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本が読めないけど漫画は読める。一番の原因はイメージが湧かないから?

本を読む猫のイラスト画像 読書

「漫画は読めるんだけど本は読めないんだよねー」という人は珍しくないですよね。

主に考えられている原因としては『買って満足しちゃう』『時間が取れない』『読む環境が整わない』『漢字や言葉が難しい』とかでしょうか。

けれども、どれもちょっと違って『何となく読めない』ってことありません?

私も言語化できない「何だか読めない…」という感覚になる本があるのですが、それは『イメージが湧かない』のが原因のような気がします。

漫画はイラストで状況説明してくれるけれど、小説などは文字だけしか情報がありません。

なので、文字だけで情景などがイメージ出来れば『何となく読めない』ということはあまりないでしょう。

『いかに文字だけで書かれている状況をイメージ出来るか?』が本が読める・読めないの分岐点になりそうですね。

本が読めないけど漫画は読めるなら読書は出来るはず

本は読めない。でも漫画は読める。

どちらも書籍で『読む』という行為は同じだから、本来なら本だろうが漫画だろうが読書は出来るはず。

なのに本が読めないということは、本と漫画の表現の違いが原因の一つと考えられるでしょう。

本は文字だけで情報を伝える。一方で漫画は文字とイラストで情報を伝える。

つまり、両者はイラストの有無が大きな違いと考えられるでしょう。

じゃあ「イラストの役割ってなんだろう?」という事を考えてみますか。

原因は具体的なイメージができないから?

イラストは視覚から直接情報を得られます。

目で見た方が具体的にイメージしやすいですよね。

けれども、文字の場合は一度頭の中で情報を変換する作業があるので、目で見た情報をそのままイメージすることはできません。

文字だけで情報を整理して、具体的なイメージを想像するためには言語感覚が必要になるでしょう。

例えば、「青」と「蒼」と「碧」と「藍」と聞いて具体的な色のイメージが湧くか?

言葉の意味などを知らないと文字だけでイメージするのは難しいし、イメージが湧かないと『分からない』状態になる。

人は『分からない』ことに不安や居心地の悪さを感じやすいから、嫌悪感が生まれて嫌になる。

『イメージできない⇒分からない⇒居心地が悪い⇒嫌悪感⇒本が読めない』

こんなことが言えるのかな。

イメージが出来ないと漫画でも読めないことはある

『イメージが湧く』って大事な感覚だと思います。

イメージできないと例え漫画でも読めないことがあるし、実際に私は経験したことがあります。

GetBackers -奪還屋-』って漫画ご存知ですか?

知らなければ後で調べていただければと。。。

私が高校生くらいの時に読んだのですが、終盤の方は私は全く理解できませんでした。

面白いし、10年くらい連載も続いた作品なので人気もあったと思いますが、「高校生には難しい内容だなー」と記憶していました。

そして、少し前に久々に読み返す機会があったのですが、やっぱり終盤の方は私の頭では理解できず、途中で挫折しました。

文字とイラストで読んでいるはずなのにイメージが湧かないんです。。。

解説などを読んで、なんとなーく分かったような分からないような感じにはなりましたが、例え漫画であってもイメージが湧かないと読めないことはあるのですね。

批判していると捉えられたら嫌なので弁解しておきますが、作品は凄く面白いです。

蛮はかっこいいし、銀ちゃんはかわいいし、キャラクターとかすごく魅力的ですよ^^

まだ理解できていないという事は、私の感覚に足りない部分があるという事も言えるので、また10年後くらいに読み返してどれだけ理解できるか試してみたいですね。

…10年後も理解できなかった時は邪眼にかけられていたという事にしておきましょう。

★読書や文章作成に関するまとめ

読書や文章作成に関するまとめ~AIに書いてもらいました~
このブログに書いてある読書や文章作成に関する記事をまとめました。

言葉だけでイメージ出来るようになれば本は読めるのでは?

『イメージが出来なければ漫画でも読めない』けれど、見方を変えれば『イメージが出来るようになれば本は読める』ということ。

文字を通じてイメージ出来るようになるためには、漢字や言葉の意味を知ることが大事になるでしょう。

たくさんの言葉を知っていれば『分からない』が減っていくので、本を読んでいる時の居心地の悪さや嫌悪感は生まれにくくなるはず。

私も中学生くらいまではあまり本が読めませんでした。

本を読むより『スラムダンク』『ワンピース』『ナルト』を繰り返し読んでた記憶しかないです。

けれども、高校生になってから少しずつ小説が読めるようになっていきました。

そのきっかけは『自分の興味のある本に出会った』からです。

好きなジャンルや好きな人の本は読みやすい

私が本を読むようにきっかけは野沢尚・著の『龍時』という小説。

『日本初の本格サッカー小説』と銘打たれ、サッカー好きの私は何となく興味を持って読んでみたのですが、これが凄く面白かった。

サッカーの知識があったので描写のイメージがしやすく、文字なのに頭の中で映像が浮かんでプレーしているような感覚で読めました。

『龍時』きっかけで「小説って面白いんだな」と思って、いろいろ読むようになり、今は小説以外でも、あまり知識のないジャンルの本でも読むこと自体に抵抗はありません。

もちろん、難解で読むのを諦める本は未だにたくさんありますが『本は面白いモノ』という認識にはなっています。

なので、本が読めないというのなら好きなジャンルや好きな人が書いた本を読んでみると、本に対する抵抗感はなくなるのではないでしょうか。

本に抵抗があるなら他の方法を探そう

どうしても活字が読めないというのなら、もう読書にこだわる必要もないでしょう。

今の時代は『読まなくても読める』という不思議な言葉が成り立ちますからね。

例えば、オーディオブック。

耳で読書するような感覚で本が読めるから、文字を読むのが苦手なら音読してもらってもいいですよね。

別に本を読む行為が目的ではなく、本の内容を知ることが目的ですし、『読めないなら読まない』のも一つの手段でしょう。

他にも映画化された作品なら、映画を観て理解する(面白かったら小説を読んでみる)でもいいし、YouTubeで先に作品の解説を聴いてみるとかもいいし。

もう手段はたくさんあるので、本が読めないならどうこうって時代ではないと思います。

『本を読むための工夫』をするのか、『本を読まなくても学ぶ工夫』をするのか自分にあったやり方を探せばいいのではないでしょうか。

本が読めない本当の原因は読むのが遅いから?

私は基本的には誰でも本は読めると考えてます。

それは本に触れずに読み書きが出来るようになることはないと思うから。

だから、本が読めないと感じているのは何かしらの『原因』があるからで、その『原因』がはっきりすれば抵抗感はなくなるはず。

原因は人それぞれなので「こうすれば良い!」と明言出来るものはありませんが、意外と原因はシンプルだったりするのかなと思います。

例えば『読むのが遅い』とか。

良いも悪いも物事は突き詰めたらシンプルだから、案外原因は単純なところにあるのかもしれませんよ。




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