1曲目は『ほら行こう』をリファレンス曲にして作曲練習をしました。
先に実際に作った曲の感想と反省をして、それから「どうしてこういう曲にしようと思ったのか?」を書いていきます。
順番を前後させているので、文章が若干変だけど気にしないでください。
課題がたくさん見つかった練習結果になったなー。

作曲した感想
まずは作った曲を聴いてみましょうか。
ちょっと素直過ぎる曲になっちゃったかなー。
もし子供が作った曲だとしたら、この素直さは評価してもらえるけれど、大人が作った訳だから少し恥ずかしさはあるね。
それでも、初心者が作ったと考えるなら、伸びしろがあると思って次に活かしていきましょう。
まだ言い訳が出来る段階だから言い訳させていただくくと(笑)、『どんな風に曲を作っていけばいいのか?』を確認しながら今回は作ってみました。
「メロディーの作り方がわからない…」
「アレンジってどうやってやるんだ?」
「そもそもCubaseの使い方を理解してない」
などいちいち立ち止まって、調べて、作って、やり直して…と
いった感じで作ってきたわけですね。
一度途中で「やっぱやめようかなぁ…」と嫌になったりもしましたが、
『ほら行こう』を聴きながら作曲練習したこともあってとりあえず最低限の形になるまでは続けることが出来ました。
『立ち上がらないと見えない景色』があるそうなので、
しらばらくは練習を続けていきたいと思います。
課題と反省
悩みながら進めたかいもあって、反省点や課題がたくさん見つかりました。
ざっくり箇条書きするとこんなところですか。
【反省点と課題】
・メロディーがダサい
・ドラムやベースもダサい
・作業スピードが遅い など他多数…
まず感じるのはメロディーがなんかダサいところ。
なんて表現したらいいか分からないけど、のっぺりした感じがするんだよね。
ドラムやベースもダサいし、なんか『引き出しがない』のを自分でも感じる。
この辺りは知識をインプットする必要があるね。
ただ、早急に改善するのは『作業スピードが遅い』ところかな。
スピードが遅いから今回はミックスやマスタリングまで手が回らなかったし、
ベースとかのアレンジも途中で打ち切りにしちゃった。
仕事でも勉強でもスポーツでもそうだけど、基礎がないと効率が悪い。
それは作曲でも同じだと今回感じたなー。
キーボードだけでショートカットを使いながら作業したりする能力が必要だし、あと楽器も弾けた方がいい。
ピアノの練習をして自由に弾ければアイディアも増えてくると思う。
これからはしばらく作業効率を上げるところを意識しようかな。
音楽センスはそれから磨いていきましょう。
【良かった点】
・裏メロは良い感じだと思ってる
・一応やり遂げることは出来た
反省ばかりだと寂しいから、良かったところも書いておきましょう。
個人的には裏メロは少し気にっています。
もう少し短いフレーズの方が良いなと思ったけど、このメロディーが出来たとき気持ち良かったからそのままにしてみた。
あとそれっぽい形になったのも良かった。
始めてみたけど途中でやめる事なんて何度も経験してきてるからね。笑
その中で一応でもやり遂げられたのは評価していいでしょう。
やっぱり1週間っていう制限を設けたのが良かったかな。
時間が限られてるから人は動けることを改めて感じたね。
感想と反省はこの辺にして、『ほら行こう』をリファレンス曲にしてどんなことを考えながら作曲を進めていったのかを書いていきましょう。
『ほら行こう/ケツメイシ』の歌詞の意味を考えよう
最初に取り組んだのは『歌詞の意味』を考えること。
この曲は一言で言えば『挫折した人への応援歌』って感じですか。
「挑戦したけれど上手くいかなかったんだね。だけど、もう一度頑張ってみようよ」と優しく、でも力強く声をかけてもらってる気分になる曲だと思います。
だから、無垢な人や子供よりは、ある程度経験を重ねた人に響く曲という感じでしょうか?
そう感じる理由を軽く考えてみましょう。
この曲は『まだやったことがない』ではなく『一度やってみたけど…』みたいな人を対象にしていると私は思っていますが、そう思うのは冒頭のフレーズの部分から。
【まだ寝たふりをしてるの君は? 歩き続けた事もないのに】
ポイントは“歩いた”事もないじゃなくて“歩き続けた”事もないところ。
主人公は何かをやってみたことをはある。でも、途中でやめてしまった。
ここから「挑戦したことはあるよ」ということは読み解けますね。
そして、その何かを「本当はまだやりたい」と思っている。
なぜなら“寝たふり”をしているから。
「自分の気持ちには気づいているし、わかってる。でも一歩が踏み出せない…」
というのが冒頭のワンフレーズだけで分かりますね。
たった1行でこうも簡単に方向性を示せてしまうんだなぁ。
歌詞のレベルの高さを感じますね(´-ω-`)
そして、伝えてくれる言葉には『強さ』と『優しさ』を感じられる訳で…
と、もっと歌詞分析したい気分ですが、目的が変わってしまうのでココでやめましょう。
続いて曲について考えてみます。
曲の印象について書いてみよう
音楽については知識が乏しいから、とりあえず気づいたことや疑問などから考えてみましょう。
一番気になったのは「どうしてこのテンポなんだろう?」ってところ。
ケツメイシの曲はアップテンポな曲が多いイメージだけど、この曲は調べた限りBPMが「92」。
ちょっと遅めな感じだけど、遅すぎないくらい?
これは「一歩先を歩いている」「先導してくれてる」感じを表現してるのかなーと思いました。
歌詞からは寄りそってくれてるだけじゃなくて、引っ張ってくれる感じが読み解ける。タイトルも『ほら行こう』だし。
だから、このテンポ感なのかなーって。
あとは…分からん。ぼんやりいい曲だなーとしか今は言語化できない。
まぁフィーリングで作曲していきましょう。
何となくこの曲を一発目に引いたのは運命的な感じもしますね。
途中でやめちゃった曲作りを始めるのにぴったりな気がする。
まぁ仮に一発目に『夏とビールとロックンロール』が選ばれたとしても「一曲目にふさわしいアップテンポな曲だ!」って書いてたと思うけど。笑
作曲の方向性を決めよう
分析を基に「どんな感じの曲にしたいか?」を決めていきましょう。
【作りたい曲の方向性】
・挫折を経験した人がもう一度「やってみよう」と思える
・「力強さ」と「優しさ」が同居する
・部屋にいる時に一人で聴きたい
こんなところを感じられる曲にしたいかな。
キーのイメージで近いモノを探してみると、Fメジャーがいいかなー。
Aマイナーと迷ったけれど、Aマイナーだとちょっとシンプル過ぎるかなと思ったから、Fメジャーに決めましょう。
使われている楽器の確認
次は使われている楽器を探してみましょう。これは分かる範囲でOK。
アコギ、ベース、シンセ 、ドラム、クラップ、ストリングス、タンバリン、コーラス、上ハモリ。
こんな感じ?ちょっとわかんないや。笑
これらの楽器が聴こえたということで使ってみましょう。
実際のスケジュール
スケジュールをざっくり決めてましたが、実際はスケジュールには進まなかった。
原因は一つ一つ確認しながら進めていったからかな。
【実際のスケジュール】
【月曜日】
曲分析、方向性決め、キー選び。
【火曜日】
『曲の構成』『BPM』『コード進行』の打ち込み。楽器(音色)選び。
【水曜日】
リズム決め、メロディー(サビ)
【木曜日】
メロディー(サビ)、アレンジ(サビ)
【金曜日】
メロディー・アレンジ(サビ・サビ以外)
【土曜日】
アレンジ(サビ以外)
【日曜日】
アレンジ(全体)、完成と反省
ざっくりこんな感じ。
メロディーがしっくりこなかったのと、アレンジをどうやってやっていけばいいのかが分からなかったから、思ったよりも時間がかかったねー。
ただ、作曲手順を改めて確認出来たから、次はもう少し上手く作曲出来るんじゃないかなと。
まだ途中だけど、何となくはまとまってきたから現時点での作曲手順のまとめを記録しておきましょう。

記事にまとめるのもだんだんスタイルを見つけていければといった感じかな。
とにかく見切り発車、出たとこ勝負で進めていきたいので、どんどん次に進みましょう。
シャッフルで選ばれた次の曲は『青空』でした。
来週も楽しみながら頑張りましょう。
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