走れメロスの読書感想文800字-世の中には結果が全てになる瞬間がある

走れメロスのイラスト画像 読書・本関連

太宰治の『走れメロス』の読書感想文を書きました。

小学生?中学生?くらいの時に学校の授業でも読んだことがありますし、今までに何度も読み返したことがあるくらい好きな作品です^^

夏休みの読書感想文の宿題をイメージして800字以内で書いていますが、短くまとめるのってやっぱり難しいね(・_・;)




『走れメロス』の読書感想文800字-世の中には結果が全てになる瞬間がある

【タイトル:世の中には結果が全てになる瞬間がある】

印象的な言葉がある。

「中途で倒れるのは、はじめから何もしないのと同じだ」

世の中には結果が全てになる瞬間があるのだ。

 

私は結果よりもプロセスを大事にしている。

なぜなら、プロセスには結果を目指すだけでは得られない付加価値があるからだ。

山に登る時、一目散に頂上を目指しただけの者には見つけられない、回り道をした者しか見つけられない花もある。

学生時代サッカー部だった私は、最後の試合に負けて競技人生を引退した。

望んだ結果は得られなかったが、それまで過ごしたチームメイトとの時間は今でも自分の財産になっている。

生きていて面白いと感じる瞬間は自分には想像も出来ないことが起こった時。

それは時に裏切りも含まれる。

自分の予想通りに物事が進んだらそこには想像が出来る範囲の楽しみしかない。

人は失ってから大切なモノに気づくと言うが、結果が出なかったからこそ、それまでの日々が充実していたことに私は気づけた。

結果が面白いのではなく、そこに至るまでのプロセスが大事なのだ。

だから私はプロセスを意識する。

 

ところが、『走れメロス』は私のその気持ちに待ったをかける。

この物語はプロセスが面白い。だから、読み応えもあるし、感情を起伏させてくれる。

けれども、なぜ面白いのかを考えると、それはメロスが結果を出したからに他ならないことに気づく。

例えメロスが日暮れまでに刑場に間に合わなくても、そこには別の物語があっただろう。

ただ、その物語にはこれほどまでの高揚感はなかったはずだ。

結果はプロセスと同等に追い求める必要があるのかもしれない。

時に人は結果を出さなければならない瞬間がある。

どれだけ頑張ったか、どれだけ努力したか、他人にはそんな事は関係ない。

 

『世の中結果が全て』という言葉は私は嫌いだ。

けれども、結果は事実で現実だ。

この先、自分の意思によって大切な人を犠牲にすることがあるのなら、その時は結果で応える人でありたい。

(792文字)

結果とプロセスの関係性を改めて考えよう

800字以内で感想文を書くのは難しいですね。

読み手に解釈を委ねないといけないから、私の表現力じゃ言葉足らずなところがあります。。。

まぁ実力と言えばそこまでですね(;´∀`)

さて、私は過去の読書感想文で「プロセスが大事」と書いたことがあり、今でも実際にそう思っています。

さるかに合戦のあらすじと読書感想文。一般的な教訓とは違う視点で考察
第8回は『さるかに合戦』の読書感想文を書きました。 今回は一般的に言われている教訓ではない視点から作文を書いてみました。 本編とは関係ありませんが、昔話って結構辛辣な内容のものが多いですよね。。。たまに怖くなります。笑 【第7...

けれども、結果ももちろん大事なんですよね。

どっちかとかそういう話じゃない事を、『走れメロス』を読んで改めて気づかされた気がします。

『結果』と『プロセス』を天秤にかけて、物事によって比重を変える感覚、要はバランス感覚を持つことが大事なのでしょうね。

 

柔軟性がないと正解がない答えに対して、うまく対応できないような気がします。

例を挙げるなら「私と仕事どっちが大事?」ってヤツですね(*´ω`)

「君を幸せにするために仕事を大事にしてるんだ」

って言ったら、うまくかわせたような気がしません?笑

「なんで私じゃないの!( `ー´)ノ」

って言う人は苦手ですm(_ _)m 笑

『走れメロス』は『チキンライス』だ!

走れメロスは過去に何度も読んだことがあるのですが、この物語は漫才みたいで私はすごく好きなのよ^^

フリがしっかりしてて、テンポ(リズム)が良くて、中盤から終盤にかけての疾走感は漫才で言うところの畳みかけ。

何よりオチでしっかり笑いを取るところは、感情のラストピースを回収した完璧な構成。

「ずっと何かを忘れている気がするけど何だろう?」と思った最後に、「そうだ!コイツ裸だったんだー!(´艸`*)」という。。。

フィロストラトスと出会う直前に確かに『風態なんかどうでもいい。メロスは、いまは、ほとんど全裸体であった。』と書かれていましたもんね。

でも、その文章すら気にならないくらい「メロス頑張れ!」と没入感のあるストーリーは圧巻です。

この物語にはメロスの人間性が凝縮されていて、描写を通じて作者である太宰の心の中を覗かせてもらっているような気がします。

太宰はこの物語をどんな気持ちで書いたんだろうなー。

まぁどんな気持ちで書いていようが、どう受け止めるかは受け手の自由かなとは。

だとすると、私の答えは…。

 

『走れメロス』は良くも悪くも教材としては素晴らしい作品だと思う。

正解なんてどうでもいい。

考えさせられてる時点で「読んでよかった」と感じさせてくれますね。

しかも、怒りや悲しみ、束の間の喜びなどいろんな感情が入り乱れたけれど、最後は笑いに変える。

『走れメロス』は、もはや『チキンライス』です(´▽`)

「松本人志 ロシアスパイ説」面白かったよね

『チキンライス』を聴くと子供の頃の記憶が蘇る(´ω`)

…でも、その記憶を上塗りしたのが「松本人志 ロシアスパイ説」ですよね。笑

ご存知ない方は以下の記事を参考にしてください。

一応記事を読まない人のために書いておきますが、当然デマですよ^^

話がかなりそれましたが、太宰治の作品の読書感想文は以前も書いたことがあります。

『人間失格』を読んだ時の感想文があるので、よろしければご覧ください(^^♪

【800字】人間失格の読書感想文-「世間とは君じゃないか」を考察
太宰治の『人間失格』の読書感想文を書きました。 読んだ事があるなしは置いといて、知らない人はいない作品でしょう。 太宰治の捨て身の問題作とも言われたりしますが、今の自分が『人間失格』を読んでみてどう感じるか?それを確かめたいと思...




コメント

タイトルとURLをコピーしました