきましょう。
次回のリファレンス曲もあまりクセのない曲調のものがいいですね。
あと、2連続で『B♭キー』で『BPM90』くらいの曲が続いたので、似たようなものは避けたいかなと思います。
その条件の中でランダムに曲を選んだ結果、次回の参考曲は『ケツメイシ工場』に決定しました。
軽く調べてみた限りちょっと特殊な曲だったので、もしかしたら変えるかもしれないけど、メロディー作りの練習にはいい可能性もあるので、やれる限り頑張ってみようと思います。
来週も引き続き練習していきたいと思います。
『僕らのために…/ケツメイシ』の歌詞の意味を考えよう
まず、この曲の印象ですが、最初に聴いた時は言い方がヘンだけど「良くも悪くも良い曲だなー」という印象を受けました。
良いと感じるのはケツメイシっぽい曲、感情が溢れてる人間味のある歌詞だと思うから。
一方で、『何かが足りない感じ』、自分の理解が及んでない部分も同時に感じました。
その理由を考えてみると、この曲が映画【僕らのごはんは明日で待ってる】のために書き下ろされた曲だからというのが関係しているかもしれません。
作品は観てないのですが、今回の作曲練習のために映画のあらすじとネタバレを確認させていただきました。
それを踏まえた上でこの曲を聴くと、私が『何かが足りない感じ』と思った部分がしっかり埋まりましたね。
この曲はやはり『映画のための曲』『映画作品をより良くするための曲』というのが重要だと思います。
ネタバレは避けますが、映画の内容が分かると歌詞の意味も深く理解出来て、文句なしの良曲だと感じられますね。
歌詞自体に関しては分かりやすいメッセージなので細かい所は省きますが、【複雑】【背伸びした】【単純な】などそういった言葉が多く含まれているので、『シンプル』がキーワードかなと。
このブログでも何度も書いていますが、最終的に物事が行きつくところはシンプルなんですよね。
曲の印象について書いてみよう
曲の印象で一番感じるのは『素直さ』かな。
前回の練習曲の『青空』はBメロで少しネガティブな雰囲気があったけど、今回の『僕らのために…』にはその雰囲気がないですね。
コード進行を確認してみてもAメロと順番を入れ替えたくらいで、新しいコード音が加わった感じはなかったので、その辺りが『素直さ』を感じた理由かもしれません。
ちなみに、この曲に関する簡単なインタビューがあったのですが、そこでは【曲を仕上げて行く過程にも、そんなピュアな部分や健気さが伝わる様に心掛けました。】と答えていました。
言葉多少違うけれど、ケツメイシが意図したような部分を実際に聴いて感じられていますね。
私もこんな風に楽曲にどんな想いを込めたのかが伝わるような曲が作りたいものです。
今回の作曲の方向性を決めよう
・シンプルな楽曲にする
・安心感や優しい感じがある雰囲気にする
・ベースラインとドラムの打ち込みを意識する
・可能ならメロディー作りの勉強もしたい
この辺りを課題にしたいですね。
今回の目的は『ベースラインとドラムの打ち込み』を練習することなので、あまり難しいことをしたり、悩んだりしないはしないで作業を進めましょう。
今回も原曲のキーはおそらくB♭、BPMは調べた限り91なので、前回の練習が活かせそうですね。
ここまで考えて曲を選んだ訳ではなかったので、いい参考曲がランダムで選ばれたなと思います。
もしかしたら似たようなメロディーになってしまうかもしれませんが、今回も原曲と同じ『キー:B♭-BPM91』でいきましょう。
使用楽器の確認
今回もウィンドチャイムが鳴ってますね。
あとストリングスの低い音か管楽器(トロンボーン?)かの音もする。
あとシンセで「ポワポワ」みたいな音がするかな。
もしかしたらタンバリンもなってるかも?
印象的なのはイントロのストリングスの音だけど、この辺りの楽器のアレンジとかイントロに力を入れるのは今回はパスしようと思う。
今回はベースとドラムの勉強をすることが最大の目的。
もし余裕があったら他の部分もこだわっていきましょう。
今回のスケジュール
【月曜日】
歌詞・曲分析、方向性決め、キー選び、『曲の構成』『BPM』『コード進行』の打ち込み。楽器(音色)選び。
イントロの部分がアウフタクト&5小節+2拍されてて少し混乱。
でも無事に音選びまでざっくりは出来た。
1日目でココまで準備出来れば2日目以降の作業はグッと楽になるから、来週以降も1日目にココまで行けるといいかも。
【火曜日】
ドラムの勉強&打ち込み。
【水曜日】
ベースの勉強&打ち込み。
【木曜日】
全体のトラック作り。メロディー作り。
メロディーを作ってみたけど、ちょっとイマイチかなー。
今は感覚で作ってるから、どうしても似たような感じがするし、いずれ頭打ちするのが目に見えてる。
いつかはメロディー作りの勉強をしようとは考えていたから、前倒しして来週の課題にしたいと思う。
【金曜日】
サビ、イントロ、Bメロのアレンジ、メロディー作り。
【土曜日】
お休み
【日曜日】
調整。完成と反省。
ギターの打ち込みに時間がかかっちゃうのを何とかしたいなー。
多分もっと効率よく時短で打ち込める方法があるはずだから、そういった細かい部分でストレスを溜めないような工夫をしていきたいですね。
4曲目『ケツメイシ工場/ケツメイシ』を参考に作曲練習~メロディーの作り方を学ぶ~
4曲目は『ケツメイシ工場』を参考に作曲練習しました。
今回は真似たりする事よりメロディーの作り方を学んで反映させるのが目的。
意図してメロディーを作る秘訣を見つけられたらと思います。
今回も便宜上実際に作った曲を先に触れて書いていきます。
今回はインプットに時間がかかったので、メロディー意外とのところはほとんど手が回らなかった。
もう少しクオリティを高めたかったけれど、、、まぁ今は仕方ないか。
リファレンス曲が『ケツメイシ工場』だったので、工場で働く人をイメージして作曲してみようと考えました。
その時に思い出したのが「工場のバイトは頭がおかしくなる」という昔話。
とある食品関係のバイトのお話を知人から聞いたことがあったのですが、「ラクだと思ったらとんでもなかった…」という話を思い出したました。
それで「永遠と同じ作業を繰り返す時に感じたり芽生えたりする気持ち」みたいなものを表現出来たらなと。
どれだけ伝わったかは分かりませんが、意図してメロディーを作ろうとしたことは出来たので今回は個人的には及第点です(´-ω-`)b
セクションごとにテーマを設けてメロディーを制作
今回は意図してメロディーを作る練習なので、セクションごとにテーマを設けようと。
なので、それぞれのセクションでキャラクターというか『ドラマ性』を意識して曲を作りました。
最初のサビに当たる部分は『ベルトコンベアの上を音が流れてくる』感じ。
単純な流れ作業で検品をしてる感じを出したかったから、音数は2音でリズムも一定、似たようなメロディーを繰り返して印象付けるイメージ。
途中で異物混入じゃないけど、3つ目の音が出てきて「んっ?」っていう、「でもまぁ…いいか」みたいな演出をしてみました。
同じことを繰り返してると多少のミスを見逃したり、マンネリしてくることがあるなーと思って、その辺りを『1つ音を外すことで表現』してみた。
Aメロに当たる部分は「なぜサビで1音ズレているのか?」を表現するためのメロディーをイメージ。
Aメロの前半は『シンコペーション』させて前のめりで作業してる感じを出したつもり。
これは前向きに仕事をしてるのと同時に、『ちょっと慌ててる雰囲気』や『手が回らない雰囲気』をイメージ。
あと、最後の4拍はあえて『音を鳴らさなかった』のですが、これは『サボってる感じ』を出したつもりです。
Aメロの後半は『3連符』の音を入れて、『せわしない感じ』や『あくせく働くイメージ』を表現してみた。
ちなみに、コード進行はBメジャーコード(B-シ、D#-レ#、F#-ファ#)とAメジャージョード(A-ラ、C#-ド#、E-ミ#)を繰り返しているだけなのですが、Aメロはこの構成音だけでメロディーを作っています。
ただ、こうやってせわしなく動いていたり慌てたりするとだいたいミスすると思ったので、『Aメロの最後で構成音から外れた音(D-レ)』を使ってみました。
Bメロに当たる部分は本当は現状を憂う感じを出したかったのですが、コードに展開がない縛りがあったので、『パターンは違うけれど同じメロディーを引き続き鳴らす』ことで、『変わらない現状』みたいなものを表現したつもりです。
悪くはないかなーとは思いましたが、でも、ちょっとココはイマイチだったかな。
とりあえず今回はメロディーだけを意識したので、他の楽器との親和性みたいなものはほぼ出せなかった。
やっぱりコードやリズムや楽器など全体を通してシンクロしないと意図した良い曲にはならないですね。
そんな事を感じました。
反省と課題
メロディーの作り方についていろいろまとめておこうと思うのですが、ちょっと長くなりそうなので、別途記事にします。

今回初めて意図してメロディーを作る作業をしてみましたが、すごく楽しかった。
感覚だけでメロディーを作っていた時は生みの苦しみみたいなのがあったけれど、今回は「こういう気持ちを表現するならどんなメロディーがいいかな?」と考えながら作れたので、問題やクイズを解いてるような感じで曲作りが出来ました。
他のジャンルでもそうなのですが、私は自分で自分のことを本当にセンスがないと感じることが多い。
だから、感覚よりも論理的に考えた方が良い答えが出せるタイプだと思っています。
それは作曲でも同じだったかなと。
メロディーが降りてくるみたいなタイプにはなれないんだなと確信しましたが、その代わりに学ぶ楽しみがあるとも分かったので、一歩ずつ成長していければと思います。
次回は「コード進行」について勉強しようかなと。
代理コードとかテンションコードとかよくわかってないから、その辺りの知識を増やしていければと。
今回は伴奏をベタ打ちにしていたので、ついでにピアノやギター、ベースなどのバッキングにもこだわれればと思います。
次回のリファレンス曲はバラード系の曲調にでもしますか。
ランダムで選曲した結果、次回は『君と僕の季節』を参考に曲作りをしていくことになりました。
来週も引き続き頑張って練習しましょう。
『ケツメイシ工場/ケツメイシ』の歌詞の意味を考えよう
この歌詞は発想が面白いですよね。
『ケツメイシ×曲作り』みたいなものをテーマに、どんな雰囲気、どんな想いで曲を作っているのかを面白く、でも真剣に伝えてくれていると思います。
この曲を作ったぐらいの時期は、山籠もりして楽曲制作をしていたと記憶しているのですが、それが冒頭の語りやこの曲が生まれたきっかけだったりするのかなと想像すると、楽しそうであり、苦しそうでもある様子が伺えます。
フレーズに注目するなら『河野部長が種まいて~』とメンバーの名前が出てくるところは印象的かなと。
例えばですが、DJ KOHNOさんがきっかけを作って、Ryojiさんが生み出して、大蔵さんが広げて、Ryoさんが整えて…みたいな感じで全員で曲を仕上げていく感じが伝わりますね。
まぁ田中だけパートなので、もしかしたら足を引っ張ってるのかもしれませんが( *´艸`)笑
曲作りは大変だと思うけれど、それでも楽しみながら曲を作って届けてくれるのが伝わるので、聴いていて楽しい気持ちにさせてくれる面白い歌詞だと思います。
ちなみに、この曲は『ドキッ!! オヤジだらけの歌合戦 目指せ金メダル2008 ポロリもあるよ!?』のライブコントのテーマになった曲でしたね。
あの時からライブでコントをやるようになって、今ではライブの軸にもなってるわけですから、この曲の存在は意外と大きいのかもしれませんね。
曲の印象について書いてみよう
調べた限りですが、コード進行も2つのコードを繰り返してるだけでほとんど変化がない曲なので、飽きてきそうな気もするけれど楽しい雰囲気がずっと続いています。
工場を想起させるドリルの音など、音楽では聴きなじみのない音がするのも飽きさせない要因かもしれないですね。
あと、ノリが良い感じが印象的ですが、これはテンポ感とか裏のリズムが関係しているような気がします。
シンプルだけど聴き飽きないトラックが作れたら無敵だなという気もするので、いずれはそんなところを意識しながら曲作りをしてみたいものですね。
今回の作曲の方向性を決めよう
・意図してメロディーを作れるようになる
今回はメロディー作りについて、学ぶ1週間にしようと思います。
感覚だけで作っていたらいずれ枯渇する気がする。
もともといろんな音楽に触れてきたタイプではないから、足りない分は知識で埋めないとアイディアは生まれてこないでしょう。
なので、今週はいろいろインプットすることと、一度で学びきれないと思うのでとりあえずの情報集めに注力しようかなと。
ここまで3曲作ってきて強く感じるのが「どんな音を選ぶ(作る)か?って重要だな」とも感じたので音作りについても触れたいけれど、ゆっくりじっくり前に進んでいきたいので、今回はメロディー作りだけを考えてみたいと思います。
キーは多分Bで、BPMは140くらい。
コードはB⇒A⇒B⇒Aの繰り返しなので、この制限の中でメロディーが作れるかに挑戦してみましょう。
使用楽器に関してはエレピ、エレキギター、ベース、ドラムくらいでいいかな。
シンプルなトラックに対してどうメロディーを乗せたらいいかを試行錯誤してみたいと思います。
5曲目『君と僕の季節/ケツメイシ』を参考に作曲練習~コード進行を学ぶ~
5曲目は『君と僕の季節』を参考に作曲練習しました。
今回はコード進行をそのまま使うだけでなく、自分なりに少しアレンジを加えてみたいと思います。
今回も前回のメロディー作りの時と同じように、意図してコードを付けることを意識してみましょう。
今回も便宜上実際に作った曲を先に触れて書いていきます。
その恋愛はどちらかと言えば純粋な感じ、お互いに想い合ってはいるけれど、踏ん切りがつかなくてお別れするみたいなイメージかな。
例えば、就職して遠くの海外に赴任することが決まっていて、このまま一緒に居たいけれど「ついてきて欲しい」という覚悟までは持てなかった男性目線の曲みたいなのをリファレンス曲からイメージしてみました。
曲を聴き終わった時に「この恋愛は上手くいかなかったんだろうな」と思ってもらえたなら、ひとまずは成功と言えそう。
さて、今回のテーマにしたコードですが、『君と僕の季節』はだいたい【EM7⇒D#m7⇒C#m7⇒⇒G#m7⇒F#】のワンループ。
このコード進行自体がエモい感じがあるし、それが主人公の男性の気持ちを表現していると思ったので、基本的にはこのコードを踏襲しようかなと。
いじったのはAメロの前半と2回目のサビの部分。
Aメロの前半8小節はちょっとだけ気持ちが沈んでいく感じが欲しかったので、【Emaj7・Emin7・Ebmin6】で徐々に下がっていくコードを使ってみた。
後半8小節とサビは元に戻して、2回目のサビ後半でまた徐々に下がっていくコードに。
サビは気持ちがより強く出るので【Emaj7・Emin7・Ebmin7・E♭min6】とAメロよりもさらに長く下降させてみた。
ちょっとメロディーとハマってないところもあるけれど、それも含めて上手くいかない感じが出ればと思いました。
メロディーについて
まず音域は仮で私が歌い手だとして無理なく歌える音域と考えられる『C3~F#4(mid1C~mid2F#)』の間を想定。
ところどころ音を外して、上手くいかない感じを出してみたけれど、歌う事を考えるとコレはあんまり良くないのかもしれないね。
サビの出だしは下がって上がって、でも最初に下がった音よりも1つ下の音を鳴らすことでネガティブな感じに。
それを受けて少し間を空けた後、同じモチーフから跳躍させて、気持ちが溢れてる感じを出すためにココで最高音のF#4を鳴らしてみた。
もう一度最高音に達するけれど、上手くいかない感じを出したかったから、そこから降りていって、最終的にはサビ始まりよりも低い音域で終わらせてみた。
アレンジについて
アレンジも意図してやりたかったけれど、時間とアイディア不足でちょっと感覚(適当)でやってしまったところがあるかな。
アウトロで上手くいかなかった雰囲気を出したかったので、フェードアウトにして終わりが近づくにつれて楽器が減っていくようにしてみました。
最後のベースの音はトニックで終わらせないで中途半端にすることで、引きずってる感が出ればと。
最初から最後までハイハットはほぼ鳴らしっぱなしにしているけれど、ハイハットの音が『残された時間を刻んでいる感じ』がしたので、その感覚を活かしてみた。
他のジャンルもそうだけど、バラード曲は特に『音選び』が重要だなと思ったかな。
今回『鐘の音』みたいなヤツ(【GM099 EX3-Crystal】)を鳴らしているけれど、あの音はいいなと感じたので、今後活かせる機会があったら使ってみたいと思います。
反省と課題
今まで作った曲の中では一番いろいろ試せたと思うし、「もっとやれるはず…」という気持ちもあるかな。
コードに関しては感覚で何となく形にはなるけれど、目指すところは『意図して音楽を作ること』だから、満足は出来ない仕上がりなのが正直なところですか。
アレンジも微妙だし、今回は今まで以上に課題がたくさん出た気がする。
ただ、ありがたいのはコードは理論で考えることが出来るところ。
小さいころから楽器を習っていなければ、いろんな音楽に触れてきたわけじゃないから、自分のセンスでは限界を感じちゃう。
でも、「理論があるなら勉強すればある程度のレベルまでは行けるんじゃないか?」という気持ちがどこか出てくる。
その可能性を信じて、もっといろいろ学びたいと思えたかな。
とにかくいろんなことを知らなすぎるから、隙を見てインプットする作業をこれからしていきたいところですね。
次回は『ミキシング』のお勉強をしましょう。
ずっと音がしょぼい感じがしてたから、コレを少しでも改善していきたいですね。
次回のリファレンス曲はどうしましょう。
『明るくて楽しい感じの曲』を条件にランダムで選びますか。
~選択中~
ということで『お二人Summer』に決定いたしました。
次回で一旦区切りを入れる予定。
6月のスケジュールがちょっと分からないけれど、一応『中間テスト』みたいな感じで一度縛りなしで自由に作曲してみたいなと。
疑問とか課題を洗い出したいですね。
その後は『○○っぽい曲の作り方』みたいなものをイメージして、ケツメイシの曲を参考に作曲練習したいなとぼんやり考えています。
ひとまずは来週の課題も楽しみながら勉強していきましょう。
『君と僕の季節/ケツメイシ』の歌詞の意味を考えよう
この歌詞は受け取り方が難しいですね。。。
『君』と『僕』の立場がどういう立ち位置(関係)なのかがはっきり分かるポイントがない。
バラード曲だし、恋愛がテーマになっているとは思いますが、一言で『○○の曲』と断言しにくいかなと。
ただ、それがこの曲の狙いの1つのような気もしてます。
子供のようなはっきりと分かりやすいものではなく、大人になると生まれる曖昧さを上手く表現している歌詞。
一言で言い表せない感情や感覚そのものを曲にした感じ、曖昧なものを曖昧なまま届けた歌なのかなと。
抽象的なものを抽象的なまま表現するのは凄く難しいし、受け手によって落とし込み方が違うから、人それぞれで出す答えも違うのかなと思います。
それを前提とした上で、私なりの解釈はしておきましょう。
パッとは『不倫』とか『浮気』とかの恋愛なのかなとは思ったりもするんだけれど、それが答えだとどこか違和感を感じるというか、どうもスッキリしないかなぁ。。。
何と言うか、もし『不倫』とか『浮気』とかをテーマにしてるなら、この曲は少し若いというか、純粋というか、そんな気がする。
経験値不足過ぎて想像しか出来ないけれど(笑)、仮に不倫とか浮気をしててさ、季節が廻る度に素直になれるものかね?
多少の罪悪感とか後ろめたさはあるだろうから、素直さよりも、やましい気持ちにはなると思う。
そうすると、その時の感情って『素直』じゃなくて『正直』とか『正しくありたい』とかが近いんじゃないかなって。
まぁ意味が近しい言葉だし、歌詞にはめるなら『素直にする』の方がハマるんだけど、この辺がどうもしっくりこないんだよね。
もちろん、不倫しようが浮気しようが気にしない人も世の中にはいるだろうけど(笑)、少なくともこの歌詞と曲の雰囲気から感じる人物像はそういう人間ではないのかなぁって。。。
私は、この歌詞に出てくる『君』は凄く素直な子なんだと思う…そう思いたい。笑
喜怒哀楽の表情が豊かだし、それが『僕』に気づかれてるし。
この歌詞の登場人物は、素直な『君』とそうでない『僕』との対比関係にあると感じます。
んで、あまりにも自分と違う人間、真逆に近い相手と出会った時、その人の事を大切に思うと「邪魔したくない」みたいな気持ち出てきません?
例えば、ヤンキーがお嬢様を好きになる物語とかイメージしやすいかな。
誰でも分け隔てなく接してくれるお嬢様がいて、ヤンキーはそのお嬢様を好きになっちゃったけれど、身分も周りからの視線も全然違うから「俺があの子と関わると迷惑をかけちゃうから…」みたいな(・ω・)
『君と僕の季節』もそんな感じの曲なんじゃないかなって思うのよ。
つまり、
—-
『僕』は『君』の事を好きになってしまった。
でも、『君』のことを知っていくたびに『僕』は『君』と関わらない方がいいと思った。
だから、素直に好きとは言えない。
—–
みたいな感じなんじゃないかなと。
「『僕』が何で素直になれないのか?」の理由は私には読み解けなかったので、一言でこういう曲と示すのはちょっと難しいかな。
全ての事象に答えを出さなくてもいいと思うし、時期とか立場によって答えが変わってもいいと思う。
昔からこの曲が好きというか、なんか気になってたけれど、それは答えがはっきりしてないところが理由だったのかなー。
今回じっくりその理由を考えられて非常に楽しかったですね。
ちなみに、私の予想では『君』も『僕』もお互い好きではあると思うけれど、『一線は超えてない』『付き合ってはない』と思っています。
だから、仮に『僕』にパートナーがいたとしても不倫とか浮気とは言い切れない部分もあると感じたのかなー?うーん、どうなのかなー?(;゚э゚)
えーと…この辺りの議論はこの曲同様、曖昧さを残させてください。笑
曲の印象について書いてみよう
バラード曲で鳴るピアノはやっぱり良いですよね。
同様にエレキギターの感じ、泣いてるって表現したらいいんでしょうか?あの感じも素敵です。
使ってる楽器は多くない気がするし、アレンジも比較的シンプルだと思うのですが、それでもこれだけ良い曲になる訳ですから、作り手のセンスをまざまざと感じさせられますね。
キーについて調べてみたのですがちょっと分からなかったです。
んで、私の耳を頼りに「あーでもないこーでもない」としたり、いろいろ調べてみて、おそらく『Bメジャー』か『G#マイナー』、あるいは『D♭メジャー』か『B♭マイナー』だろうってとこまでたどり着けた。
その上で曲の印象から推測するとメジャーキーで、音程を考えるとBが多い。
だから、多分この曲は『Bメジャー(ロ長調)』なんじゃいかな?と。
ただ実際は分かんない。誰か音楽に詳しい人がいたら教えて欲しい…(;O;)
でも答えは分からないからこのまま進めましょう。
BPMはおそらく『98』だと思う。
『キー:Bメジャー、BPM:98』に設定して今回は作曲していこうと思います。
あと、軽くコード進行を確認したのですが、テンションコードが多かったです。
この辺りはおそらく曲の雰囲気に影響していると思うので、その辺りを分析しながら作曲練習していきたいですね。
今回の作曲の方向性を決めよう
・バラード曲の作り方のポイントを学ぶ
・コード進行の考え方を学ぶ
・コードアレンジの上達
以前に作った簡易的な曲を含めて10~20曲前後作ったことがあるのですが、バラード曲は今まで作ったことはありませんでした。
なので「バラード曲はどうしてバラード曲になるのか?」という所からしっかり勉強していきたいと思います。
初めてのバラード曲作りなので、どんな仕上がりになるか不安です。。。
おそらくバラード曲に適したメロディーもあるだろうから、その辺りのヒントも見つけたいですね。
今回の一番のテーマは『コード進行の考え方を学ぶ』ことなので、この辺りを重点的に勉強していきましょう。
テンションコードとか代理コードとか、名前は聞いたことあるけど何なのかが良く分かってないので、理解できるか分からないけれど、とりあえず今の時点で触れておきましょう。
それと、前回はほぼノータッチだったトラック作りの方にも今回は力を入れたいですね。
メロディーが無くてもトラックだけで聴けるような曲に仕上がったら理想的だなー。
次回はずっとやりたかった『音作り』についてやるとして、その後に一度『中間試験』でも設けようかなと。
今までやったことの復習と学んだことを活かしながら作曲してみましょう。
6曲目『お二人Summer/ケツメイシ』を参考に作曲練習~ミキシングを学ぶ~
6曲目は『お二人Summer』を参考に作曲練習しました。
今回はミキシンングや音作りなどをお勉強。
ずっと「なんか音がショボいなー」と感じていたので、その辺りを改善する方法を見つけられればと思います。
今回も便宜上実際に作った曲を先に触れて書いていきます。
「どのメロディーも始まりはコード音にして安心感を出して、遊び心を出すために、同じリズムだけど、違う音程にしてみる」
「背伸びした感じを出すために、構成音とは違う音を入れてみる」
「サビが8小節×2だから、前半と後半で違う雰囲気を出したい」
「前半は楽しい雰囲気を出したいから跳ねたリズムにして、後半はちょっと大人っぽくするけれど、最終的には楽しさが溢れ勝っちゃう感じで」
「Aメロは昔を懐かしんでいる感じ」
などなどいろいろ考えてはいたけれど、ちょっと意図を上手く表現できなかったですね。
というよりは、あまり深く意図を持って制作しなかったってところもあるかな。
自分の中であまりワクワク感がないまま、1週間経って仕上げちゃったのが少し悔やまれるかと。
ワクワク感がなかったのはおそらく「ミキシングとか音作りとかは結局よく分からなかった」からというのもあると思う。
作曲に関してはもちろんだけど、シンプルに『音』に関しての知識が必要だとも感じたかな。
反省と課題
反省に関しては今回は特にないかな。
反省するほどしっかり取り組めなかったのが原因だと思う。
それは燃料がなくなったからで、その燃料を補給すれば、またワクワクしながら作曲出来ると思うから今回はコレでいいでしょう。
という訳で、ココで週1での作曲練習は一度中断。
今月は上手く時間が取れなさそうなのが一番の理由ですが、ずっとアウトプットをしてきたのでいろいろ枯渇してきました。
無理すれば出来ないこともないけれど、ココは割り切って6月中は『知識のインプット』と『テンプレ作り』に励もうと思います。
次に作曲練習する時は一段レベルが上がった状態でいられるように準備しておきましょう。
では、しばしのお別れとなりますが、忘れないでいただければ幸いですm(_ _)m
『お二人Summer/ケツメイシ』の歌詞の意味を考えよう
『お二人Summer』に関しては過去に歌詞分析をしたことがあるので、詳しくはそちらをご覧いただければと思います。

深読みせずにこの曲を受け取るなら「彼女と過ごす夏を楽しく過ごしてる」様子を歌った曲だと思います。
歌詞については別記事を参照していただいて、曲の印象や分析をしていきましょう。
曲の印象について書いてみよう
コード進行を調べてみたら、結構複雑なコード進行でした。
今まで練習してきたケツメイシの曲はだいたい4つか5つのコードしか使ってなかったですが、この曲は7thもオンコードもsus4もふんだんに使っているのが印象的ですね。
どういう意図でこういったコード進行にしたのか?までは、私の知識不足で手掛かりすら見つけられないですが、この曲はやっぱりちょっと何かを意図しているような気はします。
夏曲なので夏っぽさを感じますが、その役割を果たしているのは何でしょうかね???
シャカシャカ、ポコポコと音がするので、そういった楽器が夏っぽさを感じる理由なのかなと。
けれども、同時にストリングスの音がなっていたりして、その辺りから少し大人な雰囲気を感じられますね。
歌詞にも【あの頃よりは少しだけ大人になった二人の夏】とありますし、夏で目の前には海が広がっているけれど、ハメを外し過ぎない大人な雰囲気が出てる夏曲と言ったところでしょうか。
キーはおそらく『E』でBPMは『120』。
Eメジャーは「明るい」けれど、ただ明るい感じの雰囲気ではなく、繊細さや美しさみたいなイメージがあるのが特徴的ですか。
この曲に相応しい調ですね。
E・F♯・G♯・A・B・C♯・D♯
今回の作曲の方向性を決めよう
・ミキシングのやり方を学ぶ
・音作りや楽器の特性などを知る
・楽しい雰囲気の曲を作る
今回は『音作り』みたいなものをメインに学ぶ予定なので、似たような曲になってもいいかなと思っています。
コード進行が少し複雑で詳しく分析してみたい気もしますが、とりあえず何も考えず同じにして、メロディーを作ってみましょう。
作っていくうちに試したいことが見つかったら採用して曲を作っていければいいかな。
今回はココで一度区切りをつける予定だから、今回まではよくわからなくてもとにかくいろんなものに触れる時間にしていきましょう。
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