「中学校には行きません」で考える子供の権利と大人(親)の義務の折り合い

「中学校には行きません」と宣言をして学校に行かない子が話題になりましたね。

私は『よそはよそ、うちはうち』精神なので、あの子が学校に行く行かないは置いといて、『子供が学校に行かないことがなぜこんなに話題になるのか?』については関心があります。

子どもの権利(主張)と大人(親)の義務の折り合いはどこで付けるのがいいのでしょうかね。




「中学校には行きません」が話題になった理由

「中学校には行きません」という発言が話題になりましたが、まずはなぜこの発言がこんなに話題になったのか?その理由を考えてみましょう。

いろんな意見があったのですが、賛否両論の意見をざっくり分けるなら「子供の意見を尊重してあげるべきだ」という賛成意見と「親には子供を学校に通わす義務がある」という反対意見とに分かれるのかなと。

客観的に見ればどちらの言い分も分かるかなーという気はします。

 

さて、この発言がこれほどまでに話題になったのは『新しい選択肢(価値観)が出てきた』からなのかなと感じました。

今までは『親が学校に行かせない』という問題はありました。

上手く説明はできませんが、これは絶対に良くないことだという事はわかります。

また『子供が学校に行けない』という事もあると思います。

例えば、いじめが原因で学校に行きたくないであったり、あるいは、スポーツや芸能活動などの関係でなかなか学校に通えなかったなど。

こちらに関しては、ケースバイケースな気はするので、それぞれに適した解決策をそれぞれが見つける必要があるのかなという気はします。

 

そして、今回は『子供が自分の意思で学校に行かない』という選択肢。

親が学校に行かせない訳ではなく、いじめなどで学校に行けない訳でもない。

子供が自分の意思で学校に行かないと決めて、その意思を親が尊重した。

ただ、教育の義務があって、それがあるから「義務だから学校に行くべきだ」とか「自宅でも教育はできる」とかでわちゃわちゃしてる印象。

見る角度によって正義は違うので、どちらの意見が正解か不正解かには興味がないのですが、『子供の権利・主張』と『親の義務・責任』の折り合いはどこで付くのか?には非常に興味があります。

という事で考えてみましょうか^^

子供の権利と大人(親)の義務の折り合いをつける

子供と大人の境目がどこなのかについてまずは考えてみたのですが、どこまでが子供でどこからか大人かは正直難しいし、永遠にはっきりしないことでしょう。

一応基準としては20歳で成人ですが、選挙権は18歳だし、女性が結婚できるのは16歳。

実年齢なのか、精神年齢なのかによって基準なんて正解は違ってくるし、仮に精神年齢で言ったら、私は5歳児とあまり変わらないので子供と言えるかもしれません。

なので、子供と大人の境目をはっきりさせることはできないかなと。

 

ただ、『子供の権利・主張』と『親の義務・責任』の折り合いはどこで付くのか?に関しては何となく答えがあるような気が私はしています。

私はその基準を『中学校卒業』かなと思っています。

もし「高校には行きません」と発言したらどうなった?

もし「中学校には行きません」という発言ではなく「高校には行きません」と発言したのなら、世の中はどういう反応になるのか?

アンケートを取る気もないので私の感覚で話しますが、おそらく「ご自由にどうぞ」みたいな感じになるんじゃないかなと思います。

それは、中学を卒業したら働くことが出来るし、自分の進む道が決まっているのなら高校に通わなくても立派に生きていけるという事を知っているから。

だから「高校には行きません」発言には誰も反応しないはず。

という事は、現状は中学卒業前くらいから一般的には『大人になり始める時期』と言えるのかなと。

そうすると、中学生の間は子供の権利や主張を100%尊重するのは早いのかもしれません。

 

逆に、高校生になったら親が子供の主張をすべて否定するのは良くないことと言えそうです。

子供の主張を親がちゃんと受け入れていく必要もあるかなと。

親や大人の言う通りに生きても、その先に必ず幸せが待っているとは限りませんからね。

時代は変わるものだし、あの頃良かったものが今はダメ、その逆もまた然り。

特に今はものすごいスピードで時代が進んでいますから、あっという間に常識が変わることもあるでしょう。

そうすると、子供ならではの柔軟な発想を尊重したほうが、将来は楽しくなりそうかな。

 

このタイミングでスパッと切り替えるというよりは、グラデーションのように徐々に『子供の権利・主張』を認めていく、そして、それが『親の義務・責任』になると考える。

その目安が『中学校卒業』で、子供の成長の速度をみて早くしたり遅くしたりすれば折り合いがつきそうですか?

まとめ

その時々、環境や状況で答えなんて変わるんだから、私は「中学校には行きません」発言が正解か不正解かには興味がないんですね。

でも、それで終わらすと決断力できない人間になってしまいますから、自分なりの答えは持っている必要はあるでしょう。

んで、自分だったらどう答えを考えみた。

その結果、『子供の権利・主張』と『親の義務・責任』の折り合いが付くのは『中学卒業が目安』となった感じでしょうか。

 

いずれにせよ、どっちかに偏った意見は面白味には欠けるのかな?

はっきりするから偏った意見の方が分かりやすいし、時代の流れとしてはウケがいいと思うけど、でも、やっぱり白と黒の間の色を探す方が楽しいよね^^

なんかどこかで似たような文章書いたな…。『火花』の読書感想文のヤツだ!

改めて『火花』って面白い小説だなってなりますね(゚∀゚)